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ポルトガルのサーフィン保護区に再訪【by 九島辰也】

素晴らしきサーフポイントの浮沈を担う保護区の歩む先

WORLD SURFING RESERVE(ワールド・サーフィン・リザーブ)をご存知だろうか。日本的に言うと、「世界サーフィン保護区」となる。以前NALU本誌でも触れたことがあるので、それを目にした方も少なくないだろう。

その中身は沿岸エリアを守るもので、海岸線、水質、周辺の環境と共にサーフブレイクを保護していこうと言うもの。NGO法人STW(セーブ・ザ・ウェーブス)が2009年に開始したプログラムである。サーフィンの資源となる“波”とその生態系が高いレベルで保たれている海岸線に与えられるそうだ。カリフォルニアのマリブやサンタクルーズ、オーストラリアのゴールドコーストやヌーサ、その他、コスタリカやメキシコ、チリなんかにある。

そんなサーフィン保護区の一つ、ポルトガルのエリセイラに行ってきた。2011年10月14日に正式に認定された海岸だ。保護区の全長はおよそ8キロで、国道247号線から西側がそれに当たる。ポイントは、“ペドロブランカ”、“リーフ”、“リベイラ・ディリャス”、“ケーブ”、“クレイジーレフト”、“コクソス”、“サン・ロレンソ”といった名が並ぶ。

その中で足を運んだのが“リベイラ・ディリャス(RIBEIRA D`ILHAS)”。保護区の中では南に位置するポイントである。沖に出ればビーチブレイクのところもあるが、手前はほとんどリーフで、スープになっている。ここに訪れるのは2度目で、リスボンからクルマで一時間半から二時間くらいで着くので、それほど不便ではない。

そんな場所だけに日本人サーファーとも出会った。神奈川在住でグラフィックデザインの仕事をしている江野さん。フランス人の友人Yolaineさんと一緒に来ていた。Yolaineさんは6年間東京に住んでいて今はここエリセイラに住んでいるそうだ。なんとも頼もしいガイドだろう。羨ましい。

ビーチ手前には大きな無料駐車場とビーチハウスがあり、そこでレンタルボードもレンタルウェットスーツもある。それにシャワールーム。なので、手ぶらで来られるのが嬉しい。この気軽さが最高だね。ボードはショートからロングまで。ソフトボードは比較的お値打ちかな。ただ入る時は情報を集めてからをオススメする。リーフやカレントの場所を見極めないと。サーフィンの保護は大切だけど、自分も保護しないとね。

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FUNQ NALU 編集部

FUNQ NALU 編集部

テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。

FUNQ NALU 編集部の記事一覧

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