アウトドアショップ店長おすすめ! 軽くて履きやすい登山靴9選
PEAKS 編集部
- 2023年01月30日
山登り装備の土台となる登山靴の軽量化についての疑問をたずねるため、千葉県習志野市にある山とスキーのアウトドアショップ「ヨシキ&P2」を訪れた。今回の記事では店長の別所さんにおすすめの軽量登山靴を教えてもらった。
文◉村石太郎 Text by Taro Muraishi
写真◉柏木ゆり、村石太郎 Photo by Yuri Kashiwagi, Taro Muraishi
▼軽量な登山靴を選ぶときの注意点はコチラから。
INDEX
歩く推進力を生む軽量ハイキングシューズ
ザ・ノース・フェイス/
ベクティブ エクスプロリス ミッド フューチャーライト
価格:23,100円
サイズ:7 〜10.5インチ(25.0 〜28.5cm相当)
重量:404g(9インチ/片足)
非常に高いクッション性と、ロッカー形状のソールデザインによって、前へ前へと歩く推進力を生むライトウェイトハイキングシューズ。そのため山中を素早く移動するような登山をはじめ、10㎏以下までの荷物を背負ったテント泊装備にも対応できそうだ。
軽さと安定感を両立したみごとなバランス
アゾロ/ファルコGV
価格:27,500円
サイズ:UK6.0 〜UK10.5(25.0〜29.5cm相当)
重量:490g(UK8.0/片足)
軽量化はしたいけれど、これまでの登山靴が備えていた安心感も捨てがたいという人にすすめたい。安定感のあるソールを備え、比較的重めの荷物でも違和感なく行動できるだろう。一発で締め上げることができるシューレースなど、細部までていねいなつくりだ。
驚くほど心地よい履き心地を体験してほしい
モンチュラ/ヤルテクノGTX
価格:31,900円
サイズ:UK7.0 〜UK10.0(25.5〜28.5cm相当)
重量:470g(UK8.0 /片足)
足の形状に合わせた左右非対称デザインのほか、巻くように足首を包むラップ式タンを採用したミッドカットアプローチシューズ。ソールは適度なクッション性を備え、比較的重めの荷を背負ったときの安定感もすばらしい。
安定感に優れた軽量ハイキングシューズ
スポルティバ/ウルトララプターⅡミッドGTX
価格:20,900円
サイズ:EU38 〜EU48(24.5〜30.5cm相当)
重量:470g(EU42/片足)
推進力を生むロッカー形状に仕上げたソールシステムを採用し、クッション性と安定感のみごとなバランスを実現した軽量ハイキングシューズ。カカトを覆うほどの高さに設定されたミッドソールにより、足首まわりの安心感も非常に高い。
岩場を軽快に歩くためグリップ力抜群のモデル
ガルモント/ドラゴンテイル N.AIR.G
価格:24,200円
サイズ:25.0〜29.0cm
重量:450g(26.0cm/片足)
強力なグリップ力を備え、クッション性を抑え気味にした味付けのソールは、岩場を歩くためのアプローチシューズならではのもの。非常に軽快な履き心地が印象的で、爪先まで延びたシューレースが高いフィット感と抜群の安心感を生み出している。
防水性と軽快さを備えマッドなトレイルに対応
サロモン/クロスハイクMIDゴアテックス
価格:22,000円
サイズ: 25.0〜28.5cm
重量:396g(27.0cm/片足)
素早く確実に締め上げ、解放することができるクイックシューレースを採用し、ゴアテックスメンブレンを内蔵することで高い防水性を確保した軽量ハイキングシューズ。若干硬めに仕上げられたソールは、高い安定感をもたらしている。
フィット感が抜群で長時間歩行でも心地よい
スカルパ/メスカリート
価格:23,100円
サイズ:EU39〜EU46(24.5〜30.0cm相当)
重量:415g(EU42/片足)
柔らかな足入れ感がとても心地よく、アプローチシューズらしく硬めに設定されたソールは、多少の重荷でも優れた安定感をもたらしてくれる。前足部まで巻き込ませたポリウレタンランドやシューレースによって、岩場で立ち込む力をしっかりとつま先に伝達する。
トレイルランニングシューズの現在形
モントレイル/カルドラドⅢ
価格:15,400円
サイズ:25.0〜30.0cm
重量:296g(27.0cm/片足)
優れたグリップ力とサポート力、さらに高いクッション性といった要素をみごとに融合させたトレイルランニングシューズの名品。履いた瞬間に走り出したくなってしまうほど軽快で、7㎏以下程度の荷物を背負って素早く移動したい山行にマッチする。
高いプロテクション性と軽快さの融合
スポルティバ/アキラ
価格:18,150円
サイズ:EU38〜EU47(24.5〜30.0cm相当)
重量:335g(EU42/片足)
柔軟性と通気性に優れながら、アッパー部は高いプロテクション性を備えた。カカト周りの安定感がすばらしく、長距離想定のトレイルランニングシューズとしてクッション性は高めの味付けがされている。体力に応じて7~8㎏程度の荷物でも十分に対応可能だろう。
※この記事はPEAKS[2021年5月号 No.138]]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
Info
SHARE
PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。