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好みの焚き火台はどれだ!?デザインから使用感まで多角的に調査!

焚き火台によって、燃え方や組み方、燃やすモノが変わってくる。購入する前に試し焚きをしたいものだが、現実的に厳しい。そこで少しでも参考になればと、アウトドア業界のなかでも焚き火ばっかりしている3人がレビュー。きっと、自分好みが見つかるはずだ!

文◉猪野正哉
写真◉猪俣慎吾
出典◉CAMP TOOLS 2021

教えてくれた3人

カメラマン
猪俣慎吾さん

悩みの言葉は「QBK(急にボールが来たので)」※ネットスラング。広告・料理・アウトドア撮影が得意だが、急に来たボケの対処が不得意。こう見えて東京生まれ東京育ちのシティボーイ

焚き火マイスター
猪野正哉さん

反応してしまう言葉は「焚き火」。アウトドア誌からテレビ番組の焚き火の監修やライティングを行なう。地元千葉ロッテの貯金が貯まらないように、貯金が貯まらない

スタイリスト
近澤一雅さん

好きな言葉は「代打八木」。男性ファッション誌からアウトドア誌、広告と幅広く活躍し、アウトドア業界では変えの利かない存在。阪神の好調につられ、仕事も絶好調とか

ミミモト
クッキングストーブ

生活の救世主は世界各地で使われている。

オランダ生まれの電動ファン内臓ストーブ。木質ペレットを主に使用する設計になっているが、小枝・枝も対応可能。もともとアウトドア用として作られたわけでなく、ガスや電気での調理環境がない人達を支援するために誕生。

近澤さんレビュー

日本人にはなじみ深い七輪のハイブリッドバージョン。七輪だと味気ないがカラーリングがよく、キャンプサイトでも映える。焚き火台としてはもちろんだが、調理専用として持っておきたい。二次燃焼する焚き火台のなかでも、これはトップクラスの燃え方をする。

しっかりしたゴトクが付属し、大きい鍋も安心して置ける。
燃料受けが大小あり、容量が異なることで火力と燃焼時間が変わる。用途に合わせて使い分けを。
ファンはUSBケーブルを使用して充電。駆動時間は弱で約28時間、強で約9時間と長持ち。

値段:¥21,870
サイズ:D302×W302×H365mm
重量:約4,100g
問い合わせ:アスク

トウキョウクラフト
焚き火台KUBERU

常識を覆したデザイン、機能ともに◎

登録者数が20万人を超えるYouTube「タナちゃんねる」の代表タナさんが立ち上げたブランド。オリジナリティあふれ、火床が傾斜という革新的なデザインになっている。本体と脚パーツのみなので一瞬にして組み立てられる。

猪俣さんレビュー

今季発売されたなかでは、ダントツのクオリティだ。長くて太い薪を入れられ、サイドがせり上がっているので、こぼれ落ちる心配がない。滑り上がっていく炎の特性を活かし、炎が溜まる上部にゴトクが配置されている。ここまで考え尽くされているのは、すごい。

付属のゴトクは間隔を調整でき、シェラカップからフライパンまで幅広く使える。
火床中央の仕切りが薪との空間を作り、空気穴が燃焼効率を上げている。
脚を差し込むだけで完成。熱の影響が出る部分を1枚のパーツにすることで耐久性をカバー。

値段:¥29,800
サイズ:D310×W465×H315mm
重量:4,000g
問い合わせ:トウキョウクラフト

ケシュア
キャンプウッドストーブ MH500二次燃焼

ブランド初のパワフルウッドストーブ!

