【マックパック】ファストハイクモデル、フィヨルド40の魅力とは
PEAKS 編集部
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質実剛健なバックパッキングモデルが知られる一方で、アドベンチャーレース用の繊細なテクニカルパックをも得意とするマックパック。そんなマックパックから、同社の技術と哲学を引き継いだ、軽く、フィット感の高いモデルが登場して早3年。ヒットモデルを実際に背負ってみました!
より軽く、より快適に。マックパックの伝統を受け継ぐ、ハイブリッドな一品。
耐久性に優れ、使いこむほどに味が出る独自素材「アズテック」を使った、堅牢なつくりで知られるマックパック。そんな同ブランドにはもうひとつの顔が。
それは、母国ニュージーランドがアドベンチャーレース大国であることから、’90年代初頭の「ウルトラマラソン」にはじまり、アスリートとの共同開発により生まれたベストセラーモデル「アンプレース」など、数々のアドベンチャーレースモデルをつくってきたということ。
重い荷物を快適に運ぶバックパッキングモデルと、軽量なテクニカルモデル。そうしたふたつの背景を融合したかのようなモデルが「フィヨルド40」だ。
そんなマックパックの英知を結集したハイブリッドモデル、フィヨルド40に1泊分の装備を詰めこみ、さっそく、山に出かけた。
背負ってまず感じたのは、背中を包みこむようなフィーリングのよさ。重量わずか1㎏の軽量パックでありながら、余すところなく背中にフィットする。
「軽い」だけでなく、「背負いやすい!」
これより軽量なパックは存在するが、長時間行動が前提となるアドベンチャーレースにルーツをもつフィヨルドの狙いはそこにない。「軽いうえでしっかりフィットする」というコンセプトを明確に感じさせた。
もう一点は、荷物の増減に広く対応する、ということ。側面の「ジグザグサイドコンプレッション」と、それを挟むようにつけられた板状のEVAパネル、ボトムにつけられたサイドスタビライザーは荷物が少ないときでもパックをしっかりと体に引きつけ、ブレを許さない。
パックを体に引きつけ、負担減! ジグザクサイドコンプレッション
パックのブレを抑えるサイドスタビライザー
逆に、雨蓋下のエクステンション部分が広くとってあるので、40ℓ以上の装備にも対応する。そんな懐の広さが「いかに使いこなすか」という、優れた道具と向き合う楽しみを生み出している。
自身の経験と技量、体力を重ねながら、地図を深く読みこむ。より少ない装備で可能な限り美しく、長い旅を……そんな探究心をくすぐる山旅に最適。
フィールドで使ってみてわかった
サイドには便利なメッシュポケット
ボトルなどを収納するのに便利なメッシュポケット。サイドのコンプレッション用コードはポケットの内部にまでおよんでいるので、それを利用することでキープ力が増す。
乾きやすい背面パッド
ニュージーランドのレースでは胸まで浸かる徒渉も多いため、背面には低含水率で乾きやすいメッシュ素材を採用している。そのため軽量化にも繋がり、背面のムレ感も軽減される。
使い道いろいろ。フロントポケットとバンジーコード
必要なときにすぐ使いたいレインウエアなどを収納しておくのに便利な、大型のフロントメッシュポケット。外側のバンジーコードは濡れたものなどの一時的な収納に最適だ。
スタイルにあわせてアレンジ自在
フィヨルド40の特徴のひとつが、アレンジ幅が広いということ。ヒップベルトや雨蓋、背面パッドを外すことでさらなる軽量化を実現。開口部はロールトップ式で容量調整が容易。
細部にまで光るこだわり
ヒップベルトには細身のストラップを上下2本に分けて使用している。太いベルトや大きなバックルを使わないぶん軽量化に貢献するうえ、繊細なフィット感を高めてもいる。
フィヨルド40
アドベンチャーレースモデルのノウハウを詰めこんだ、軽量でテクニカルな中型パック。ただ軽いだけでなく、長時間にわたる激しい動きにあってもブレず、高いフィット感をキープし続ける。荷物の増減に対応し、使いやすいポケットなどを装備した新定番。
- 価格:¥26,400
- 容量:40+9ℓ(2)、43+9ℓ(3)
- サイズ:2、3/カラー:ブラックアイリス
- 重量:1,040g(2)、1,090g(3)
フィヨルド28
- 価格:¥24,200
- 容量:28+7ℓ
- サイズ:ワンサイズ
- カラー:ブラックアイリス
- 重量:870g
企画協力◉ゴールドウイン
TEL.0120-307-560(ゴールドウインカスタマーサービス) www.goldwin.co.jp/tnf
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- PEAKS
- CREDIT :
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文◉麻生弘毅 Text by Koki Aso
写真◉矢島慎一、廣瀬友春 Photo by Shinichi Yajima, Tomoharu Hirose
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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