アークテリクスから新機軸のシューズが発売!336gの軽量設計にグリップ力も兼ね備えた「バーテックスアルパイン」
PEAKS 編集部
- 2024年04月25日
アークテリクスから、新作の高機能ローカットシューズ「バーテックスアルパイン」が登場!この記事では、同シューズの特徴や機能性、デザインについて解説します。
文◉PEAKS編集部
アークテリクス伝統の高機能性
アークテリクスは1989年にカナダ・バンクーバーで創業した、アウトドアブランド。創業当初から、過酷な環境下でも安全に活動できる高性能な製品を開発することを掲げ、つねに革新的なギアを生み出しています。1991年に登山用ハーネス「ベイパーハーネス」を発表して以来、3Dパターン設計を取り入れるなど、ユーザーの動きを妨げないウエアやギアづくりに注力してきました。
新作の「バーテックスアルパイン」は、2021年に新設したフットウエア専門のデザインオフィスにて、アークテリクスがこれまで培ってきた高機能素材とパターン設計のノウハウが惜しみなく注ぎ込まれ、デナリでの新ルート開拓に尽力する山岳ガイド「マイク・ガードナー」と共同開発したもの。長時間履いていても快適に行動できるようトレイルランニングシューズのフィット感と機能性を取り入れ、岩稜の連続するテクニカルな地形を効率よく移動するために開発された、新機軸のシューズです。
抜群の軽さとグリップ力
「バーテックスアルパイン」の最大の特徴は、驚くべき軽さとグリップ力にあります。ミッドソール一体型のTPUシャンクを採用することで重量はわずか336グラム(27cm片足)とかなり軽量ながら、高い防水・透湿性を誇るゴアテックス素材を採用したアッパーは、岩場や悪路でも水濡れから足を保護。また、アウトソールにはクライミングソールにも使用される高グリップのヴィブラム社製ラバー「XS Flash 2」を採用し、4mmラグのソールパターンはぬかるみや濡れた岩場でも滑りにくいうえ、つま先にはクライミングゾーンも設けられています。
さらに履き口にライニングとタンを一体型にしたニット素材を配し、つま先10mm・かかと18mmのスタックハイト(ソールの厚さ)にすることで、体重移動がスムーズになるよう配慮。これまで培ってきたパターン設計のノウハウにより、足への必要以上の締め付け感がなく、しっかりとしたフィット感を体感できます。
遊び心満載のカラーリング
ギアへのこだわりが強いアウトドア愛好家を中心に高い人気を誇るアークテリクスですが、「バーテックスアルパイン」では遊び心満載のカラーリングにも注目しましょう。
メンズモデルでは、クラシックなブラック、目を引くユーフォリア/グラファイトなど、全6色(ゴアテックス非搭載モデル含む)を用意。ウィメンズモデルも上品なソリチュードなどを含む3色(ゴアテックス非搭載モデル含む)が展開され、個性豊かなデザインから物見のモデルを選ぶことができるのも魅力的です。
アッパーの生地はゴアテックス採用モデルと非搭載モデルで違い、ゴアテックスモデルではリサイクルポリエステル製の高強度なコーデュラを使用。非搭載モデルでも高耐摩耗性の軽量素材を用いて通気性を高めています。用途に合わせて選ぶことができるのも嬉しいポイントです。
価格はゴアテックス非搭載モデルで37,400円、ゴアテックスモデルが42,900円と、ローカットシューズとしてはプレミアムなポジションに設定されていますが、アークテリクスの定評ある機能性とデザイン性を考えれば思わず手に取ってしまうのでは?
軽快にテクニカルな地形を移動したい。「バーテックスアルパイン」はそんな願いを叶える、アークテリクスのクラフトマンシップが光る一足と言えそうです。
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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