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大切な人と訪れたい 家族泊におすすめの山小屋|弥四郎小屋(福島県)

これまでさまざまな山小屋に訪れたことのある山好きさんに、子どもや親を安心して連れて行ける山小屋を紹介してもらいました。

紹介してくれたのは

写真家 飯坂 大さん

4年前に東京から岩手に移住。地域の風土と暮らしの撮影を続ける。ネパールのグレートヒマラヤトレイルを踏査する「GHT Project」を推進中。書籍『山のことを話そう』刊行。

おいしい食事と温かな空間「弥四郎小屋」

幼いころから父がいなかった僕の家族は、母親がひとり、定年後は埼玉で暮らしています。ときどき実家に戻り、旅行や低山ハイキングへ連れて行くことがありました。5年前の夏、コロナ禍で運動不足の母に、尾瀬へ行こうと誘いました。アップダウンも少なく、70歳をすぎた母も楽しんでもらえるのではと考えました。

山小屋は食事もついているので、荷物は少なくて安心。連れていく側と、連れられる側。お互いに期待と適度な緊張感を背負いながら、旅が始まりました。普段に比べて閑散としていた登山口。声のさえずりが響く森のなか、整備された木道は歩きやすい。広い空と、湿原の植物たち。久しぶりに解放された心と体で、母の表情も明るい。途中の昼食は手作りのサンドイッチで腹ごしらえ。目的地の弥四郎小屋に到着してほっとひと息。湧き水を汲み、コーヒーを淹れて、至福の時間。母の幸せそうな顔が忘れられません。

近い未来、家族みんなで、またあの道を歩いてみようと思います。

▲本州最大の湿原・尾瀬ヶ原。魅力的な山小屋が集まり、尾瀬の十字路とも呼ばれる見晴エリアに位置する弥四郎小屋。湿原の景色を堪能できる西端に建ち、山小屋の目の前に湧き出る「弥四郎清水」でも有名。お風呂も完備され、歩いたあとの汗を流せるのもぜいたくだ。おいしい食事と、喫茶、なにより個室があるのもうれしい。

歩きやすい木道をたどって

尾瀬ヶ原に点在する数多くの池塘。ミズバショウのシーズンはもちろん、夏にはヒツジクサやオゼコウホネなどの水草、ニッコウキスゲなど、季節ごとに咲く花を楽しめる。風のない日には逆さに映る燧ヶ岳が見られることも。熊鈴なども持参したい。

弥四郎小屋

住所:福島県南会津郡檜枝岐村燧ケ岳
電話:090-8316-2864
料金:1泊2日(2食付き)12,000 円~
営業期間:5月〜10月下旬

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ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

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