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山道具を使いやすくDIYしてみよう! 小道具編

山ですごすとき、少し不便だなと感じていることって思いのほかストレスになったりしませんか? 「もう少しこうだったら便利なのに……」。そんな不満を抱えている方は必見! “低山小道具研究家”森勝さんによる、だれでも手軽にカスタマイズできちゃう山道具のDIYアイデアを一挙ご紹介。

1.ガス缶キャップに水準器と磁石。

ガス缶を水平にするのを忘れてクッカーが滑り、作った料理を倒してしまった経験はないだろうか。これはガス缶キャップに穴を開け、カメラ機材に付いていた小さな水準器を接着したキャップだ。

これを付けると「ちゃんと水平を取らないと危ない」という自分へのメッセージになり、どんなときにでも水平を取るようになった。また、せっかく作ったキャップを失くしたくないので小さなマグネットを接着し、調理中はガス缶に取り付けられるようにしている。

キャップを付けた状態で水平を確かめ、バーナーを取り付ける。外したキャップはガス缶の側面に貼り付け保管。

2.ダクトテープをカードに巻く。

壊れた登山道具を直したり、怪我したときに添え木などを作ったりと、山でなにかと使えるのがダクトテープ。小さく丸めたほうがコンパクトだが、使うときに若干取り出しにくい。

そこで僕は使わなくなったカードに巻き付けて携帯している。幅や大きさがちょうどよく、取り出しやすいサイズになる。また、道具が壊れた登山者にあげることも多々ある。そんなときに躊躇なくあげられるように、このアイテムを非常用セットに忍ばせている。

持ちやすいカードサイズで作業時の取り回しが楽。水筒の穴も塞ぐことが可能な水に強いダクトテープがおすすめだ。

3.トレッキングポールにコイルチェーン。

重いバックパックを背負っているときにトレッキングポールを倒してしまうと拾うたびに深い屈伸運動になり、疲れてしまう。とくに撮影時、両手を離してしまって落とすことが多々ある。最初は細引きを結びつけたが、下りのときに足が引っかかってしまう。

そこで見つけたのがコイルチェーン。伸び縮みするため足に絡まることもじゃまになることもない。もちろん、ポールを落としてしまうこともこれでなくなった。

コイルチェーンは縮まるので、じゃまにならない。またダブルポール時にはポールとポールをつなぎ合わせると使いやすい。

4.キーホルダーをストックの石突きカバーのホルダーに。

雪や落ち葉など、足元が怪しいときには石突きゴムカバーを外すが、泥で汚れたゴムカバーをどこにしまうか悩んだことはないだろうか。また、似たようなトレッキングポールが多く、山小屋などで間違わないように目印となるものがほしい。

その両方を一度に解決するために、ゴムカバーを装着できるサイズのキーホルダーを付けている。これで、汚れたゴムカバーをポケットに入れずに済むし、間違われる心配もなくなる。

5.アウトドア用スマホケースにカスタマイズ。

GPSや写真、SNSなど、いまや山中でも手放せないスマートフォン。僕は普段、ポケットに収まるシンプルなスマホケースを使い、山では写真撮影に特化したケースに入れ替えている。

山用は耐衝撃ケースに、撮影時に持ちやすいリングを下部に取り付け、すぐにレンズが拭けるよう、レンズ拭き収納ケースを貼り付けている。普段使いにはじゃまだが、山ではとても使いやすい。

現在、手袋をしたままでも操作できるようにタッチペン装着を試行錯誤中。

写真撮影に特化した位置にリングを貼り付けている。モニターを見て指紋汚れが気になるようだったら、すぐに汚れを拭き取れる。

6.リールにクリップとペン。

一見、このような製品が売っていそうだが、リールは登山用品店で見つけたもの、クリップは文具店で見つけたものだ。クリップの挟む部分には滑り止め加工を施し、コピーした地図やタオルを挟んでも落ちにくいようにしている。

余分な部分は巻き取られるのでじゃまにならず、地図をチェックしメモ書きしながら歩くことができる。タオルを取り付ける際は、バックパックを降ろしたときに地面に付かない位置に留めることで、土などで汚さずに済む。

地図のコピーやメモ用紙を挟み込めば、肩口で常に地図を確認したり、情報を書き留めたりすることができる。

7.落としやすい小物にベルクロをオン。

カメラやスマートフォンなど、電子機器のカバーや小さなパーツは純正品だと高価なものも多いので失くしたくない。しかし山でだれかが落としたレンズキャップなどのパーツを拾う機会がじつは多い。

そこで使えるのが接着面のあるベルクロテープだ。ベルクロは簡単に脱着ができるので、外したキャップ類を特定の場所に貼り付けられるようにしている。応用でサコッシュにベルクロを縫い付けても便利だ。

カメラのレンズキャップは、外したときにしまった場所を忘れやすいアイテムのひとつ。ボディに付けておけば失くすことはない。

工作編

8.タピオカストローで小分けパック。

ライターで溶かして小分け密封容器を作る、海外で有名なライフハックのひとつだ。タピオカストローの太さを利用すれば使い勝手がよく、長さによって容量も調節可能。油や醤油などの液体も必要なだけ持ち運べる。

使用後はライターで熱して再密封も容易だ。凝った料理を作りたいときも、この技を使えばさまざまな調味料を小分けして持っていくことができる。また、マッチなど濡らしたくない小物や化粧品の小分けにも便利だ。

必要な道具はコレ!

  • ライター
  • ペンチ
  • ハサミ
  • タピオカストロー
  • なかに入れるもの

手順1.

ストローの先端を少しだけ余らせペンチで挟み込み、ライターで炙る。冷えるまで待てば溶着完了。

手順2.

使いたい調味料の量に合わせてストローを切る。このとき少し長めに切ったほうが後々使いやすい。

手順3.

ジョウゴを使って持っていきたい調味料を入れる。液体や固体など、入る物ならなんでもOK。

手順4.

反対側もペンチで挟んで溶着させれば完了。慣れないあいだは少し長めに余らせれば作業しやすい。

完成

お気に入りの調味料を小分けパックとして持ち運べる。応用も効くので試してほしいアイデアだ。

使うときはナイフなどで簡単に開封可能。タピオカストローはネットで購入することができる。

Profile

低山小道具研究家/森 勝

全国発明コンテストで2位を受賞したことがあり、プロダクトデザインの学校を卒業していたりする道具マニア。最近は独自のウラヤマ探検テクニックの人気に火が点きつつある。

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PROFILE

PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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