日本各地のアウトドアショップに聞く!!全国フィールド情報|PEAKS最新2024年9月号 HEADLINE
PEAKS 編集部
- 2024年07月17日
*****************************************
好評発売中「PEAKS 2024年9月号(No.167)」より、誌面記事の一部をご紹介します!
*****************************************
「PEAKS 2024年9月号(No.167)のAmazonでのご購入はこちら
編集◉PEAKS編集部
写真提供◉Transit 東川、WEST三条店、リュネッツ+山の道具屋、クロスポイント
【北海道】天上のパラダイスは、頂上を越えた先に……。
広大な大雪山国立公園の主峰、旭岳(あさひだけ)は標高2,291mと道内最高峰。大雪山系や十勝連峰の山々を見下ろす眺望はすばらしいが、1,600mあたりが森林限界とあって、一見すればただの岩山。
しかし、頂上を越え高原帯に入ると景色は一変する。エゾノツガザクラやチングルマが可憐に群生する高山植物帯が広がり、雪渓が残り、足湯を楽しめる天然温泉も湧き出ている。岩山を越えれば、まさにパラダイス。頂上往復もいいが、ぜひとも裾合平をまわる周回コースでめぐってほしい。
【SHOP INFO】Transit 東川
- 北海道上川郡東川町南町2-2-1
- TEL. 0166-85-7559
- https://www.facebook.com/ transithigashikawa
【新潟県】アノ憧れの尖峰に!? 上越で登頂叶います
鋭く尖った山容をもち、“上越のマッターホルン”や“東洋のマッターホルン”とも称される大源太山(だいげんたさん)。山頂部は広くないものの、谷川連峰の北側というロケーションから谷川岳や苗場山、巻機山、平ヶ岳などこの地域一帯の名峰群を一望できます。
おすすめは旭原登山口から大源太山に至り、七ツ小屋山、シシゴヤノ頭を経て旭原登山口に下りるループコース。クサリ場や急登、急な下りのスリルとともに、上越国境の区間ではゆったりとした稜線漫歩を心ゆくまで楽しんで!
【SHOP INFO】WEST三条店
- 新潟県三条市五明241
- TEL. 0256-35-822
- https://www.west-shop.co.jp/info/store/ sanjo
- Instagram:@westsanjyo
【栃木県】“槍”だけれど山容穏やか。那須の最高峰を味わって
標高が低いながらも、森林限界が低いために“標高以上”に壮大な景色をみせる那須の峰々。その最高峰が三本槍岳(さんぼんやりだけ)です。山名からは想像しづらい穏やかな姿で、那須の盟主・茶臼岳を手前に、磐梯山、安達太良山、飯豊山などを見わたせます。
峠の茶屋登山口から茶臼岳、朝日岳、三本槍岳と縦走して三斗小屋温泉に宿泊。翌日は牛ヶ首、噴煙を上げる無間地獄を経て下山する周回コースがおすすめ。麓の街のカフェや雑貨店、ベーカリーなど下山後まで那須を味わいにきてください。
【SHOP INFO】リュネッツ+山の道具屋
- 栃木県那須塩原市豊町8-37
- TEL. 0287-74-2405
- https://lunettes-yamanodouguya.com
- Instagram:@lunettes_yamadougu
【愛媛県】瀬戸内の多島美と、樹齢1,200年の大楠へ。
香川県三豊(みとよ)市から定期船に乗り20分で到着する志々島(ししじま)は、花と巨木と絶景の島です。島にはカラフルで独特なお墓があるなど不思議な空気が流れていてワクワク。島猫に癒やされつつ路地を進めばほどなく山頂(標高109m)で、瀬戸内の島山ならではの風景を堪能できます。
少し戻ると、樹齢1,200年の大楠がドドンと出現。左右50mにも及ぶ枝張りは圧巻で、周りには7月中旬からウバユリが咲き、より一層神秘的に。3時間ほどの島ハイクですが、心に響くすばらしいコースです。
【SHOP INFO】クロスポイント
- 愛媛県西条市中野甲1261-2
- TEL. 0897-58-6373
- https://crosspoint-mt.com
- Instagram:@crosspoint_mountain
※この記事はPEAKS[2024年9月号 No.167]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
▼PEAKS最新号のご購入はAmazonをチェック
SHARE
PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。