意外にいい！ぴったりハマる日本企画。ちょうどいい感じのアパレルライン。｜スタイリスト近澤今月のドラ１（Vol.7）

PEAKS 編集部

2024年06月06日

餅は餅屋？もしかして餅屋以上？は使ってみなきゃわからんな。
メイン商材以外にも守備範囲を広げるブランドが多くなってきた。
シューズブランドがウエアで成功した前例は、果たして……。

編集◉PEAKS編集部
文・スタイリング◉近澤一雅
写真◉熊原美惠

“ドラ1”に指名したこのウエアはぜひともおすすめしたい

シューズブランドのアパレルラインの成功例というと、あのランニングブランドが提案したライフウエアくらいしかピンとこない。実際、この新ラインのスタイリングも担当したということで少し辛口な目線で触ったところ、随所でポテンシャルを感じ、今シーズン“ドラ1”に指名したこのウエアはぜひともおすすめしたい。実態は街着として想定されているが、日帰りの低山ハイクや切り詰めた軽量など考えなければ、いくらでも使えて違ったスタリングが楽しめる。

メレル／コーチシャツ

古くからスポーツに欠かせないラグランスリーブを採用し、肩周りは動かしやすい。水平に近いファスナー付きポケットは見た目以上の収納力をもつ。シリーズ全体がビッグシルエットとなるため、サイズ選びは慎重に。

¥12,100
サイズ：XS ～ XL（ユニセックス）
カラー：グレー、ブラック
（問）丸紅コンシューマーブランズ

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▲ナイロン100%。若干厚めでシャリ感はあるが、不快な擦れはなく、撥水性もある。

for City：「アウター感覚もこれまたよし」

ロンTレイヤリングはカラーを考慮すべし。

なかに重ねるものは黒やグレー、白などを選択するのは想像しやすいが、ちょいとガラが悪くなってしまう。蛍光色やパキッとした色物で合わせることがレベルアップの秘訣なのだ。こちらも共生地ロングパンツと合わせて迷わない組み合わせに。グレージュ（グレー+ベージュ）に近い明るさは、顔周りのレフ板効果もあって女子にもいい。