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「赤岳天望荘」日本山小屋完全ガイド

登山者にとって快適な山歩きを楽しむための心強い味方、山小屋。館内施設や食事、成り立ちや売店メニューなど、山小屋の膨大な情報を集約しているので、山行計画に役立つこと間違いなし!

八ヶ岳のワイドビューが待っている

赤岳山頂から北へクサリ付きの急坂を下った稜線に建つ。この坂は石が動き出すほどの傾斜がある。慎重に。美濃戸口登山口から南沢ルートで約5時間。

自慢はご来光や富士山、八ヶ岳の峰々、大菩薩嶺などの展望だ。小屋の前に設けられたベンチからワイドビューを楽しもう。周辺で見られるコマクサも、展望とともに峰々を歩き継ぎ、たどり着いたハイカーを癒してくれるかのよう。

ここの魅力は、大部屋のある建物と個室のある建物が別棟になっていること。だから混雑期であっても個室を予約できればプライベートを確保して静かにゆっくりと過ごせる。グリーンシーズンの週末はかなり混むため個室の予約は早めにしたほうが安心だ。大部屋は2段ベッド形式のかいこ部屋になるが、繁忙期は一人1畳が難しくなることもあるそうで、譲り合って利用しよう。

食事はバイキング形式で、夕食朝食ともに10品ほどの料理が並ぶ。夕食の一例だと炊き込みご飯に豚の角煮、鶏肉のトマト煮、揚げ物、山菜水煮などなど充実。食べられる量を取り分けて食べ残しはしないようにしよう。宿泊者限定で食堂ではお茶とコーヒーの無料サービスがあり、持参した容器に入れる人も多いそうだ。なお、昼食用の弁当は夏期のみ提供する。

赤岳主稜線上にある宿命で、水は天水が頼り。建物の周りに雨水を溜めるタンクがずらり。

館内設備

天水の風呂がありがたい

わずかな天水を貯水しておき、沸かして風呂に張っている。標高約2,720mという高所でのお風呂はありがたく、心身もほぐれていく。

宿泊者はお茶・コーヒー無料

宿泊者に限りお茶やコーヒーの無料サービスがあり、とても助かる。ミネラルウォーター500ml 500円も販売している。

寝具類

寝具類は整理整頓して用意されている。指定された所のものを使おう。

部屋

部屋は大部屋が基本。個室利用はひとり当たり3,000円の追加料金がいる。

食堂

食事は朝夕ともにバイキング形式。自分で食べられる分を取り分けて食べ残さないようにしたい。

小屋内には地下トンネルがあり、食堂棟と別棟をつないでいる。雨や風の日も安心安全だ。

八ヶ岳の絶景を逃さないように

朝日を浴びる小屋。日の出の時間をスタッフに聞いて、感動的な瞬間を逃さないようにしよう。

山の斜面を防風壁にするかのように、わずかな稜線の平地に小屋は建つ。夕焼けやご来光をはじめ、山々と雲の造りだす光景は自分の足でたどり着いた人だけが満喫できるもの。渾身のワンショットをものにしたい。

「赤岳天望荘(あかだけてんぼうそう)」の基本情報

設備

テン場:なし
水場:なし
個室:あり
自炊室:なし
乾燥室:あり
お風呂:あり
生ビール:あり

営業期間

4月下旬〜11月上旬、12月下旬〜2月下旬

電話・電波

ドコモ:良好
au:通話困難な場合が多い
ソフトバンク:通話困難な場合が多い
公衆電話:なし

収容人数

200人

標高

2,722m

宿泊料金

1泊2食:9,000円~
素泊まり:6,500円~
お弁当:1,000円

連絡先

0266-58-7220
http://www.yatsugatake.gr.jp/

アクセス

美濃戸口から5時間。赤岳から40分。

※2015年3月現在の情報です。営業時間や定休日などは変更となる場合がございますので、お出かけ前にご確認ください。

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PROFILE

PEAKS 編集部

PEAKS 編集部

装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

PEAKS 編集部の記事一覧

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