アイスアックス16選!ルートによって強度・形・軽さを吟味して選ぼう
PEAKS 編集部
- 2022年03月02日
INDEX
アイスアックスは挑むルートによって、強度・形・軽さの重要度が変わってきます。そこで今回は、一般縦走向き、登攀向き、計量モデルの3つのカテゴリーに分けて、計16本のアイスアックスを紹介します。ぜひ参考にして、あなたの用途にぴったり合うアイスアックスを見つけましょう!
先にアイスアックスの名称や選び方を知りたい人はこちら。
おすすめの一般縦走向きアイスアックス6選
一般縦走向きでおすすめのアイスアックスはこちらです。
- ブルーアイス/ブルーバード
- グリベル/エアーテックレーシング
- ペツル/サミット
- ミゾー/風星
- クライミング・テクノロジー/アルパインツアー
- サレワ/アルパインテック
ではそれぞれの特徴を解説します!
ブルーアイス/ブルーバード
商品情報 | |
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価格 | ¥22,880(税込) |
長さ | 45、49、54、60cm |
重量 | 363g(45cm) |
素材 (ヘッド) |
ステンレス |
一般縦走向きのアイスアックス。付いている可動式ポンメルで、握りの位置を変えながら急傾斜を登降できます。中央上部を凹ませたヘッドの形によって、ストレスフリーな握りやすさも特徴です。
グリベル/エアーテックレーシング
商品情報 | |
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価格 | ¥19,800(税込) |
長さ | 53、58、66cm |
重量 | 480g(53cm、リーシュを含む) |
素材 (ヘッド) |
クロモリ鋼 |
グリベルの代表アックス「エアーテックエヴォリューションT」とおなじ、高強度を誇る熱間鍛造のクロモリ鋼ヘッドを持っています。また、シャフトは改良して軽量に。ゆるくカーブするシャフトで雪面への刺さりも良好です。
ペツル/サミット
商品情報 | |
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価格 | ¥17,600(税込) |
長さ | 52、59、66cm |
重量 | 380g(59cm) |
素材 (ヘッド) |
炭素鋼 |
最長の66cmでも400gしかない軽さが魅力の1本。先端を3mmまで薄くデザインした鋭利なピックで、硬い氷にも対応します。シャフト下部に刻まれた溝のおかげで、グリップ性も備わってスイングもしやすいです。
ミゾー/風星
商品情報 | |
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価格 | ¥24,200(税込) |
長さ | 55、60cm |
重量 | 458g(60cm) |
素材 (ヘッド) |
クロモリ鋼 |
ヘッド、シャフト、スパイクとすべてのパーツが強度の高いクロモリ鋼製です。シャフトのカーブはゆるいですが、ピックの角度が急なので傾斜の強いルートにも対応します。オプションでグリップを付けることも可能です。
クライミング・テクノロジー/アルパインツアー
商品情報 | |
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価格 | ¥12,100(税込) |
長さ | 50、55、60、65、70cm |
重量 | 470g(60cm) |
素材 (ヘッド) |
炭素鋼 |
一般縦走を想定したデザインでありながら、“タイプ2”の認証を得る強度の高さが最大の特徴です。シャフトを六角形に成形することで、軽さと高強度を両立しています。手に取りやすい価格も魅力のひとつです。
サレワ/アルパインテック
商品情報 | |
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価格 | ¥17,600(税込) |
長さ | 50、58cm |
重量 | 394g(58cm) |
素材 (ヘッド) |
炭素鋼 |
強度は“タイプ1”ですが、使用感は登攀モデルに近いです。先端を3mmまで薄くしたピックで、硬い氷にも刺さりがよくなっています。大きくカーブするシャフトで振り下ろしやすい1本。可動式ポンメルで握りの位置も変更できます。
おすすめの登攀向きアイスアックス5選
登攀向きでおすすめのアイスアックスは5本です。
- グリベル/エアーテックエヴォリューションT
- クライミング・テクノロジー/ドロン Plus
- ブラックダイヤモンド/スウィフト
- ミゾー/北辰
- ペツル/サミテック(ハンマー)
ではひとつずつ解説します!
