ベースボールシャツ着回し術|9回裏2アウト満塁から 大逆転的新作を探せ!スタイリスト近澤 今月のドラ1
PEAKS 編集部
- 2023年05月29日
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好評発売中「PEAKS 2023年6月号(No.160)」より、誌面記事の一部をご紹介します!
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また新たにシーズンが開幕し、カラーぺージで逆転の返り咲き。つーことで全国80万人の近澤ファンのみなさん、ヨロシク哀愁。
今回はイケてる(はずの)埋もれた商材で真面目にホームラン狙っちゃうyo!
編集◉PEAKS編集部
文・スタイリング◉近澤一雅
写真◉熊原美惠
ベースボール途上国・フランス生まれのベースボールシャツ着回し術。
記憶のなかでベースボールを取り入れたアウトドアらしい商材は、帽子以外に見たことがない。街着とてベースボールシャツが流行ったのも昔話で、いまやたまに古着屋で見かけるくらいだろうか。個人的には大ハマりだが、周りの友人はどう使えばいいのかわからないって意見もある。たしかに山着としてはもっとアンパイなデザインのほうがいいだろうし、挑戦的かも。ただ昨今の人気ブランドで固めたコーディネートはコスプレにも見え、個性がない感も否めない。同じような服を買い、「同じの持ってなかった?」って言われたことあるでしょ!
持続する超撥水と耐風性をもつブリーズバリヤーを採用し、マルチコンポという名のとおり、別売オプションで自由にアレンジできる軽量ウインドシャツ。野球顔なラグランスリーブなやつだ。
- ¥16,940
- サイズ:XXS ~ L
- カラー:オリーブ、ブラックノアール、シャーク
- 重量:144g(M)
- (問)ミレー
for Mountain:「正装的出で立ちでピリッとして快適よ」
ワントーンセットアップ。これで試合に臨め!
同素材のパンツでセットアップ風に。そんなときは明るい色を使ったパックやインナーでメリハリを付けたい。シックにしたければ黒やグレーなどモノトーンの組み合わせでもいいぞ。気分的には自然になじみつつも存在感は出していきたいから、これくらいがちょうどいいわ。流行りでいう“ゆるふわ”(古い)か!
for City:「レイヤードが楽しみやすい形状をフルに活かす!」
重ね方次第でオシャン感指数爆上がり。
半袖シャツと思えば街ではマルチに活躍。襟なしなのでフーディもレイヤリングしやすいし、ハイネックとかでも間違いない。このまま合わせるアイテムの素材を変えれば、夏山にも対応可能だ。梅雨を迎えるいま時期からあると助かる一枚は、長期にわたってアレンジでき、つねに"野球"を感じられて最高ですわ~。
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スタイリスト/近澤一雅さん
アウトドア専門のスタイリングを武器にあらゆる業種に寄生するマルチプレイヤー。職歴20年目を終えるがまだまだ若手の気持ちで活動中。座右の銘は「代打、八木」よ。
※この記事はPEAKS[2023年6月号 No.160]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
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PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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