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フィールドに行く前にぜひ立ち寄りたい「国立公園はじめの一歩」|PEAKS 2025年7月号

全国に35カ所ある日本の国立公園。それぞれに個性豊かな特徴と魅力がある。
さてどこへ行こうか? 迷っている人も行先を決めている人も、まずは国立公園へと誘う施設に足を運んで、多彩な情報を体感してみは!

編集◉PEAKS編集部
文◉山本晃市
写真◉後藤武久(新宿御苑)、妙高高原ビジターセンター、裏磐梯ビジターセンター

国立公園すべての情報が集まる。

新宿御苑にある「ナショナルパークディスカバリーセンター」は〝見て、聞いて、感じる〞体験型デジタルコンテンツを軸に、日本の国立公園すべてのアウトラインを発信している。各公園の魅力を直感的に体感し、行ってみたいエ
リアを発見できる国立公園の疑似体験スポットだ。

例えば、「4Kシアター」。圧巻の大画面に映し出される美しい映像とサウンドが、心と体に迫ってくる。また各公園の自然概要を解説する「ネイチャーインアボトル」では、精巧なジオラマボトルを所定の位置に運ぶと、それぞれのフィールドの特徴を凝縮した映像が楽しめる。

全国に35カ所ある日本の国立公園、まずは本施設で興味あるエリアを発見してみるのもおすすめだ。

行きたい国立公園が決まったら、次は「ビジターセンター」へ。各国立公園の自然や歴史、最新情報を入手できる。ここでは最近リニューアルオープンした2カ所を紹介しよう。

エリアを表現した体験型展示が見どころ。

ひとつ目は「妙高高原ビジターセンター」。今年で上信越高原国立公園からの分離独立10周年を迎え、「今年こそ一目五山(ひとめござん)に逢いにいく」をテーマとした記念イベントを随時開催している。最大の魅力は、そこにいながら妙高の自然を体感できること。ラウンジのチェアで寛ぎながら前方に目を移すと、大きな窓の外に四季折々の絶景が広がる。またスタッフがプロのガイドでもあり、事前予約すれば、登山やカヌー、ヨガなどをガイディングしてくれる。ここを基点に、妙高山をはじめ名岳峰ひしめく一目五山の壮麗なフィールドを訪ねてみたい。

もうひとつは、「住処(すみか) 」をテーマに多彩な体験型コンテンツを展示中の「裏磐梯ビジターセンター」。なかでも「生き物が奏でる音コレクション」は子どもたちに大人気。リラックスできる空間にゴロンと寝ころび、裏磐梯の生き物たちが奏でる音に癒される。そのほか、独特な仕掛けや演出を楽しめる展示が多数あるので、ぜひ体感してみよう。

ビジュアルやサウンドを駆使した体験型コンテンツが充実した各施設。だれもが気軽に国立公園の魅力を堪能できる。国立公園へのはじめの一歩、ここから踏み出せば、国立公園の世界観がより深く、より広がっていく。

SPOT – 1:新宿御苑で国立公園を体感できる「ナショナルパークディスカバリーセンター」

新宿御苑の入場ゲート手前にある国立公園の疑似体験スポット。日本の国立公園全体はもちろん、各国立公園の概要を入手できる情報拠点。各国立公園の名品が買えたり、カフェも併設。

▲「Nature in a Bottle」。国立公園ごとに用意されたボトルを指定の位置に置くと、あら不思議!白い壁に映像が流れだす。

▲国立公園の日本地図や写真、無料リーフレットを常設。

▲「My Park Finder」はパネルタッチで興味あるジャンルの情報を閲覧できる。

国立公園めぐりスタンプラリー登場!

ご朱印帳を模したスタンプシートは外国人観光客にも人気。シートは環境省のHPからダウンロードも可能。2027年3月まで各国立公園で押印でき、新宿御苑を含めた36カ所でコンプリート。

PROFILE

■新宿御苑管理事務所 石関延之さん
インフォメーションセンター・広報担当。「館内では、期間限定展示を随時開催しています」

■新宿御苑管理事務所 武田真貴子さん
新宿御苑管理事務所広報・報道担当。「ゼロ知識で楽しめますので、ぜひご来場ください!」

DATA

・所在地:東京都新宿区内藤町11
・営業時間:9:00 ~ 18:00(10/1 ~ 3/14は9時~ 16時30分、7/1 ~ 8/20は9時~ 19時)無休
・TEL.03-3350-0151
・入館料:無料

「ナショナルパークディスカバリーセンター」公式HPはこちら

SPOT – 2:妙高の豊かな自然を館内に凝縮!「妙高高原ビジターセンター」

2015年3月に上信越高原国立公園から独立した妙高戸隠連山国立公園の窓口。ひと目でたくさんの山を見渡せるという「一目五山」、そんな自然豊かなフィールドの魅力を館内で体感できる。

▲座り心地抜群のチェアが設置されたラウンジ。飲食持ち込みOKなので、お弁当を持参してゆっくりすごすのもいい。
▲メニュー豊富なカフェでは美味しいコーヒーやラテのほか、スナックなど軽食も楽しめる。
▲生物や雪に根差した暮らし、火山非火山の成り立ちなど、地域の自然を多角的に学べる。

PROFILE

■館長 松井 茂さん
「屋内外で自然を体感できるイベントを多数予定しています。ぜひ妙高へ!」

DATA

・所在地:新潟県妙高市大字関川2248-4
・営業時間:9:00 ~ 17:00
・無休(臨時休業あり)
・TEL.0255-75-5270
・入館料:無料

「妙高高原ビジターセンター」公式HPはこちら

SPOT – 3:磐梯朝日国立公園の体感スポット「裏磐梯ビジターセンター」

山形、福島、新潟の3県にまたがる日本で3番目に広い「磐梯朝日国立公園」へと誘う情報拠点。2025年4月18日にリニューアルオープンしたピカピカの館内で展示を楽しめる。

▲「生き物が奏でる音コレクション」。鳥やカエルなど、裏磐梯の“のど自慢”の鳴き声が!
▲葉っぱの模型を手でめくると、普段なかなか見ることのできないムシたちの「住処」が現れる!

PROFILE

■自然解説員 中島拓巳さん
「裏磐梯の生き物たちの住処を体感してください。イベントも盛りだくさんです」

DATA

・所在地:福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093-697
・営業時間:9:00 ~ 17:00
・火曜休(祝日の場合は翌日)
・TEL.0241-32-2850
・入館料:無料

▲水にふんしたボールが五色沼湖沼群を原流域からめぐり、水の旅を体感できる「ボールコースター」。

「裏磐梯ビジターセンター」公式HPはこちら

 

※この記事はPEAKS[2025年7月号 No.172]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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