【Food】海上がりはこれで腹くっちぇ！　地元サーファーおすすめのランチスポット！

たっぷり海で遊んだ後のお楽しみは、この場所ならではの美味しいランチ！　今回は、ローカルサーファーも足繁く通う南相馬市の定食屋やレストランを厳選してご紹介。各ショップのオーナーが“ぜひコレを食べて！”と太鼓判を押す、人気No.1メニューばかりを選びました。

＜１＞地元の材料を使った手打ち蕎麦とうどんが美味！

そば粉は会津産石臼挽き、うどん用の小麦粉は南相馬産または福島県産を使用。とことん地元の材料にこだわった「そば処木音(きね)」は、創業38年。地元の人に愛される人気店だ。女性オーナーが愛情を込めて手打ちする蕎麦やうどんは、種類も豊富。海上がりのサーファーには、年間を通して提供している温かい「鍋焼うどん」がおすすめだそう。

11月〜5月に登場する「せり入り鴨せいろ」など、季節物のメニューもぜひ食べてみたい。お腹を空かせたサーファーには、蕎麦とうどんに混ぜごはんのおにぎりが付く（2個）「木音セット（￥1,070）」もおすすめ。天重やうな重などのご飯ものも充実。米や野菜も地元産が中心だ。

名取・三浦農園のせりを使った「せり入鴨せいろ（￥1,500）」も試食。実際のそばはもっと量が多いので、腹ペコさんもご安心を。

• そば処木音(きね)
• 南相馬市鹿島区鹿島字北田75-1
• TEL.0244-46-5466
• 営業時間：11:30〜14:30
• 定休日：第2・第4水曜、木曜

＜２＞福島の三大鶏「伊達鶏」を使った絶品親子丼

専用農家が専用の飼料を与えて丹精込めてじっくり育てた伊達鶏は、ジューシーで味わいのある肉質が魅力。その伊達鶏を使った料理を多く提供している「歩々（ふうふう）」の看板メニューが「伊達鶏の親子丼」だ。

丼のサイズは小、中、大、特大の４種類から選ぶことができ、その日の小鉢２つと出汁の効いた味噌汁が付く。小鉢はデザートも含めて５、６種類。好きな小鉢を選び、ご飯の量も自分好みに。その日の気分に合わせて選べるから満足度も高いのだ。そのほか、伊達鶏チャーシューの天津丼やカレーチャーハンなど、気になるメニューもいろいろ。国産鶏の唐揚げはテイクアウトでも人気だ。

• 歩々（ふうふう）
• 南相馬市原町区旭町1-11
• TEL.070-6497-2399
• 営業時間：11:30〜15:00、17:00〜21:00
• 定休日：水曜

＜３＞多彩な洋食＆定食メニューが地元でも話題

創業45年を迎える「ポプラ」は、ガッツリ男子におすすめのボリューム感。ロースカツやエビフライ、コロッケ、ポークソテーなど、腹ペコサーファーに嬉しい定食も多く、地元の人から長く愛されている。ピラフやパスタなどの洋食メニューもある中、特に人気なのが「ナポリA」。

ナポリタンのまわりに卵がたっぷり乗った鉄板料理は、熱々のままテーブルへ。ハムやエビ、ピーマンやマッシュルームなど、具材もたっぷりで食べ応え抜群！　大盛りも注文できる。

• ポプラ
• 南相馬市原町区高見町2-8
• TEL.0244-24-0352
• 営業時間：11:00〜15:00、（金・土のみ）17:30〜20:30
• 定休日：日曜

＜４＞老舗ならではの店構えと懐かしい味に感動

飲食店が多く並ぶ繁華街にある「田原食堂」は、創業70年を迎える老舗店。南相馬市の人なら誰もが知る名店だ。広々とした店内は常に満席で、周辺で働く人々の胃袋を長年満たしてきた。蕎麦やうどん、ラーメン、そして定食とメニューも豊富だが、店員の一押しは「みそ味カレーラーメン」。

これしか食べない常連客もいるそうで、一度食べるとやみつきに。みそ？　カレー？　メニュー名だけでは想像がつかない味をぜひご堪能あれ！

• 田原食堂
• 南相馬市原町区旭町1-1
• TEL.0244-23-2426
• 営業時間：11:00〜14:30、17:00〜19:30
• 定休日：木曜

＜５＞サーファーにぴったりな定食屋と言えばココ！

地元サーファーに長く人気の「高見食堂」は、腹ペコの胃袋を満たす定食メニューが多数。メイン料理のほかに野菜や小鉢がたくさん付いて、栄養も満点！　女性には食べきれないほどのボリュームで、まさに海上がりにぴったりなのだ。店の名前を使った「高見ランチ」は、40%増量のチキンカツにハムエッグや小鉢に納豆までついたサービスメニュー。店でも大人気のメニューだそう。

もうひとつ人気なのが、ニラレバが苦手な人でも美味しく食べられると評判の「ニラレバー定食」。臭みがなく、肉も柔らかくてご飯がすすむ一品だ。

• 高見食堂
• 南相馬市原町区高見町2-193
• TEL.0244-24-4133
• 営業時間：11:00〜14:00
• 定休日：日曜

＜番外編＞北泉海岸入り口のローカル憩いの場

豊かな自然が残る北泉海岸の周辺には、飲食店がないため、サーフィン後のランチはクルマを少し走らせるのが鉄則！　その代わりと言っては何だが、北泉海岸の入り口近くにあるコンビニエンスストアは、多くのサーファーの朝食購入＆休憩スポットとなっている。店前には椅子やテーブルが置かれており、波のいい日はサクッとここで食事を済ませる人も多いのだとか。以前は「Vショップ」というコンビニエンスストアだったらしく、ローカルたちは今も親しみを込めてこの場所を「Vショップ」と呼んでいるそう。地元ならではの情報を知れるだけで、この場所にも詳しくなった気分だ。

再会の海～北泉の波が呼んでいる～

サーフィンの街・南相馬市が辿る希望への歩みに、サーフィン専門メディアNALUがさまざまなコンテンツで迫る。

はじめてのサーフィン

“いつか子供と一緒にサーフィンしたい”と夢見る子育て世代のお父さんサーファーの願いをカタチにするべく、震災からの復活を歩む福島県南相馬市の北泉海岸を舞台に、あるプロジェクトが動き出しました。子供たちのサーフィン初体験物語を、「Def Tech」のMicroが結成した新ユニット「WST（ダブスト）」の楽曲にのせてお届けします。

RESTART -北泉海岸 再始動したサーフツーリズム-

“リスタート”をテーマに、福島県南相馬市・北泉海岸の「サーフツーリズム」プロジェクトに密着したドキュメンタリー。震災から11年。ローカルとビジター、サーフィンをする人としない人、みんなにやさしくてひらかれたビーチを目指して奮闘する人々の声を、サーファー・坂口憲二さんのナレーションと共にお届けします。