BRAND

  • Lightning
  • 2nd(セカンド)
  • CLUTCH Magazine
  • EVEN
  • BiCYCLE CLUB
  • RUNNING style
  • NALU
  • BLADES(ブレード)
  • RIDERS CLUB
  • CLUB HARLEY
  • DUCATI Magazine
  • flick!
  • じゆけんTV
  • 湘南スタイルmagazine
  • ハワイスタイル
  • buono
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • Kyoto in Tokyo

「涸沢ヒュッテ」北アルプスの山小屋完全ガイド

登山者にとって快適な山歩きを楽しむための心強い味方、山小屋。館内施設や食事、成り立ちや売店メニューなど、山小屋の膨大な情報を集約しているので、山行計画に役立つこと間違いなし!

涸沢のメインステージ

まるで野外音楽堂のようにぐるっと山に囲まれた地形の涸沢。その中心に少し盛り上がった場所、まさにメインステージにあたる位置に涸沢ヒュッテはある。ここから眺める山岳景観は圧巻のひと言で、これまで多くの山岳写真や絵画のモチーフとなってきた。

冬の間は雪崩の巣となる場所だけに小屋の外観は独特で、地を這うように横に平たく広がっている。実際、1951年の設立以来、涸沢ヒュッテは2度にわたって雪崩で建物を流されている。横に広げることで建物の高さを抑え、雪崩がその上を通過していくように工夫された結果が現在の形なのだ。

涸沢ヒュッテの現社長は、槍・穂高界隈で名支配人としてその名を知られた山口孝さん。遭難者のレスキューや登山道の整備にも積極的にかかわっている。ヒュッテの横には、山岳救助隊の詰所があり、彼らと連携して多くの登山者の命を救ってきた人物だ。

さらに、ヒュッテには東大医学部の診療所もあり、夏のシーズン中は、体調を崩したりケガをしたりした登山者の手当をしている。登山者の安全に長年尽くしてきた小屋でもあるのだ。

涸沢ヒュッテのおすすめベスト2

北アルプスを代表する山小屋のひとつといえる涸沢ヒュッテ。眺望や食堂など、名物といえるポイントはいくつもあるが、やはり筆頭にあげるべきは、涸沢のど真ん中という立地であろう。幾度も雪崩の被害にあいながらも、この場所を守り抜いているのは、立地のすばらしさゆえにほかならない。穂高を登る人は必ず立ち寄れる場所にあり、また、ここ自体が一級の目的地にもなっている。

No.1 紅葉に囲まれた北アルプスの天国

涸沢というと、紅葉の美しさがあまりにも有名。ヒュッテは紅葉に囲まれるような場所に建っており、その壮観な様は「涸沢の紅葉見ずして穂高を語ることなかれ」とまでいわれているほど。ただしこの時期は一年でもっとも混雑し、一枚の布団で2、3人が寝るという年も。そのためテントのレンタルなども行なっている。

No.2 開放感抜群の外売店

涸沢ヒュッテの外には、どこかのキオスクにも匹敵しそうな品揃え充実の売店があり、ビールや軽食、お菓子類などを販売している。夏の晴れた日にここで生ビールとおでんを買って、すぐ隣の展望デッキで穂高を眺めながら一杯。これホント最高のひととき。

館内施設

一見目立たない入口

小屋の形状が複雑なので、初めて来たときは表玄関がどこなのか少々わかりにくい。場所は外部トイレ棟の真向かいだ。

食堂が豪華だ

シャンデリア風の照明、落ち着いた木造りの内観。山の宿の雰囲気たっぷりで、インテリアもしゃれている山中の異空間。

広い玄関

入口を入ると、長く続く廊下状の玄関。雨で濡れたレインウエアを脱いだり、荷物を整理したりとゆっくりできる。

山道具も売っている

ガス缶やソックス、サングラスなどから、レインウエアや靴まで。装備がすべてそろってしまう!?

食事

朝食

サバの塩焼きと目玉焼きのほか、品数が多くボリューム充分。デザートはメロン。ちなみにメニューは日によって変わることがある。

夕食

メインのとんかつは珍しくないが、この日はウナギの蒲焼きにカレイの煮付けまで! これはさすがに通常はあまり見ないメニュー。

お土産・売店

本館受付横にある広大なおみやげ&山道具コーナー。山の中にもかかわらずこれだけの品揃えがあることに驚く。涸沢ヒュッテの名物おでんや生ビールも販売しているのでぜひご賞味あれ。

部屋

新館の客室。上下二段に分かれている相部屋が中心となる。

本館の談話室。広くて開放的な大部屋で、2階もある。

新館の個室。これは畳部屋だが、二段のベッド部屋もある。

洗面所・トイレ

トイレは、表玄関を出てすぐの建物。個室の数は多い。外来者は有料。

テント場

北アルプス最大のテント場。色とりどりのテントが並ぶ様はもはや夏の風物詩。涸沢小屋と共同管理。

DATA
設営数:500張
利用料:1,000円/人
水場:あり
小屋からの時間:ヒュッテから1分、小屋から3分
地面:岩、石
トイレ:あり

「涸沢ヒュッテ(からさわひゅって)」の基本情報

設備

テント場:あり
水場:あり
個室:あり
自炊室:あり
乾燥室:あり
お風呂:なし
生ビール:あり

営業期間

4月下旬~11月初旬

電話・電波

ドコモ:通話困難な場合が多い
au:通話困難な場合が多い
ソフトバンク:通話不可
公衆電話:あり

収容人数

180人

標高

2,309m

宿泊料金

1泊2食:9,500円
素泊まり:6,500円
お弁当:1,000円

連絡先

090-9002-2534
www.karasawa-hyutte.com

※2018年2月現在の情報です。営業時間や定休日などは変更となる場合がございますので、お出かけ前にご確認ください。

北アルプス山小屋ガイド【改訂版】の購読はこちら

『PEAKS読み放題プラン』なら月額500円(税別)で、最新号含む過去のPEAKSと関連ムック60冊以上が電子版で読み放題!たくさんのPEAKSをスマホに詰め込んで、山登りをもっと快適に、もっと深く楽しもう!

PEAKS読み放題プラン

SHARE

PROFILE

PEAKS 編集部

PEAKS 編集部

装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

PEAKS 編集部の記事一覧

装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

PEAKS 編集部の記事一覧

No more pages to load