シューレースの種類から締め方までを徹底調査!
PEAKS 編集部
- 2020年09月07日
足まわりはどうしてる?
第3議題 シューレースの通し方のバリエーション
シューレースの通し方について、ここではハイカットシューズの足首まわりの通し方を2パターンと、ローカットシューズの通し方について紹介する。それぞれに利点があるため覚えておくと便利な締め方だ。しっかり締めたいときや関節部分の可動性をよくしたいときなどに有効だ。
1. 上から下へとシューレースをかける
おもにハイカットシューズの足首にあるフックの部分で活かせる通し方。シューレースをフックに掛けていくとき、通常なら下から上へと掛けると思うが、写真上の矢印のように上から下へと掛けていく。そうすることで抵抗がかかり、紐を引っ張る力を緩めてもある程度絞った状態でキープできるので絞りやすくなる。
2. いちばんトップのフックにかけてから、2番目のフックにかける
こちらもハイカットシューズの足首フックのシューレースの掛け方で、掛ける順番をいちばん上のフックから下へと掛けていく。これも通常の掛け方よりも抵抗がかかりやすく緩みづらいので楽に締め上げが可能。また、紐の重なりが多くなるためホールド感も増す。結びの位置が一段低くなり、足首上部の圧迫感が減る。
3. ローカットシューズのトップの穴の使い方
ローカットシューズのトップに、ふたつ横に並んで開いている穴、普通に通す以外の通し方があるのをご存知だろうか。ここに、同じ紐を通し、ループを外側に作る。そして左右のループにそれぞれのシューレースを通すのだ。こうすることで足首まわりをしっかりと締め上げることができ、かつ、緩みづらくなる。
上から通す? 下から通す?
シューレースで、上から下へ通しているものと、下から上へ通しているものがある。この違いに理由はあるのか。吉野さんに伺ってみた。「上から下のほうが抵抗がかかって緩みづらく、下から上だと緩みやすいのではないでしょうか。最初にセットされた通し方はメーカーの違いによるものかもしれません」。
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文◉編集部 Text by PEAKS
写真◉荒木優一郎 Photo by Yuichiro Araki
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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