
ワンデイでも大満足。上州赤城山ルートガイド

PEAKS 編集部
- 2020年03月03日
INDEX
大沼の眺めも楽しめ、赤城山の主峰、黒檜山への山頂往復だけでも充分におもしろい。だが駒ヶ岳へと縦走すれば、周囲の山々もたっぷりと眺められ、楽しさは倍増。技術的に難しい区間はとくにはなく、雪山入門にも適している。晴れを狙って行ってみたい。
データ
おのこ駐車場(駒ケ岳登山口近く)〜黒檜山登山口〜駒ヶ岳分岐〜黒檜山〜展望地〜黒檜山〜黒檜大神〜駒ヶ岳〜駐車場
アクセス
JR前橋駅から、駒ヶ岳登山口に近い赤城山ビジターセンターまで、関越交通の直通バスが運行。ただし土日と祝日のみで、1日3往復。自家用車の場合は大沼付近の駐車場を利用できるが、休日は釣り客も含めて混み合うので、注意したい。
マップ
①大沼の周囲にはいくつもの駐車場が点在。今回は一番大きく、下山口に近い駐車場を利用。ここにはトイレもある。
②黒檜山の中腹から大沼を眺める。周囲の山々の多くには登山道があり、多様なルートを取ることができる。
③稜線の分岐点。ここから北に向かうと黒檜山山頂だ。積雪量が増えると道標を見落としやすいので慎重に行動したい。
④展望地へ向かう稜線。比較的広くてどこでも歩けるが、一 番高い場所を歩いていれば道迷いは起こさないだろう。
⑤北、西、東と、三方が開けた展望台。黒檜山山頂そのものよりも、こちらのほうが視界が開けていて気分がよい。
⑥駒ヶ岳へ向かう際は、黒檜山から下りるときにルートを外れやすい。稜線から離れた斜面に入らないように注意。
⑦駒ヶ岳からの下山時には、鉄板を使った階段状の場所を通る。凍結していると非常に滑りやすく、通常の登山道以上に危険なのである。
⑧駒ヶ岳登山口に下り立つと、そこからは車道。少し歩くだ けで、クルマを置いてきた駐車場が見えてくる。
アドバイス
バス利用の場合、前橋駅からの始発がビジターセンターに到着するのは9時58分。帰りは、最終がビジターセンターを16時40分に出る。つまり、登山に使えるのは最大でも6時間40分程度だ。時間内に確実に戻ってこられるように行動しよう。
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文◉高橋庄太郎 Text by Shotaro Takahashi
撮影◉矢島慎一 Photo by Shinichi Yajima
取材期間:2017年2月22日
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PROFILE

PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。