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「七倉山荘」北アルプスの山小屋完全ガイド

登山者にとって快適な山歩きを楽しむための心強い味方、山小屋。館内施設や食事、成り立ちや売店メニューなど、山小屋の膨大な情報を集約しているので、山行計画に役立つこと間違いなし!

リニューアルで露天風呂も

七倉は、裏銀座コースや湯俣方面への入山口となる場所。ここから先、高瀬ダム方面はタクシーしか入ることができず、バスで来るにせよマイカーにせよ、登山者はここで乗り換えることになる。そんなだれもが立ち寄る場所に七倉山荘は建っている。

もともと避難小屋だったという歴史をもち、宿泊営業を始めてから30年ほどになる。登山口にあることから、施設的には山小屋というより、旅館といったほうがふさわしい。

温泉があることも大きな魅力だ。単純アルカリ泉質の湯は源泉かけ流し。山行後にここで汗を流していく登山者も多い。昼食メニューもあるので、フロ・メシという下山後のセットが完結できる。

2012年に改装されて、新たに露天風呂も造られ、温泉宿としての魅力はさらに高まっている。また、650円で日帰り入浴も可能だ。裏銀座などのロングコースを歩ききったあと、ここで温泉に浸かっていくと、登山の疲れを癒すことができるだろう。

まだ新しく清潔な露天風呂がうれしい。七倉にはキャンプ場もあり、1人1,620円で利用できる。料金は温泉入浴付きだ。

船窪岳、裏銀座への基点、七倉

七倉からアプローチできるコースは3本。ひとつは、七倉から直接登りだす七倉岳への道。稜線上には七倉岳や船窪岳など通好みの山が並ぶ。ほかのふたつは、ここからさらに高瀬ダムまで入ってから登り始める裏銀座コースと、竹村新道などにつながる湯俣への道。

いずれも北アルプスのなかで派手さはないエリア。裏銀座コースは比較的登山者が多いが、それでも表銀座に比べると圧倒的に静かだ。ほかの登山口にくらべて通好みな山好きが集まるところといってもいいだろう。七倉山荘はそんなところに建っている。

七倉へのアプローチは、JR信濃大町駅からタクシーで約20分。マイカーはここまでで、高瀬ダムまではさらに30分ほどかかる。いずれもバス便はなく、タクシーを使うしかない。

裏銀座コースの主稜線上からは、眼下に高瀬湖を望みながら歩くことができる。

七倉岳から船窪岳〜不動岳につながるコースは、標高のわりにけわしい道だ。

七倉には駐車場があり、マイカーはここに。40台ほどが駐車可能。駐車料無料。

七倉には、シーズン中、登山相談所が開設される。登山届もここで提出しよう。

「七倉山荘(ななくらさんそう)」の基本情報

設備

テン場:あり
水場:あり
個室:あり
自炊室:なし
乾燥室:なし
お風呂:あり
生ビール:あり

営業期間

4月中旬〜11月末

電話・電波

ドコモ:良好
au:良好
ソフトバンク:良好
公衆電話:なし

収容人数

32人

標高

1,060m

宿泊料金

1泊2食:9,720円~
素泊まり:6,480円
お弁当:1,080円

連絡先

090-6007-0208
http://www.webmarunaka.com/nanakura/

※2018年2月現在の情報です。営業時間や定休日などは変更となる場合がございますので、お出かけ前にご確認ください。

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PEAKS 編集部

PEAKS 編集部

装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

PEAKS 編集部の記事一覧

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