これだけは知っておきたい! 伝説的なサーフヒーロー達|後編
FUNQ NALU 編集部
- 2021年08月25日
INDEX
サーフィンの歴史を振り返るとき、そこには必ず偉人がいた。僕らはサーファーだから「偉人」ではなく、「ヒーロー」と呼ぶが、改めてそんなサーフヒーロー達をここでフィーチャーしよう。
◎出典: SurfStyle 2021
John John Florence/ジョンジョン・フローレンス
現役でヒーローの域に入るサーファーといえば間違いなくこの男だろう。ジョンジョン・フローレンスだ。幼い頃から“庭”であるオアフ島ノースショアで才能を発揮していた彼は、周囲からも未来を嘱望されるサーファーだった。その期待に応えるように2016年と2017年にワールドタイトルを奪取。今年もチャンピオン候補の筆頭として注目されている。
photo: Kimiro Kondo
Gabriel Medina/ガブリエル・メディーナ
ガブリエル・メディーナはブラジルのサーフィン史を変えた男だ。サンパウロ出身のこのグーフィーフッターは、高く、バリエーション豊かなエアーを擁して2014年、ブラジル人として初めてワールドタイトルを獲得。その後のブラジリアン旋風を巻き起こすきっかけとなった。それから4年の時を経て、2018年には2度目のタイトルを奪取した。
photo: Pedro Gomes
Layne Beachley/レイン・ビーチェリー
オーストラリア・シドニー出身のレイン・ビーチェリーは、1998年から2003年までの6年連続を含む、7度のワールドタイトルを獲得したレギュラーフッターだ。また、高度なライディング技術と負けず嫌いな性格で、1997年と1998年にはトリプルクラウンのタイトルも奪取。世界で最も偉大な女性ビッグウェーバーの1人としても知られている。
photo: Jeff Divine
Lisa Anderson/リサ・アンダーソン
フロリダ出身ということがリサ・アンダーソンの影響力をさらに強めることになった。1994年から1997年まで4年連続世界チャンピオンとなった彼女は、ケリー・スレーターと同郷かつ同じメインスポンサーということで、1990年代、共にサーフィン界の頂点に君臨。また、初タイトル獲得の前年に子供を出産していたことも頻繁に語られるトピックだ。
photo: Jeff Divine
photo: JS Callahan/tropicalpix
Stephanie Gilmore/ステファニー・ギルモア
レイン・ビーチェリーと並び史上最多タイとなる7度のワールドタイトルを獲得したステファニー・ギルモア。オーストラリア・ニューサウスウェルズで身につけたパワフルかつ流れるようなスタイルを擁し、現在のサーフシーンでクイーンとして君臨している。直近の2019年こそタイトルを逃したものの、2021年も彼女がチャンピオン候補筆頭なのは間違いない。
photo: Yasuma Miura
Carissa Moore/カリッサ・ムーア
オアフ島ホノルルで産声を挙げたカリッサ・ムーアは、2010年のツアー初参戦の翌年にワールドタイトルを獲得。18歳でのチャンピオンは、男女を通じて最年少という快挙になった。同年には、女性として初めてトリプルクラウンに参戦。さらには2013年、2015年、2019年と計4度の世界チャンピオンに輝くなど、今も栄光の歴史を作り上げている。
photo: Kimiro Kondo
サーフィン界のトップヒーローたち|前編はこちら>>>
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FUNQ NALU 編集部
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。
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