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スキー大国オーストリア:音楽の都ウィーン、陰の首都インスブルック

いまから待ち遠しい年末年始の大型連休。シェア・ザ・マウンテンの読者のみなさんは、どこに出かけようかと計画しているころではありませんか?
日本では味わえない刺激的な海外旅行。それも大好きなスキー、スノーボードで遊べたらなおさらよい。そんなアクティブなキミにおすすめしたいのが、オーストリアのインスブルック。そう、ヨーロッパ随一のスキー大国であり、アルプスに抱かれた山岳リゾートです!

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オーストリアへのアクセスに便利なのが、今年2月から就航開始をしたANA羽田―ウィーン線。羽田出発が25:50、ウィーン到着が06:00というスケジュールなので、限られた休みでも現地での時間を有効的に活用することができます。3辺の長さが292cm以内(重量制限は別途要確認)なら、スキー用品も超過料金がかからずに預けることができるというのもうれしいポイント!

2_ANA

航空会社の格付け機関、SKYTRAX社から世界最高評価の「5スター」を今年2019年で7年連続での獲得が決定したANA。機内食、アルコール、アメニティ、最新映画や音楽といったエンターテインメントも充実し、シートは快適。安全、そして高品質な空の旅から、オーストリアのスノートリップははじまりました。

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歴史的にもヨーロッパの東西を結ぶ役割を果たしてきたウィーン国際空港は、現在もヨーロッパのハブ空港として機能しています。フランス、イタリア、スイス、チェコ、クロアチア、デンマーク……。ヨーロッパ内の乗り継ぎに便利な立地を活かし、ツーリストに限らずビジネスマンからも活用されています。現地朝06:00の到着は、乗り継ぎ便利用でヨーロッパ内の多くの主要都市に、午前中の間に到着できることを意味します。
今回の旅の目的地、インスブルックはオーストリア西部に位置するチロル州の州都。インスブルックへは乗り継ぎ便もありますが、せっかく音楽の都ウィーンまで来て素通りなんてもったいない! 市内中心部まで30分程度、4.4ユーロで結ぶSバーン(オーストリア連邦鉄道OBBの近郊列車)に乗り込み、まずはウィーン散策に出ることにしました。

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ウィーンのランドマーク的存在といえるのが、このシュテファン大聖堂です。壮麗なゴシック様式の外観に、祭壇には絢爛なバロック様式。モザイク屋根にはオーストリアの国章とウィーンの市の紋章が描かれ、塔に上がれば世界遺産のウィーン歴史地区を一望することもできます。

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また、シュテファン大聖堂まで来たら、国立オペラ座に立ち寄らないわけにもいきません。世界三大オペラ劇場にも数えられる、オペラの殿堂。完成は1869年、今年はちょうど150周年にあたります。観劇はもちろん、1日に数回の内部見学ガイドツアーがあり、日本語の回も催行中。これからはじまるアクティビティ三昧の前に、まずは音楽の都の歴史と文化に身を浸すとしましょう。

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国立オペラ座から道路をひとつわたれば、ウィーンの看板カフェ、「Sacher」にも立ち寄れます。名前を冠したチョコレートケーキ、ザッハートルテといえばもはや店どころか街の名物。日本と比べると甘すぎるような重厚感は、音楽の都の歴史の重みそのもの!

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カフェで鋭気を養ったら、そろそろインスブルックに向かうとしましょう。電車の場合、駅の窓口で購入することもできますが、時間の手間や座席の混雑を考えたら予約がベター。そこでおすすめが「Omio」。今年より「GoEuro」から改名した、ヨーロッパにおける移動手段比較サービスです。日本語対応はしていませんが、アプリも展開し、操作は出発地・目的地・日時を入力するだけと簡単なのが特徴。このサイト、またはアプリ上で移動手段を選んだら、そのまま予約画面へ進んでクレジットカードで支払えば完了。OBBの駅には改札もないので発券する必要はなく、車内検札時だって画面のQRコードを見せるのみ!

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さあ、ウィーンから4時間強、30ユーロとイージーな電車旅でインスブルックまでやってきました。2,000m、3,000m級のヨーロッパアルプスがもう目の前に! 標高574m(高尾山と同じくらい!)の街が抱える13万人の人口は、ヨーロッパアルプスに位置する都市のなかでは最大とされています。その風光明媚な立地は国籍を問わずに多くの人々を惹きつけ、過去には2回の冬季オリンピックが開催されました。さらに歴史を遡れば、650年にわたって栄華を誇ったハプスブルク帝国からも愛され、ウィーンだけでなくインスブルックにも王宮が建てられたことから「陰の首都」という呼び名があったほどです。
この陰の首都からの日帰り圏内には、なんと9つものスキーリゾートが広がっています。本場アルプスのスキー場の景色は? スキー大国のスキー文化は? 次回より、オーストリアの深部へ向かって滑降します!

くわしいオーストリア情報はこちら(https://www.austria.info)へ!

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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