京都がもつアウトドアの魅力を発信!マムートが日本最大級となる直営店をオープン
PEAKS 編集部
- 2023年12月01日
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スイスでロープメーカーとして誕生し、昨年で160周年を迎えたアウトドアブランドのマムート。その日本最大級となる直営店「マムート 京都」が、2023年11月にオープンした。
店舗が掲げているコンセプトは「MAMMUT MEETS KYOTO」。このコンセプトには、京都が日本を代表する観光地でありながらも、”アジアを代表するハイキングシティ”であるということを世界へ発信したいという想いが込められている。また、長い歴史を持っているアウトドアブランドだからこそ、「幾度も再生を続けてきた京都の地に旗艦店を持ちたい」という気持ちが強かったという。京都の拠点として、地域に対して刺激を与えながらも、さまざまな方面からアイデアを受けて、ファンの皆さんにも還元していきたいと考えている。
京都の中心地に店舗を構えることで、アウトドアエリアとしての京都の魅力を、地元の方や観光客にまで幅広く伝えるきっかけになるだろう。
文◉PEAKS編集部
入口付近には京都一周トレイルの3D模型を設置
「MAMMUT MEETS KYOTO AREA」と名付けられた入口周辺エリアには、全長134㎞の京都一周トレイルを3D造形で表現。パネル中心部分には、店舗の場所にブランドのアイコンであるマンモスロゴが配置されており、町全体が多くの山々に囲まれた場所であることが一目でわかる。京都の主要となるハイキングルートや、季節によって桜や紅葉を楽しめるポイントがわかりやすく記されているので、アウトドアに対してのモチベーションを底上げしてくれること間違いなし。
オープン記念イベントでは、京都一周トレイルを実際に歩いた登山YouTuberのかほさんのトークパートも。途中で町に出たり山に入ったり、大文字山を通過して最後には銀閣寺にたどり着くようなルートを歩いた感想として「京都の自然、人の暮らし、歴史や自然など、すべてが凝縮されたルートで、新しい山歩きの経験をすることができました」と述べた。
ブランド体験スペースとなる「ヒュッテ1862」
来店者に対して、登山のアドバイスやバックパックのパッキング・荷重体験、商品のメンテナンスに関する相談などができるカウンターを設置。登山に興味がある客に対して、必要となる装備をレベルに合わせて説明したり、登りたい山の気温を調べ、どの程度のウエアが必要かレクチャーしたりするなど、店舗スタッフから適切なアドバイスをもらうことが可能だ。登山への不安を抱えている方にぜひ立ち寄っていただきたい。
カウンター頭上には、スイスを代表する山であるマッターホルンの造形があり、視覚的にも楽しむことができるのが魅力だ。
コラボ商品やラインナップの多さが魅力
70坪ほどの広い店内には、ブランドを代表する高性能な登山・クライミング用ギアだけでなく、ハイキングやタウンユース向きのアイテムなどを含めた、豊富なラインナップを取り揃えている。
ここ数年でアーバンラインを強化しているマムートだからこそできる、山岳地帯で使用できる機能性を残したまま、普段使いにも最適なアイテムを数多く展開。着心地や重量の軽さなど、山で得た知見を活かしたウエアが多く見られる。
ネスプレッソ・ハイキュー・マムートの3社で共同開発が行なわれているインサレーションジャケット。ネスプレッソマシンのカートリッジとして使用するカプセルをリサイクルした素材から作られており、環境にも配慮されたアイテム。これからの季節、冬山登山やハイキングで活躍してくれるだろう。オープンから2週間、京都店限定で先行販売中(11月30日より順次、ECサイト・対象店舗にて販売開始)。
京都の中心地に店舗を構えたことにより、ファンや観光客に対してどのような影響を与えていくのか、”アジアを代表するハイキングシティ”としての可能性をどう広げていくのか、今後の動きから目が離せない。
店舗詳細
MAMMUT 京都
- 住所:京都府京都市中京区笋町688 第15長谷ビル1F
- 営業時間:11時~20時
- 定休日:不定休
■お問い合わせ
マムート スポーツグループジャパン:03-5413-8597/https://www.mammut.jp
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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