コスパが定評のフランス発のスポーツブランド「デカトロン」が展開する「ケシュア」から待望のストーブが発売された。ソロキャンに適したサイズで、組み立て不要。コンパクトながら二次燃焼し、火力も強く燃えカスも少ない。

猪野さんレビュー

メーカー推奨の消し方として“水をかける”は、歪む恐れがあるのにもかかわらずビックリさせられる。しかし組み立て式でないので、問題なさそうだ。付属のハンドルで台を移動させられ、熱せられた投入口の開閉などにも使えて便利。組み立てが苦手な私としては◎

煙突効果と二次燃焼構造の本体とマルチに使えるハンドルが付属され、ストレスなく楽しめる。
中サイズの薪がしっかり入る間口なので、調理をする際 はサイドから入れる。
底にはスコップ状の受け皿があり、残った灰を簡単に捨てられる。

値段:¥9,900
サイズ:φ135-190(上部/下部)×H245mm
重量:1,580g
問い合わせ:デカトロン

チャムス
ブービーフェイス フォールディングファイヤーピット

発売と同時に完売になる名品!

チャムス初の焚き火台は、ロゴや足跡モチーフを配したカワイイルックスであり、焚き火を楽しむために考えられている。グループやファミリーキャンプにピッタリなサイズ感だ。ほかにはない、可愛さと機能性を兼ね備えている。

近澤さんレビュー

チャムスファンでなくても、この燃え方を知ってしまうとファンになってしまう。焚き火初心者にはオススメで、ぜひ、初めての焚き火台としてチョイスしてもらいたい。いまは入手困難だけど、もっと市場に出回ってほしい。メーカーさん、よろしくお願いします(笑)

付属の薪(炭)受け・灰受けを本体にセットするだけのシンプルな構造。灰受けごと持てるので、後始末がラクに。
太い薪がガンガン入り、わざわざ組み直さなくても立て掛けるようにくべられる。
本体は折り畳め、コンパクトに収納、携行できる。

値段:¥10,780
サイズ:D350×W350×H360mm
重量:6,100g
問い合わせ:チャムス表参道店

リノット
炎卓

完成度の高さとキャンパー目線のモノ作り。

焚き火ギアを設計製作している「野良道具製作所」と共同で企画された。“丈夫で壊れない構造、むだのないシンプルなデザイン”をキーワードに、焚き火台・コンロ・テーブルの3役をこなすマルチな一台に仕上がっている。

猪俣さんレビュー

老舗セレクトショップ「バンブーシュート」が初めて取り扱う焚き火台として注目している。サイドの空気口もただ穴を空けているわけではなく、ヴィンテージランタンをモチーフにしたデザインに。メイドインジャパンだけあってバリもなくていねいに作られている。

ラックとしてシェラカップなど調理器具をぶら下げられる。
円卓部分があることでケトルを保温でき、火の調整をせずとも距離や配置でコントロール可能。
3つのプレートと脚から構成されている。熱や衝撃に耐えられるよう厚みのある鉄板を使用。

¥19,800
サイズ:φ400×H280mm
重量:約4,000g
問い合わせ:バンブーシュート

ファイヤーサイドアウトドア
ポップアップピット

火床のサイズは焚き火台のなかでも最大級。

ワンアクションで脚を広げ、スピーディーに組み立てができる。火床スペースが縦横62㎝あることで薪と炭を同時に燃やせ、焚き火と調理ができるハイブリット使用に。メッシュの火床は効率よく空気が入り、燃焼をサポート。

猪野さんレビュー

“大は小を兼ねる”とは、まさにコレのこと。ソロが流行っているけれど、コロナ渦が終息したら大人数でのキャンプが再熱しそうなので、大型焚き火台は早めにチェックしておきたいところ。火床がフラットなので薪が組みやすく、初心者でも扱いやすくなっている。

火床が広いことで食材や沸いたケトルを逃がすことができる。オプションでBBQグリルキッドあり。
下部に取り付け可能なヒートシールドが熱を遮断し、地面への影響を最小限に抑えてくれる。
専用収納ケースにコンパクトに収まり、持ち運びやすい。

値段:¥15,400
サイズ:D620×W620×H390mm
重量:3,600g
問い合わせ:モチヅキ

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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