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本場カリフォルニアのリアルなサーファーズハウスが見たい! vol.5|ベンチュラ・オーハイ

本場カリフォルニアのリアルなサーファーズハウスは、サーファー独自の感性に満たされた個性的なものばかり。しかしそこに共通するのは、“豊かに暮らす遊び心”。そんな夢の城を、私達は敬愛を込めて“Surf Shack(サーフ小屋)”と呼ぶ。

NALU本誌の人気連載vol.5は、ライダー、モデルをこなしながら育児に勤しむ女性サーファー達のカリスマ、テイラー・アミコ。選んだサーフシャックはベンチュラサーファーズポイントから15分内陸に入った、個性的なアーティストが集まるパワースポットとしても知られるオーハイにある。空に近く愛と緑に溢れる山間の町の入り口だ。
◎出典: NALU(ナルー) no.117_2020年7月号

サーフィンを通じて培った女性としての誇りを胸に、不可能がない事を波乗りで表現するテイラー

ローカルの腕利きサーファー達を横目に、ブロンドのガールズサーファーがノーズライドで奥から悠々と波に乗ってくる。荒れる海の中でもいつも笑顔のテイラー、体の何倍もの大きい波に颯爽と乗ってくるその様はまるでサーフマーメイドのよう。
海から上がれば自宅でのリモートワークと、1歳になった最愛の息子バイロンとの生活が待っている。大変だと思われていた育児と大好きなサーフィンの両立。楽しみながら両方をそつなくこなす、表現力豊かなテイラーの日常を少し覗かせてもらった。
サーファーの両親を持つテイラーは、マリブから12マイル北のベンチュラで生まれ育った生粋のローカルサーフガール。幼少期の思い出といえば、セイリングが趣味だった父に連れられ、家族で頻繁に行ったチャンネルアイランドでのキャンピング。家ではテレビやビデオゲームは一切禁止されていたので、自然と海のスポーツにのめり込んでいった。5歳の時7フィートのソフトボードで遊ぶようになり、初めてカスタムボードをオーダーしたのは12歳の時だったという。
波と時間さえあれば親友と通ったマリブ。完璧なライトのポイントブレイクの中で、ボーイズサーファーに囲まれながらお互い切磋琢磨したという。幸運なことにマリブクイーンと言われているCarla Rowlandの目に留まったおかげで、Surf girlからSurf womanに変貌を遂げる事が出来たと自負する。マリブでサーフィンをすることにより影響を受けた女性サーファーは数え切れないが、サーフィンを通じて自立する女性の生き方に影響を受けたと言う。

大学時代にハワイで知り合ったビックウェーバーのブリットとは今でも一番のベストフレンド。

「ある時たまたま見つけたフィジー行きの格安航空券を彼女にプレゼントしたの。クリーンでグラッシーな波が好きな私とは対照的に、彼女はHeavy waveを好むの。たまたま何年かに一度のサイクロンがヒットして私はほぼ何もできなかったんだけど、彼女はダブルを軽く超えるサイズの波をリップして楽しんでいたわ。地元のクールな友達もたくさん出来て、一生忘れられないアドベンチャーね」
▲18歳になるまでにメキシコ、コスタリカなどへの豊富なサーフトリップ経験を持つテイラーだが、大学時代の4年を過ごしたハワイは間違いなく彼女にとってのセカンドホーム。不安をよそにいざ住み出せば、気候、波、人、全てのバイブスがマナと呼応しあったと言い、彼女が受けたアロハスピリッツの影響は、今の家の隅々にも見受けられる

ホームタウンを離れることで、自分がどんなに恵まれた環境で育ったかを初めて感謝出来るきっかけになった。快適な生活を楽に送れる南カリフォルニアの殻を破って、見知らぬ島に移住したことは人生で一番誇りに思う事だそうだ。

子供が生まれてから、さらにビーチが楽しくなった

そんな世界の波を知る彼女だが、いつも水着で暮らす事にすっかり慣れ、もうハワイに一生住むことになるだろうとこれからの生活を頭に浮かべていた。ところが大学を卒業して、カリフォルニアに帰省した時に、その考えはふっ飛んでしまった。後に生涯のパートナーとなる消防士のケイラブと出会うのである。共通の知人を通じて知り合った二人は意気投合し、一瞬にして恋に落ちた。
▲サーフィン後のデイタイムは、子供と犬が思う存分走り回れる広いバックヤードで、各々が好きな事に没頭する

息子にバイロンと名付けたのは二人の思い出の地、オーストラリアのバイロンベイから。ケイラブの父親は今でも毎日波乗りをする筋金入りのサーフファミリー。家族の中では自分が一番下手なんだと謙遜するが、サーフィンのスキルは一級品。ショートからロングまでなんでも乗りこなし、1歳の息子をノーズに乗せ平然とサーフィンする腕前だ。家の中のハンドプレーンやアートワークは、全て器用なケイラブの手から生まれた作品だそうだ。
▲ファミリーに脈々と受け継がれるサーフィンDNA。波乗りをしてない方が息子のケアをするのが夫婦間でのルールだ。お互いのサーフライフが充実した上で成り立つハッピーファミリー

愛犬ベアと息子が走り回れる大きなバックヤード、アウトサイドリビングとしても活用できるデッキスペース、大きなユーカリの木とたくさんの実がなった林檎の木からこぼれる光が心地良い。文句の付け所がないため将来の購入も視野に入れている彼らにとってのドリームハウスだ。
「母親になってからビーチに行くのがもっと楽しくなったの。夫婦でサーフィンをすることや波の上にいる時間は少なくなったけれど、子供の目線で海と遊ぶと面白くてしょうがない。1本1本の波にはより感謝するようになったわ。家族で馬に乗ったりゆったりとした暮らしを、もう何人かの子供たちと過ごせればいいな。もちろんサーフトリップは続けていくけどね」まるでサーフィンを始めたての少女のようなあどけない笑顔で、テイラーは想いを語った。
▲ベビーシッターや幼稚園の先生もしていたテイラーは、根っからの子供好き

▲Bing surfboardから認められメンバーになった彼女の相棒は、一番人気のロングボード9’2”Elevator。どんなブレイクに対しても理想のライドを追求できる、テイラーにとってのマジックボードだ

出典

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NALU 編集部

NALU 編集部

テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。

NALU 編集部の記事一覧

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