パタゴニアによるクライミングイベントが全国で巡回開催！

PEAKS 編集部

2024年04月21日

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パタゴニアによる全国のクライミングエリアをめぐるイベント「Worn Wear Climbing Repair Session」が開催。
イベントでは、クライミングを楽しむためのウエアの修理をする、ほかクライミング体験やトークショーなど多彩なコンテンツが用意されています。

編集◉PEAKS編集部
写真◉ao

今回のイベントはクライミング！豊富なコンテンツも

2023年に50周年を迎えたパタゴニアは、アメリカ発祥の世界的なアウトドアブランド。

そんなパタゴニアは、登山、サーフィン、ウィンタースポーツなど、幅広いジャンルでのウエアの販売だけではなく、それらアウトドアやスポーツにまつわるイベントや、自然を守る取り組みなども多く行なっています。過去にはクライミングをとおして笠置山が抱えている課題を考えるイベントや、セルフメンテナンスのアドバイス、穴の空いてしまった靴下の手縫い補修を学ぶワークショップを開催するなど、多彩なコンテンツを提供してきました。

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そして今回は全国のクライミングエリアをめぐる「Worn Wear Climbing Repair Session」を開催。

各会場でクライミングを楽しむためのウエアを修理するほか、クライマーによるトークイベントやクライミングフィルムの上映会、中古アウトドア用品の販売、クライミング体験など、豊富な内容となっています。

新品よりもずっといい！リペアイベントでお気に入りのウエアを修理しよう

イベントではウエアの縫製修理や、スタッフのサポートによるセルフリペア体験が行われます。

縫製修理では、破れたり壊れたりしてしまったクライミングパンツをはじめとしたウエアなど、クライミングを楽しむためのウエアをパタゴニアのスタッフが修理。また、パタゴニアのウエア以外もブランドを問わず無料で対応してくれます。

セルフリペアでは、リペアパッチなどを使って穴や破れの補修、プル紐の交換、スナップボタンの取り付けなど、ミシンを使わない簡易的な修理をスタッフのサポートのもと参加者自身で行います。イベント後も自分で修理するためのリペアキットも販売するそうです。

コンテンツへの参加はひとり１アイテム限り（洗濯をしたもの）。ウエアの状態や修理範囲、難易度によっては修理できない場合もあるようなので注意しましょう。

予約優先ですが当日枠も設けているとのこと。また、縫製修理を行なわない会場もるので、各会場の詳細を要確認です。

イベント自体も環境に配慮して開催

イベントでは廃材を再利用して作られたリペアトラック「つぎはぎ」が登場。「つぎはぎ」は地域コミュニティから回収した使用済みの植物廃油を付属のフィルターでろ過することにより、走行時の燃料として使用することで約98％のCO２排出量をオフセットできるトラックです（走行開始時の数分間は通常の軽油を使用）。また、修理で必要なミシンや照明などの電気機械も「つぎはぎ」に搭載したソーラー発電よる太陽光発電が使用されています。

梱包資材なども可能な限り再利し、修理時の生地の端切れや糸くずなどもアップサイクルやリサイクルができるよう、分別や計測を徹底することでゴミの発生を可能な限りなくすことをこのイベントで目指しているとのこと。

「つぎはぎ」は登場する会場とそうではない会場があるので、こちらも各会場の詳細を確認しましょう。