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手軽にできる!バックパックのカスタム術

バックパックに求める要素なんて、人それぞれ違うもの。市販のモデルに足りない要素は自分で足してみるのも手だ。暗いと不平を言うよりも、すすんで灯りをつけましょう!

編集◉PEAKS編集部
文◉池田 圭
写真◉後藤武久、熊原美惠

 

【初級編】市販のアクセサリーで機能を拡張する

まずは簡単なカスタムとして、市販のアクセサリーパーツを使って機能を拡張させてみよう。もちろん、サコッシュも便利だが、登山中も写真を撮ったり、地図アプリを使ったりと頻繁に取り出す携帯電話や小型カメラは、独立した収納場所に入れておいたほうが断然使いやすい。飲み物は、ハイドレーションパックよりも専用のホルダー+ボトルを組み合わせれば、使用後の手入れが楽で、水の残量も一目でわかる。

左:モンベル/アジャスタブルボトルホルダー

¥2,100/重量:43g/【問】モンベル

背負ったままサイドポケットにボトルを収納するのは大変。フロント収納のこれなら楽々だ。

中:グラナイトギア/アドオンポケット

¥3,200/重量:50g/【問】ヴァーテックス

汎用性が高く、さまざまなパックに対応する。横向きにすればウエストベルトにも装着可能。

右:モンベル/サイドポケットM

¥2,381(2個セット)/重量:190g/【問】モンベル

容量は3.5ℓ×2個。バックパックの容量を手軽に拡張し、ポケットのようにも使える。

 

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2023年05月30日

かさ張るヘルメットを安全に外付けする

北アルプスをはじめ、ヘルメット装着推奨エリアは年々拡大中。バックパック内に収納できればベストだが、スマートに外付けできる取り外し式ホルダーを追加すれば、限られたパック容量が有効に活用できる。工夫次第では、雨に濡れたテントを挟み込み、乾かしながら移動するなんて使い方もあり。

モンベル/ヘルメットホルダー

¥1,300/重量:77g/【問】モンベル

伸縮性の高い素材を採用し、ヘルメットをはじめさまざまなギアやウエアをホールドする。

汗っかきなら、検討の価値あり

近年の軽量なモデルには、背面パッドを簡略化したモデルが多い。バックパックの使い勝手自体には満足していても、濡れによる背面の不快感が気になる汗っかきも多いのでは? そんな悩みには、背面やショルダーに、通気性をプラスするアクセサリーが一発解答。小さなギアだが、その効果の高さには驚かされるはずだ。

アライテント/さわやかパッドL

¥2,000/重量:100g/【問】アライテント

あの有名テントブランドが手がける快適製品。付属のストラップで、どんなパックにも簡単に取り付けられる。背面パッドはSもあり。

付属のストラップでもOKだが、アクセサリー用のループに細引きなどで結べば、よりしっかりと固定できる。

アライテント/ ハニカムメッシュ製 ショルダーパッドセット

¥1,200/重量:30g×2/【問】アライテント

ジップタイをより使いやすい仕様に

軽量パックのジッパーポケットのツマミは、軽量化のために必要最低限の造りのものがほとんど。夏場はとくに不便を感じなくても、グローブをしたまま作業をする冬場には使いにくいものも。小さな違いだが、断然ツマミやすくなる。バックパックだけでなく、ウエアのメインジッパーにも使えるアイデア商品。

モンベル/ ロックス ジッパープル

¥400(3個入り)/【問】モンベル

大型のアルミ製ジッパープル。パックやウエアに合わせて選べるカラーは全4色展開。

 

【中級編】自由自在に使えるドローコードを自作しよう

バンジーコードも軽量なモデルでは省略されがちだが、あればなにかと重宝するパーツだ。追加するなら、丸ゴムの端にカラビナ、反対の端にコードロックを付けておくと便利。必要なときにだけ、どこかしらに引っ掛けて取り付けられる。

安い物では強度不足!

丸ゴムは100円ショップなどでも手に入るが、パックに使うには強度や伸縮性が不十分なものがほとんど。手芸店でしっかりとした造りのものを選ぶといい。10㎝単位で購入可能。

ゴム紐は使い方次第で小物ホルダーにも

余った丸ゴムは小物ホルダーとして活用してみては? 作り方は、丸ゴムを折り返して、ホールド具合の調整用にコードロックを取り付けるだけ。チェストハーネスでも、ウエストハーネスでも、自分の使いやすいところに付けてみよう。薄手のインナーグローブや、丸めた山地図をホールドしておくのにぴったりだ。

 

モンベル/コードエンド 2本用

¥181/【問】モンベル

コードの端をキレイにまとめるためのギア。使い方次第ではツマミにもなり、一石二鳥なのだ。

余ったストラップはカットしてスッキリと

海外製の大型モデルを背負うと、ショルダーやウエストのストラップがダラ〜ンと余ってしまうことがある。この余分なベルトはカットしてOKだ。ただ、切りっ放しではほつれてきてしまうので、ライターで炙って処理するのをお忘れなく。

サコッシュにも小さな工夫を

軽量なナイロン製サコッシュは便利だが、サングラスやスマホをそのまま突っ込んでおくとキズがついてしまうこともある。そこで、柔らかな素材を使って内張りを作ってみよう。

内張り用の生地には市販のメガネ拭きがおすすめ。1枚¥500前後で、カラーも豊富に揃う。

まずは、使用するサコッシュより、ほんのわずか小さめに生地をカットする。

生地を袋状にする。縫い物が得意ではないなら、ホッチキスで止めるだけでもOKだ。

完成!

 

【上級編】便利なメッシュポケットを縫いつけてみよう

使い勝手のいいメッシュのフロントポケットも、ぜひ自作してみよう。ポケットに使う生地は、ひと目で中身が確認できるもので、収納容量を高める伸縮性のあるものがおすすめ。ポケットのサイズは、バックパックの大きさにもよるが、深さは40〜50㎝くらいまでが使いやすいだろう。

写真の「パワーメッシュ」は、伸縮性のあるメッシュ素材。1mで¥1,000前後ほど。

まずはポケットを取り付けたい位置の寸法を測り、お好みの生地を切り出す。伸縮性のある素材を使う場合でも、少し余裕を持たせた大きさに切り出すことが成功のポイント。

メッシュ生地は、切りっぱなしでもほつれない造りのものが多い。作業が面倒なら端を折り返す必要はないが、折り返してから縫いつけたほうが、より頑丈に、美しく仕上がる。

完成!

シルナイロン製の軽量トートを使いこなそう

本体容量+αを考えると、圧倒的に便利なのがシルナイロン製の軽量トート。登山前はシューズや小物入れとして、登山中はスタッフバッグとして、下山後は温泉でも活躍する。写真のようにカラビナでぶら下げれば、簡易ポケットにも。この+80gの価値は高い!

グラナイトギア/エアキャリアー

¥3,700/重量:約80g/【問】ヴァーテックス

 

※この記事は[PEAKS 2019年2月号 No.111]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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