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カリスマサーファーが考えるマジックボードとは? #4|ジャレッド・メル

カリスマが考えるマジックボードとは。サーファー、そしてシェイピングも手がける6人に、マジックボードについて質問を投げかけた。カリスマ達にとってマジックボードとはどのような存在なのだろうか。今回は、ノーズライダーの印象が強いが、実はビッグウェーブでのパフォーマンスも定評があるジャレッド・メル(JARED MELL)にその答えを聞いた。
◎出典: NALU(ナルー)no.121_2021年7月号

いろいろな波でいろいろなボードに乗り続ければ、一生に一本は出合えるはず。

Q:どうすればマジックボードに出合うことができる?
僕はこれまでに何本ものマジックボードに出合ったよ。マジックボードになるためには、すべての要素がスペシャルな波と時間に一度に集まってくることが関係していると思うんだ。いろいろなサーフスポットでいろいろなボードに乗り続ければ、少なくとも1本はマジックボードに出合えるはず。海の神様にマジックボードに合えるように祈ってみて。

Q:マジックボードを持っているなら、そのスペックを教えて。
マジックボードはたくさん持ってるよ。その中の1本のこのボードは、僕が「スイッチブレード」と呼んでいるモデルなんだ。このボードは70年代のミニガンに似ている。僕はカリフォルニアでこのボードをシェイプして、マジックセッションで乗るのを待っていたんだ。でもバリに戻ってくるまでそのチャンスはなかった。コロナ禍でバリがロックダウンされていた時、僕はパダンパダンにこっそりと出かけたんだけど、幸運なことに、水中にはカメラマンがいて、僕がそのボードでサーフィンをしているところを撮ってくれたんだ。

▲どんなボードでもノーズをメイクするジャレッド。その独創的なステップはダンスをしているようだ

Profile

長年ニューポートビーチの「ダノー」のエースライダーとして活躍してきたジャレッド・メル。同世代のアレックス、ロビン・キーガルらとともにカリフォルニア屈指のロンガーとして知られてきた。ノーズでのステップは自由自在、自分だけの世界を作りあげる。2015年、パーソナルブランド「Surf-A-Billy」を立ち上げた。ショートからミッドレングス、ロングまで幅広いボードを手がける。現在はバリを拠点に自由なサーフィングライフを送る。

出典

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FUNQ NALU 編集部

FUNQ NALU 編集部

テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。

FUNQ NALU 編集部の記事一覧

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