“三菱アウトランダー PHEV×NALU” 新たなウェポンに選んだのは【by 九島辰也】
EVEN 編集部
- 2023年01月08日
サーフトリップから取材までこなすNALU号
サーファーと海との関わり方は各々異なる。いつも決まった海に入るのか、居は海からどのくらい離れているのか、月に何回海に入るのか、などといったルーティンがあるからだ。
何の話をしているかというと、海までの移動手段。誰もが玄関の前にポイントがあることを夢見るが、多くの場合そうじゃない。歩き、チャリ、バイク、クルマ、もしくは電車なんて手段が必要となる。それに一概にクルマと言っても用途によって選びは変わる。ワンボックスが万能なのはともかく、軽自動車で十分なのか、長距離移動で燃費優先に考えるか、それとも“スタイル”にこだわるのか、考え方は様々だ。
そんな命題を鑑みて編集部がNALU号に選んだのが三菱アウトランダーPHEV。海までの移動手段としてはもちろん、取材など日々の足として利便性は高さそうだ。
このクルマを選んだポイントはいくつかある。まずはスタイリング。フロントマスクは個性的だが、それ以外はオーセンティックで使いやすさを感じさせる。全長4710×全幅1860×全高1740mmのサイズもそう。大きすぎず、小さすぎないのがいい。それにマスクも迫力あってカッコよく、輸入車的な雰囲気を醸し出している。その意味で“スタイル”としても満足だ。
積載性も期待通り。ラゲッジの広さもそうだし、リアシートを畳めばかなり有効スペースは増える。暖かくなればツーバーナーを積んでサーフキャンプにも使えそうだ。しかも助手席まで倒せばロングボードの車内保管もOK。オプションのスーリーのキャリアを装着したが、クルマから長時間離れる時はそんなことができれば安心である。
そして何と言っても燃費が魅力的。三菱のプラグインハイブリッドシステムは走りが頼もしくかつお財布に優しい走りを提供してくれる。充電しておけばかなりの距離EVモード、すなわち電気だけで走るのだ。メータークラスターの表示だと80〜90キロくらい。まぁ、高速道路など走り方によって異なるが、思いのほか長い距離を充電した電気だけで走ってくれる。
それ以外は2.4リッター直4ガソリンエンジンが発電機となり、前後に搭載した2つのモーターを駆動させる。つまり充電に頼らずともモーターの走りがいつでもできちゃうのだ。それにこのエンジンは2.4リッターあるので低回転領域で発電を可能にする。つまり、音は静かでガソリンの消費量も少なくて済む。
モーターでの走りのフィーリングはというと、とても自然。ガソリンエンジン車のようにアクセルの微妙な動きで速度をコントロールできるので、ガソリン車から乗り換えてもストレスはないだろう。アクセルは電化製品のオンとオフしかないスイッチではない。それと高速道路の安定した走りも特筆ポイント。ロングホイールベースにし、床下の低い位置にバッテリーを積むことで、低重心の安定した走りを実現している。これならサーフトリップ時の高速移動も疲れ知らず。高速道路では同一車線運転支援機能「マイパイロット」を起動させれば楽ちんドライブだ。
ということで、しばらく三菱アウトランダーPHEVをNALU号として走らせる。純正オプションでドレスアップも完璧。18インチのブラックホイール、リアヒッチ、ブラックのエンジンフードエンブレム、それに濡れても平気なラバーのフロアマットで見た目も実用性もバージョンアップだ。タイヤはトーヨータイヤのオープンカントリー。ホワイトレターが目を引くオールテレーンSUV専用タイヤをチョイスした。そして最後の仕上げはステッカーチューン。やっぱサーファーは海までの道のりも楽しまないとね。この冬のサーフィンは三菱アウトランダーPHEVのNALU号でテンション上げていきまっせ。
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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