【ライトアルパインシューズ編】いくつかのタイプに分類される登山用のシューズ。 目的の山や自分の歩き方に応じて、適したものを選んでいこう。|PEAKS MOUNTAIN GEAR COLLECTION 2023
PEAKS 編集部
- 2023年04月14日
INDEX
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好評発売中「PEAKS 2023年4月号(No.159)」より、誌面記事の一部をご紹介します!
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ハードな雪山向けから遊歩道を歩く程度のスニーカー風まで、登山用のシューズは多様な種類がそろっている。ここでは便宜的に無雪期用の4タイプを紹介するが、最近はトレッキング用とトレイルランニング用の間にスピードハイクなどというジャンルも生まれ、正確な分類はしにくくなっている。だが、登山用の中心となっているのは、一般登山向けのいわゆるトレッキングシューズであることは間違いない。
ほかのタイプに比べると種類は圧倒的に豊富で、有名なシューズメーカーならばどこもロングセラーとなる“定番”を持っている。初心者はまずトレッキングシューズを手に入れ、そこから自分の歩き方に合うタイプを探していくといい。
編集◉PEAKS編集部
文◉高橋庄太郎
写真◉猪俣健一
LIGHT ALPINE SHOES[ライトアルパインシューズ]
トレッキングシューズよりも頑丈で、岩場が多い山で使いやすいのがライトアルパインシューズだ。とくにアウトソールは硬く、ほとんど曲がらないものも多いが、これは小さな岩の突起でも体重を支えられるようにするため。アッパーも硬く、その硬さで難所でも力を使わずに体のバランスを取れる。より堅牢なタイプがアルパインシューズで、主に雪山用です。
ローバー/チェベダーレⅡGT
丈が高いアッパーが足首をしっかり守る。
トレッキングシューズよりも頑丈で、岩場が多い山で使いやすいのがライトアルパインシューズだ。とくにアウトソールは硬く、ほとんど曲がらないものも多いが、これは小さな岩の突起でも体重を支えられるようにするため。アッパーも硬く、その硬さで難所でも力を使わずに体のバランスを取れる。より堅牢なタイプがアルパインシューズで、主に雪山用です。
- ¥50,600
- サイズ:UK6.5 ~ 11
- 重量:825g(片足/ UK8.5)
- (問)イワタニ・プリムス
▲POINT
アウトソールは非常に硬い。つま先にクライミングゾーンがあるため、岩場での立ちこみは容易だ。
▲POINT
つま先付近まで締め付けられるシューレース。フィット感が高くなり、足がずれにくくなる。
スカルパ/リベレHD
足の周囲を守る太いランドラバー。
一昨年に登場するやいなや、その革新性で大人気になった新定番。ラグが非常に立体的で、かかとに角度をつけた“ダブルヒール”は着地したときの衝撃吸収性やグリップ力が高く、これまでにない安定力を感じさせる。見た目よりも柔軟なアッパーは足なじみがよい。
- ¥53,350
- サイズ:39 ~ 48
- 重量:695g(片足/ 42)
- (問)ロストアロー
スポルティバ/エクイリビウムST GTX
斬新で安定感が高いアウトソール。
一昨年に登場するやいなや、その革新性で大人気になった新定番。ラグが非常に立体的で、かかとに角度をつけた“ダブルヒール”は着地したときの衝撃吸収性やグリップ力が高く、これまでにない安定力を感じさせる。見た目よりも柔軟なアッパーは足なじみがよい。
- ¥60,500
- サイズ:38 ~ 48
- 重量:630g(片足/ 42)
- (問)日本用品
モンベル/アルパインクルーザー 1000 レザーMen’s
トレイルグリッパーで滑りを抑える。
耐久性に優れたヌバックレザーを全面的に使用している。深いラグパターンをもつアウトソールには滑りにくさで定評のトレールグリッパーが採用され、濡れた岩や地面の上でも安定したグリップ力を発揮する。ある程度の保温性もあり、初冬の山でも活躍します。
- ¥41,800
- サイズ:24.0 ~ 30.0cm
- 重量:722g(片足/ 25.5cm)
- (問)モンベル
マインドル/バキュームMenトップGTX
丈が高いアッパーが捻挫を防止。
肉厚のヌバックレザーをフルに使い、耐久性には文句なし。アッパーの内側には薄手のフォーム材が配されていて、心地よいクッション性を与えながら、過不足なく足を包み込む。また、足首部分も柔らかだ。かかとにはセミワンタッチクランポン用のコバがあります。
- ¥49,500
- サイズ:6.5 ~ 10.0
- 重量:800g(片足/ 8.0)
- (問)ミヤコスポーツ
グランドキング/GK88
ハードな高山でも活躍する機能性。
ライトアルパインタイプとしては少し華奢で、トレッキングタイプに近い。だがアッパー、アウトソールともに堅牢で岩場も得意だ。足首周りのクッション素材は弾力性が高く、速乾性も高くて内部が蒸れにくい。足型は余裕があり、窮屈さを感じないのがメリットです。
- ¥29,700
- サイズ:22.5 ~ 29.0、30.0cm
- 重量:682g(片足/ 26.0cm)
- (問)キャラバン
※この記事はPEAKS[2023年4月号 No.159]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
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編集◉PEAKS編集部
文◉高橋庄太郎 Text by Shotaro Takahashi
写真◉猪俣健一 Photo by Kenichi Inomata
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PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。