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筆とまなざし#141「夏休み子どもボルダリング講座が開催されました」

先週は夏休み子どもボルダリング講座が行なわれました。笠置山クライミングエリアのある恵那市が主催するもので、市内の全児童に学校でチラシを配布して参加者を募ります。ほかにもいろいろな講座があるなかで、もう何年も前からボルダリングが取り組まれているのです。

8月1日は炎天下のなか、笠置公民館の側壁に設置した人工壁で行なわれました。参加した子どもは約20人。連日35℃続きでさすがに暑すぎるため、登るグループとクーラーの効いた部屋で休むグループとローテーションで行ないました。聞くと、ほとんどの子どもたちがボルダリング経験者。毎年参加している子どもも少なくありません。さすが笠置山のお膝元です。

そして3日の土曜日は岩場へ。参加者は10名ほどで2グループに分かれて順次岩を巡ります。既存課題のみならず子どもでも登りやすそうな小さな岩を選んでワイヤーブラシでコケを落とし、即席で課題を設定。ほとんどが低学年で小さな手と足で果敢に岩に向かっていきます。最初はモジモジしていたものの、慣れてくると自ら進んでどんどん登っていく子どもたち。楽しいといいながら周りの岩にもよじ登り始めるほどです。よじ登るというのは人間に組み込まれた本能だなと思わずにいられません。女の子のほうが活発なのが印象的でした。

このような地元での草の根的なクライミング活動は、単純に楽しいというだけでなく、クライミングが地元に受け入れられ、岩場が存続していくためにも非常に重要なこと。いまに始まったことではありませんが、これまで多くの岩場が地元住民との関係がうまくいかないために登攀禁止になってきました。クライミング愛好者が急増しているいま、その傾向はさらに加速しています。ましてやここでは市が主体となってボルダリング講座を企画してくれているのです。なんとか都合をつけて駆けつけるのは、ぼくらローカルクライマーの役目。それはクライミングという文化がこの地に根ざしていくための大切な1日です。

半日の講座が終わると汗だくでクタクタ。でも、地元でこのようなクライミング活動に関われることは、やっぱり幸せなことだなぁと思うのです。

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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