ティートンブロス×インガのコラボモデル。タフで動きやすい、最強のライフスタイルパンツが登場
PEAKS 編集部
- 2020年12月21日
ティートンブロスとインガ、どちらもたしかなモノづくりでユーザーの心を掴む日本のブランド。プレイヤーの声を誠実に反映したウエアは、根強いファンをもつ。
「ダイハードパンツ」は、そんなふたつのブランドの夢の共作。インガの過去の名作をティートンブロスがリメイクした“クライミングもできるライフスタイルパンツ”だ。ティートンブロス代表の鈴木紀行とインガ代表の椎名哲朗が本誌主催のイベント「クライムオン」で出会い、意気投合して生まれた。
なぜライフスタイルパンツか。鈴木に聞いた。「クライミングパンツが欲しいならインガを買えばいい。せっかくいっしょにつくるならクライミングパンツとワーキングパンツを融合させたような、毎日でも穿けるタフなものにしたかったんです」鈴木は、インガのパンツの股関節まわりのデザインに惚れ込んでいた。
それは一体どんなものか、開発者でもある椎名に解説してもらった。キーワードは、前寄りに配置したガセットだ。「体を横から見るとお尻が出っ張ってますよね。だから、フィット感を高めるならウエストから股下までの距離は、前よりも後ろを長くすべきです。
股下にはガセット(マチ)が不可欠ですが、クライミングは器械体操とは違って壁に向かって足を開くので、位置も少し前寄りが自然です」インガのデザインを踏襲したダイハードパンツのガセットも前寄りにある。平らに置くと正面に見えるが、穿いてみるとみごとに股下に収まる。
膝から上はインガそのまま、と鈴木はいう。膝下は、現代風に少し絞った。素材はオーガニックコットン。市場でいちばん厚いものを探した。パーツ同士はたがいの生地を巻き込む「巻き縫い」で縫い合わせ、強度も抜群。最初はそっけないほど硬いが、動きやすいので気にはならない。使い込んで体になじんでいくのも楽しみだ。
キャッチコピーは“クライミングもできる”だが、さて、ふだんの生活でクライミングよりも大きな可動域が求められる場面があるだろうか? 数に限りがあるので興味がある方はお早めに。
ティートンブロス & インガ コラボモデル 「ダイハードパンツ」
- 価格:¥15,000
- サイズ:S 〜L
- カラー:オリーブ、ブラウン1/2
- 素材:オーガニックコットン100%
- 重量:670g(M)
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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