グリベル/エアーテックエヴォリューションT
商品情報 | |
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価格 | ¥22,880(税込) |
長さ | 48、53、58、66cm |
重量 | 480g(53cm) |
素材 (ヘッド) |
クロモリ鋼 |
熱間鍛造で仕上げた高強度のクロモリ鋼ヘッドを持っています。また、両サイドを縦に凹ませたオリジナルの“Gボーンシャフト”によってさらに強さが向上。振り下ろしやすいように、シャフト下部にはラバー製のグリップが付いています。
クライミング・テクノロジー/ドロン Plus
商品情報 | |
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価格 | ¥18,700(税込) |
長さ | 52、59、66cm |
重量 | 465g(52cm) |
素材 (ヘッド) |
炭素鋼 |
荷重するほど先端に力が加わるピックデザインで、バリエーションルートに対応します。人間工学に基づくグリップを備えていて、スパイクにはグリップを握ったまま手を支えるためのパーツ(ハンドレスト)を取り付けられます。
ブラックダイヤモンド/スウィフト
商品情報 | |
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価格 | ¥24,640(税込) |
長さ | 50、57、64cm |
重量 | 485g(50cm) |
素材 (ヘッド) |
ステンレス |
ブランドがラインナップする登山用アイスアックスのなかで、もっとも強度が高い1本です。熱伝導率の低さから、持ち手が冷たくなりにくいステンレスヘッド。熱間鍛造で成形することで、さらに硬度が増しています。
ミゾー/北辰
商品情報 | |
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価格 | ¥25,300(税込) |
長さ | 52、53cm |
重量 | 400g(52cm) |
素材 (ヘッド) |
クロモリ鋼 |
“タイプ2”の認証は得ていないですが、アイスクライミング用として開発。深くカーブするシャフトでピックを打ち込みやすく、刺さった先端は氷雪壁に食い込むデザインです。ひし形のブレードも氷を砕きます。
ペツル/サミテック(ハンマー)
商品情報 | |
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価格 | ¥24,750(税込) |
長さ | 52cm |
重量 | 470g(52cm) |
素材 (ヘッド) |
炭素鋼 |
ピトンを打てるハンマータイプのアイスアックスですが、ブレードタイプもラインナップしています。また、ピックとハンマーは計画するルートによって交換でき、アイスクライミングやミックスクライミングにも対応可能です。
おすすめの軽量モデルのアイスアックス5選
軽量モデルでおすすめのアイスアックスはこちらの5本です。
- ブラックダイヤモンド/レイブンウルトラ
- ブルーアイス/フォーク
- グリベル/ゴーストEVO
- カンプ・カシン/コルサナノテク
- ペツル/ライド
では詳しく紹介していきます!
ブラックダイヤモンド/レイブンウルトラ
商品情報 | |
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価格 | ¥14,740(税込) |
長さ | 50、55、60cm |
重量 | 363g(45cm) |
素材 (ヘッド) |
ステンレス |
登山用アイスアックス“レイブンシリーズ”の最軽量モデルです。ステンレスヘッドの強度は変わらず、シャフトの末端を斜め45度にカットして重量を削っています。用途は雪渓歩きとスキーツアー限定です。
ブルーアイス/フォーク
商品情報 | |
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価格 | ¥14,080(税込) |
長さ | 45、50cm |
重量 | 282g(45cm) |
素材 (ヘッド) |
クロモリ鋼 |
ベースになっているのは、ブルーアイスのバックカントリースキー用の超軽量アイスアックス「ハミングバード」。ヘッドの素材をチタンからクロモリ鋼に変更することで、強度のアップとプライスダウンを図っています。
グリベル/ゴーストEVO
商品情報 | |
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価格 | ¥15,730(税込) |
長さ | 45cm |
重量 | 348g(50cm) |
素材 (ヘッド) |
クロモリ鋼 |
「エアーテックエヴォリューション」とおなじシャフトを採用。軽量化を図りつつ、頑丈なスパイクを備えています。軽量モデルに多い、シャフトを切断したままのスパイクと比べて、固く絞まった雪面にも刺さりやすいです。
カンプ・カシン/コルサナノテク
商品情報 | |
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価格 | ¥21,780(税込) |
長さ | 50、60、70cm |
重量 | 225g(50cm) |
素材 (ヘッド) |
アルミニウム+サンドビックナノフレックス |
優秀なアウトドア用品に送られる賞を数多く受賞した一本。ヘッドとシャフトをアルミニウム製にすることで抜群の軽さを叩き出しました。しかし、強度が必要なピックとスパイクには、ステンレス製のパーツを採用しています。
ペツル/ライド
商品情報 | |
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価格 | ¥12,650(税込) |
長さ | 45cm |
重量 | 240g(45cm) |
素材 (ヘッド) |
炭素鋼 |
240gと超軽量でありながら、ヘッドはペツルがラインナップする登山用アイスアックスとおなじ素材です。先端も3mmと薄く仕上がっているので、硬い雪にもよく刺さり、シャフトの溝がグリップ性を提供します。
ルートに合わせてアイスアックスを選ぼう
これまでおすすめのアイスアックス16本を紹介しましたが、気になるものは見つかりましたか?アイスアックスの素材や形によって、適したルートは異なってきます。ぜひあなたの計画に合わせて選んでみてください!
Info
- BRAND :
- PEAKS
- CREDIT :
-
文◉吉澤英晃 Text by Hideaki Yoshizawa
写真◉熊原美恵 Photo by Yoshie Kumahara
監修◉天野和明 Supervision by Kazuaki Amano
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。