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夏山とはちがう!雪山登山で注意したい6つのこと

凛とした空気のなか眺める、白銀に輝く世界。そんな環境を五感すべてで感じられるのも雪山の魅力だが、楽しむためには気をつけなければならないことも少なくない。夏山との違いも理解し、十分に準備して雪山を楽しもう。

雪に隠れて登山道が見えない! ルートファインディングが重要に

雪の降る冬は夏の登山道が使えないケースも多い。もちろん冬でも歩ける登山道はあるのだが、積もった雪により合理的に行動できるルートが形成されるためだ。しかし、それらのルートを見極めるにはある程度の経験を積まないと、誤ったルートを選択しかねない。

その見極めができるまでは安易に登ろうとせず、経験者とともに行動するか、ほかの登山者や営業している山小屋の多い山域を選ぶようにしよう。

装備・行動が大きく変わる。“冬”を加味しての計画を

冬至にかけて日照時間は段々と短くなり、夏至と比較すると最大4時間ほど日のある時間は短くなる。

行動できる時間にも当然影響してくるが、問題はそれだけではなく、林道の閉鎖やバスの運行休止によりアプローチが伸びてしまったり、夏に比べて動きづらくなるウエアのかさ張りや装備の重量増加も加わったりしてくる。それらを考慮したうえでの登山計画が必要だ。事前の準備が雪山を身近にしてくれる。

侮らずにしっかりと準備を! 待ち構える想像以上の環境差

標高が上がるにつれ気温が下がることは知られているが、冬の山上は常識を超えた気温であることを認識しよう。氷点下10°以下になることはざらにあり、これに加えて風が吹くとさらに体感温度は下がっていく。

パフォーマンスの低下や低体温症のリスクは夏に比べて致命的になるだけでなく、日の照り返しによる雪目や凍傷といった危険性があるなど、夏山とは別世界だという認識をもって登山を楽しみたい。

雪崩そうな箇所は迂回するか速やかに移動しよう

雪崩の脅威はとてつもなく恐ろしい。一度雪崩に巻き込まれると、五体満足で生還できる可能性はかなり低いと思ったほうがいいだろう。

雪の面を固定する木や岩が少ない場所、尾根を挟んで風下になる斜面や斜度が30°を超えた場所などは、とくに雪崩が起こりやすい。雪崩が発生しやすい場所は可能な限り避けて行動し、どうしても通過が必要な場合は、ひとりずつ間隔を空けて素早く行動することを心がけよう。

エスケープは難しい。知識と経験はしっかり積んで

冬の登山人口は夏と比べて圧倒的に少なくなり、営業休止する山小屋も多い。それ故に静かな山を楽しめるのが冬山の魅力のひとつではあるのだが、いざというときに助けを呼ぶことも難しく、さらには降雪によって山の難易度も大きく変わってくる。

もしものときのセルフレスキュー知識や経験が無いと、とても危険な状況になってしまうので慎重に判断して山に登ろう。雪化粧の景色も余裕がある方が楽しめる。

山全体が滑りやすいので滑らない・転ばないが重要

ソールがグリップしやすい乾いた岩や土がむき出しの登山道と比べ、冬は氷や雪の上を行動することがほとんど。つまり山全体が滑りやすくなっており、クランポンやアイスアックスを使用しての行動基本となってくる。

とくに森林限界より上は日射や風により凍っている箇所もあり、滑落停止の技術を身につけたいが、それには十分な訓練が必要。まずは安全なクランポン歩行で滑らない・転ばないことが重要だ。

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PEAKS 編集部

PEAKS 編集部

装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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