思わず海に履いていきたくなるシューズがコレ【by 九島辰也】
FUNQ NALU 編集部
- 2023年12月22日
見た目のインパクトもそうだけど使ってみたら必ず納得
あ環境問題に一家言を持つ我々サーファーに興味深いシューズブランドがある。その名はネイティブ・シューズ(native shoes)。カナダのバンクーバーで誕生したブランドだ。
あ設立は2009年で、シューズとしての機能面のみならず環境問題に対して考え抜かれていて、環境ホルモンを一切含まない無公害素材を採用している。具体的には、サトウキビ由来の独自素材シュガーライトや藻類バイオマスを活用したブルームなどを配合した発泡EVA素材を積極的に使用。これが無害で抗菌性にも優れているばかりか、製造の過程で二酸化炭素排出量が少なく、温室効果ガス排出量の大幅な削減にも役立っているというのだから驚く。かなりのこだわりだ。藻類バイオマスの利用は、有害な藻類を取り除く意味でも水をきれいに保ち、生物多様性の維持にも貢献するらしい。水がきれいになるなんて最高だね。
あそうしたストーリーを持ちながらネイティブ・シューズのコレクションはデザイン性の高さもしっかり備えている。象徴的なのはアイコンモデルのジェファーソン(Jefferson)。たくさんの穴の空いたデザインは個性的で、一度見たら忘れないだろう。
あもちろん、それは見た目のインパクトだけでなく機能的なのは言わずもがな。軽量化のほか、衝撃吸収性、防臭性の面でも効果を発揮する。しかもウォッシャブル。汚れてきたらガンガン洗うことだってできちゃうから嬉しい。ビーチまでのシューズとしてヘビロテできそうだ。
あでもって、このシリーズはカラフルなプリントやパターンが揃っているのも見どころ。シックなモノトーンからキラキラした塗装、それにフルーツやキャンディのプリントやパステル調のカラフルな模様まである。まさに足元で楽しめるシューズだ。
あこの他にはアウトドア色の強いフィッツシモンズシリーズがあり、ワイルドに足元を着飾ってくれる。ヌバック調でマットな質感の見た目に環境負荷の削減を行う新素材のソールが特徴だ。また裏地にマイクロフリースを施したインナーを採用するなど手がこんでいるのも見逃せない。フィッティングと保温力が高いのはご想像の通り。レインブーツしても活躍してくれる。
あと言うのがネイティブ・シューズ。販売網は日本全国で拡大中。詳しくはHPで。そうそうキッズもあるので要チェック。あまりの可愛らしさにディスプレイにしたくなるかも。
native shoes HP:https://www.native-shoes.jp/
*写真は来季のコレクションを含みます
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PROFILE
FUNQ NALU 編集部
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。
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