【macpac】人気モデル「ウェカ」に新登場した大型サイズの魅力と機能とは
PEAKS 編集部
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さまざまな山行に対応する「ウェカ」シリーズ
マテリアルそのものの特性から、耐久性、耐水性に優れるうえ、使いこむほどに味わい深い経年変化を楽しむことができる、マックパックのオリジナル素材「アズテック」。そんなアズテックを使用した人気モデル「ウェカ」が4月からリニューアルし、さらに50ℓモデルが新登場。その新たな魅力とは?
道具と長く付き合う文化から生まれた素材「アズテック」
太平洋の遙か南に浮かぶその島には、道具と長く付き合う文化が根付いているという。そのルーツは、400年ほど前から始まったヨーロッパからの移住。欧州からの航海は3カ月を要したので、必然的に持ちこむ物資の数も限られる。いまなお、受け継がれる家を、車を、直しながら大切に使う ――そうした営みが、当たり前のように紡がれるニュージーランド。 マックパックが生み出す道具たちも、そんな精神に根ざしている。
「10 年、20年前のパックを街角で見かけることはめずらしくないです。そのくらい前のモデルなら、山でも普通に使われていますよ」
現地在住のゴールドウイン・マックパック担当の佐藤政人さんはこう話す。長く使える秘密は、オリジナル素材のアズテックにある。
通常、バックパックはナイロン素材を用い、裏面にPUコーティングを施すことで耐水性を高めるのだが、この手法では、長期間の効果は望めない。それに対し、アズテックはコットンとポリエステルの混紡糸による生地の段階で、ワックスと水分を乳化させた防水液に浸し、繊維の奥深くまでワックスを浸透させている。
「浸透したワックスは長期間効果を維持し、綿の膨張による止水効果は半永久的に機能します」
そこには、もうひとつの思いがこめられているという。
「海外の工場で作られ、輸送され、さらに日本国内に流通させてゆく。そこに関わる膨大なエネルギーを考えると、パックひとつをとってみても5年や 10 年で買い換えるような時代ではないと思うんです」
時流が速度を増すほどにマックパックの存在が際立つのは、そうした視点によるのだろう。
2016年に誕生したmacpac「ウェカ30」
そんな流れを汲み、ウェカ30が生まれたのは2016年。市場にある小型バックパックは多機能さを競っていたが、ウェカは時代に左右されないシンプルなデザインを目指した。
「とはいえ快適性にもこだわっていて、背面には加水分解しないEVAフォームのパッドを使い、空気の通り道を確保しています」
40L、新ラインナップの50Lモデルでは、雨蓋下のエクステンション部分に余裕をもたせて荷物増加に対応。旧40Lモデルで好評だった大きく広がるフロントポケットは、 30L、 50Lモデルにも装備されている。
また、 30Lと 40Lは内蔵された背面パッドを取り外し可能。休憩時の座布団にも使える。
「あったら便利……くらいの機能を捨てる代わりに、基本性能を高めています。ひとつのパックでいろんなシーンに対応できる。使い方を考える余地があるところが、ウェカの魅力ですね」
リニューアルした「ウェカ」シリーズの3モデル
テント泊山行におすすめ
「Weka 50」
【マックパック】ウェカ50
今春、新たにラインナップに加わる50ℓモデル。アズテックエコを使用した、マックパックならではのしっかりとした背負い心地が特徴だ。シンプルなデザインにポケットを複数配置し、2 〜3泊のテント泊山行に最適
- ¥31,000
- 容量:47〜53L
- サイズ:1(47L)、2(50L)、3(53L)
- カラー:ポセイドン、ブラック、タソック
1泊テント泊から通勤通学にも
「Weka 40・30」
【マックパック】ウェカ40(右)
ヒップベルトのポケットを大きくするなど、マイナーチェンジが加えられた40Lモデル。ポケットなどは50Lと共通で配置。内蔵背面パッドは取り外し可能で、2泊 程度の小屋泊まり、1泊のテント泊山行などに対応する
- ¥28,000
- 容量:37〜43L
- サイズ:1(37L)、2(40L)、3(43L)
- カラー:ブラック、ポセイドン、タソック
【マックパック】ウェカ30(左)
日帰り登山、通学通勤に人気の30Lモデルは、40Lモデルで好評を博した大型フロントポケットを搭載してこ の春リニューアル!ボトルを入れるのに便利なサイドポケットをはじめ、各部ディテールはシリーズ共通
- ¥25,000
- 容量:30L
- サイズ:ワンサイズ
- カラー:タソック、ブラック、ポセイドン
問:ゴールドウインカスタマーサービスセンター 0120-307-560 www.goldwin.co.jp/macpac/
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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