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【サーフトリップ】オヤジのわがままロング旅|南台湾

『オヤジのわがままロング旅』。略して「OWLT」。素人のオヤジロングボーダーの勝手気ままなサーフトリップ記事だ。ぜひ、ご一読を!
◎出典: NALU(ナルー)no.114_2019年10月号

ロングボーダーズパラダイスを発見!

ふう、今年の夏も終わってしまいましたね。人生も折り返し地点を回ると、本当に月日が過ぎるのが早い。若かりしころは、後何日、夏が残っているんだろうと数えていたけど、今では後何回夏が残っているんだろうか、と考えるようになっている。やはり、映画『エンドレスサマー』のようにサーファーにとって、夏はかけがえのないもの。心がそわそわし、旅心がうずく。まあ、自分なんかは、休み取り放題の契約社員なので、混雑&旅費も高くつく夏休みの時期に、あえてサーフトリップに出かけなくてもいいんです。だけど、夏の魅力にはあらがえない……。

てなわけで、夏が始まる前に、旅の計画を立てることに。オヤジのサーフトリップの目的地の条件は実にシンプル。たったの三つ。

【その一】“波は高さより長さ”。サイズよりも長く乗れるということ。

【その二】“混雑とは無縁”。まあ、これは説明は不要ですね。

【その三】“ロングボーダーにフレンドリー”。ロング乗りなのでマスト。

それに安全で食べ物もおいしく暖かくて、滞在費も安くすんだら最高! だが、そんな都合のいいデスティネーションはあるわけない、ということくらいいい年したオヤジだからわかっているんです。で、買いだめした祝令和ラベルのクリアアサヒをグビリとやりながら、ネットでリサーチしたわけですよ(このネットサーフィンの時間も至福ですな)。

▲1:今回お世話になったナルワンサーフのTOUMEIさんは、激ウマのプロロングボーダー。南台湾で一番初めにガイドを始めたベテラン。奥さんのアキさんも大会で優勝する腕前。ご夫婦でガイドしてくれることも、2・3:恒春は風情がある街、4:至る所に花が、5:ナルワンサーフのクラブハウスに宿泊。冷蔵庫、エアコン、暖かいシャワーと必要十分、6:本場の中華は何を食べても◎、7:安くて美味い! ビールを2、3杯飲んで一食、1,000円未満、8:その日、ベストのポイントにガイドしてくれる、9:缶は約100円!

リピートしたい率トップ3!(自分調べ)

そうしたら、あったんですよ。ロングボーダーズパラダイスが! そう、その旅先は南台湾。半島なので、うねりと風に合わせてポイントをチョイスすることができるので、波はコンスタント。さらにビーチブレイクからリーフ、玉石と波のバリエーションも豊富。今台湾ではサーフィンがブームらしいが、平日だったらポイント貸切ということも! メローな波も多く、ロングボーダーに人気だとか。台北には仕事で何度か行ったことはあって、その時は感じなかったのですが、南台湾はほぼハワイ諸島の緯度と同じだそう。つまり、トロピカル感たっぷりなわけです。そして、トリップ先のベースとなる恒春の街はそこそこの規模で食べ物屋がたくさんあり、しかも治安がすこぶるいいらしい。

▲10:南台湾ではロングボードが人気。ご夫婦の娘、ミナミさんもWSLの大会で活躍する実力、11:こんな看板、初めて見た、12:台湾は外食文化。だから、レベルも高い、13:犬にとてもフレンドリーで平和。本当に治安がよくて、コンビニで自転車にカギをかける人も少ない、14:地元の人も楽しみにしている夜祭、15:マッサージは全身で3,000円ほど

あっ、そう言えば、仲間のサーファーが南台湾に行ったことがあるので、「南台湾どうよ?」とラインしてみると、サムズアップ! これで次の連載の目的地も決まり! 担当の編集部Kさんにラインでおたずねてしてみると、「♡」という判断しかねる返信が。まあいいか。

で、仲間から紹介されたサーフガイドが、今回お世話になったナルワンサーフのTOUMEIさん。空港でピックアップ、クラブハウスに宿泊、サーフボードもレンタル。手ぶらで楽ちんサーフィン。最高です!
▲16:今回の旅では、朝はメインの佳楽水(チャーロースイ)そして午後にシークレットで波乗りをした。前者はリバーマウスのライトブレイクでロングウォール。小型のマリブという感じでロングボードにぴったり。後者は貸切状態!、17:ワックスです……。香りも良くお土産によし、18:サンライズ。これを見るだけも早起きの価値あり!

SURF TRIP TIPS

正式名称
台湾
主要都市
台北、台中、高雄
人口
約2359万人:オーストラリアと同じくらい
面積
約36,000平方キロメートル:九州よりやや小さい
言語
中国語、台湾語、客家語等:田舎では英語も通じにくい
通貨
新台湾ドル:1元=約3.37円
物価
日本よりやや安い:外食はかなり安い
時差
-1時間
フライト
南台湾の玄関口、高雄まで4時間強:フルサービスの航空会社ならボードチャージは無料
アクセス
ピックアップしてもらうのがベター:レンタカーを借りられるようになったが、交通事情はよくない
ベストシーズン
ロングボードにベストなのは4月~11月の夏季
服装
日本の夏の服装でOK:冬は若干冷え込むことも

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●ブリッツ小林
中小商社に勤務も肩たたきで契約社員になった50代オヤジロングボーダー。好きな言葉は、ヒザコシ、メンツル、メロー。

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FUNQ NALU 編集部

FUNQ NALU 編集部

テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。

FUNQ NALU 編集部の記事一覧

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