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家族からソロキャンまで!最旬おすすめテント8点を張ってみた【前編】

ソロ〜デュオ対応の小型モデルからファミリーキャンプ対応の大型モデルまで、気になるテントを実際に張ってみてお届けする、インプレッション。それぞれ個性が異なる8張から、あなた好みのひと幕は見つかるだろうか?まずは前半の4つをチェックしよう。

文◉ヤマシタユウスケ
写真◉前原哲也、後藤武久
撮影協力◉ヴォルケーノ白糸オートキャンプ場、PICA富士西湖
出典◉CAMP TOOLS 2021

①ザ・ノース・フェイス
ランダー6

オートキャンプ向け2ルームの完成形

ザ・ノース・フェイスが送り出す、オートキャンプ向けの6人用2ルーム。同社の名作テント「カイジュウ」や「ワオナ」を思わせるフォルムながら、前室のフロントパネルをキャノピー状にせり出せる点が異なり、さらに広々としたリビングスペースを設営できる。

幕体は結露に強いダブルウォールを採用。アウトフレーム構造によってフライシートだけでも立ち上がるので、巨大シェルターとして活用することもできる。付属のインナーテントはファミリーキャンプでも十分な広さを備え、荒天時でも簡単に設営&取り外し可能な吊り下げ式である点も心強い。フライシートの接地面にスカートを備えるのも抜け目なく、その高次元な機能で1年をとおして活躍してくれるはずだ。

インナー内には、タブレットも収納できるメッシュポケットを配備。
インナーを外して大開口フロントパネルを起ち上げれば、巨大シェルターに。
インナーの四隅にペグ打ちが必要なテントも多いが、本テントはバックルで簡単にフライと固定できる。
結露対策にもなる大きなベンチレーションで、夏でもすごしやすい。

【収納サイズ】
テントサイズに比べると割と余裕をもった、横幅が82㎝もある収納袋が付属。ラフな撤収でも問題ないのは、時間に追われがちなファミリーキャンプでは役立つ

値段:¥71,500
サイズ:約 D305 × W610 × H203cm
収納サイズ:約 D26 × W82 ×H26cm
重量:約 10.7kg
問い合わせ:ゴールドウイン

②ニーモ
ワゴントップ4P

コンパクトな見た目を裏切るゆったり感

ほかに類を見ないユニークな形状のフレームが目をひく4人用のテント。側面でクロスするフレームによってサイドウォールを外側に膨らませるだけでなく、203㎝の高さも相まって、フロア面積を超えた居住空間を生み出す。また、山岳テントに定評のあるニーモらしく、軽量なシングルウォールを採用。

アウトフレーム構造でもあるため、フレームを組み立てて幕体を吊るすだけで設営が完了する。このサイズ感であれば、大人ひとりでも簡単に張ることができるだろう。なお、別売りの「ワゴントップガレージ」を用いることで前室空間を拡張することも可能。2ルームテント的に使えるようになるので、家族や友人とのキャンプで広めのリビングがほしいときは活用したい。

独自形状のフレームにより、前面の開口が広く、出入りしやすい。
アウトフレームに幕帯のフックをひっかけていくだけで完了する、手軽な設営方法。
側面にはかなり大きめの窓を配備して、換気力を確保。ハイサイドでプライバシーも守る。
前室は着脱可能。コンテナなどの荷物を仕舞っておくには十分な広さだ。

【収納サイズ】
4人用かつシングルウォールということもあり、収納バッグも比較的小さめ。軽量で持ち運びやすいので、駐車場とサイトエリアが離れているキャンプ場でも苦にならない。

値段:¥66,000
サイズ:約 D254 × W381× H203cm254㎝
収納サイズ:約 D25 × W65×H25cm
重量:約 7.3kg
問い合わせ:イワタニ・プリムス

③テンマクデザイン
ペポライト

ソロからデュオでも個性的なロッジ型を使いたいなら!

同ブランドの人気テント「ペポ」をソロ〜デュオ向けのサイズ感に仕立て直した、レトロなシルエットが魅力のロッジ型テント。ロッジ型の特性としてサイドウォールが垂直に立ち上がるため、ほかのタイプに比べるとゆったりした居室空間を堪能できる。

幕体はコットン混紡のTC素材で、シングルウォール。「夏涼しくて冬暖かい」「高い遮光性」「難燃性で火の粉に強く、焚き火の側でも使いやすい」といった特徴を備えるだけでなく、風合いのある生地がロッジ型のデザインにマッチする。また、フライシートにはポリエステルを採用。TC素材の本体を撥水加工とUVプロテクション加工された生地でガードする、各素材のいいとこ取りをした構成も見逃せない。

メインフレームに幕体を吊り下げる簡単設営。天頂部のつき出た銀色のセンターポールが出入り口上にひさしを生み出す。
入口上部には雨や日差しを緩和できるひさしを備える。
ロッジ型らしい、サイドウォールの圧迫感が少ない広々室内。
着脱可能なメッシュポケットが2つ付属。スマホなど小物類の収納に重宝する。

【収納サイズ】
幕体はポリエステルよりも厚さと重さがあるTC素材。そのため、収納バッグのサイズはソロ〜デュオ用テントにしては大きめの、D25 × W60 × H25cmとなっている。

値段:¥43,780
サイズ:約 D220 × W240 × H140cm
収納サイズ:約 D25 × W60 ×H25cm
重量:約 8.0kg
問い合わせ:カンセキ WILD-1事業部

④鎌倉天幕
ハイドアウトTC&ハイドアウトシェルター

デザインに定評のある鎌倉天幕の製品のなかでも、2本のポールから落ちる弧線、ポール間を結ぶ稜線がとりわけ美しいシェルター。コットン混紡のTC素材がもつナチュラルな風合いと清潔な生成り色も、その存在感を高めている。加えて、8つある幕体の頂点を起ち上げることで日差しを効果的に遮れたり、緩やかに接地する裾部分が雨風の吹き込みを防いだりと、デザインが機能を兼ね備える点も魅力だ。

本シェルターには専用のインナー「ハイドアウトシェルター」が別売りで用意されており、吊り下げるだけで幕内中央に寝室を設けることも可能。前後には十分な荷置きスペースもできあがるので、2〜3人向けのキャンプ用テントとして使うのにもおすすめだ。

熱気を逃がすベンチレーションは、一番高さのあるメインポールの付近に配備。
インナーテントには接地面からの立ち上がりに補強材を用意。
インナー側面にも、シェルターの幕体にかけるフックを配するなど、内部を少しでも広くするための工夫が光る。
メインポールとはバックルで接続。手軽に設営&撤収が可能だ。

【収納サイズ】
シェルターとインナーは別売りだが、両収納バッグはスタックして、付属コンプレッションベルトで締めて一体化できる。とても持ち運びやすいのでセット購入がおすすめ。

(ハイドアウトTC)
値段:¥77,000
サイズ:約D460×W260×H170cm
収納サイズ:約D25×W62 × H15cm
重量:約9.0kg

(シェルター)
値段:¥27,280
サイズ:約 D205 × W220 × H135cm
収納サイズ:約 D16 × W58 × H16cm
重量:約2.8kg

問い合わせ:ニューテックジャパン

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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