茨城県・常陸太田でランドネ山大学を開催しました！

参加者を乗せたバスが、都内を出発して3時間。地元野菜をたっぷり食べ、満天の星空の世界にどっぷりと浸る。茨城の魅力を満喫する1泊2日の山大学をレポートします！

旅の醍醐味！自然と食に溢れた2日間

旅の目的はさまざまだけれど、どんなときにも外せないのが、訪れた先で楽しむ〝景色〞や〝食〞だったりする。足を運ばないと味わえないものは、47都道府県、各市町村、それぞれに個性があり、旅を充実させる大切な要素だ。
今回、茨城県の常陸太田市をメインフィールドに開催されたランドネ山大学のテーマは、まさに足を運ばないと楽しめない地元野菜と星空。とくに夜の星空観察会で眺めた景色は、都内にいては決して見ることのできない小さな星の光も届くほどの、豊かな自然が広がる常陸太田市だからこそ。
地元野菜や茨城県産のお肉は、シンプルだけど素材の味を感じながらおいしく食べられるBBQスタイルで。好きなお肉、好きな野菜を思う存分味わい、参加者同士、好きなモノの話で盛り上がる。食後には、地元で人気コーヒー店・サザコーヒーのオリジナルブレンドで淹れたコーヒーを――。
上手に旅を楽しむのに大切なのは、地元の素材をたっぷりと味わうこと。茨城県は都内からも近く、日帰りで訪れることもできるけれど、一泊してより深く、時間をかけることで、新しい発見にも出会えた2日間となった。

地元野菜の直売所や、新鮮野菜と茨城県オリジナル米「ふくまる」などがブッフェスタイルでいただけるレストランが併設する「ポケットファームどきどき」にも寄り道。

参加者へのお土産には、「パン工房ぐるぐる」の奥久慈卵のとろ～りクリームパンを。茨城県産のホウレンソウやカラーピーマンなどもお持ち帰り。

2日目には、神聖な空気が漂う「御岩神社」で散策も。

色とりどりの旬をいただく、地元野菜のBBQ体験

アンドレシピの山田さんをゲストに迎え、茨城県産の食材を使ったBBQ 体験がスタート。トマトやアスパラ、カボチャ、しいたけなどのカラフルな野菜に、霜降りの牛肉や豚肉、ソーセージがズラリ！　「素材がいいので、焼くだけでおいしいですよ」と山田さんも太鼓判！

山田さんの準備してくれた、栄養たっぷりの茨城野菜と贅沢なお肉の盛り合わせは、写真映えもして、参加者のテンションは一気にアップ！　好きな食材をお皿に盛り付けて、お楽しみの宴がスタート。

「おいしい～」の言葉が飛び交うBBQ 会場。ジュ～と鉄板で焼けるお肉と野菜の音が食欲をそそる。山田さん特製の野菜スープとごはんで体もポカポカに。今回の人気食材は、真っ赤なトマトとアスパラガス！　お腹いっぱい、ごちそうさまでした～。

◎and recipe／山田英季さん
おいしいものと旅をテーマに、ケータリングやレシピ開発など幅広く活躍する料理家。
http://andrecipe.tokyo/

双眼鏡をおともに！星空観察会

プラトーさとみは、美しい星空が見られる場所としても有名。ビクセン加藤さんによる星空レクチャーで、秋の星座ストーリーをはじめ、星座早見盤の使い方などを覚えいざ展望室へ。北極星や秋の四辺形を探しながら、茨城の星空を堪能。双眼鏡で月を覗くと、はっきりとクレーターも！

星空観察をより詳しく楽しむための星座早見盤の見方を教えてくれた加藤さん。北極星を探すときは、まずはカシオペア座から見つけてみると◎。「秋の夜空は、一面が物語になっているので、おもしろいですよ！」

上）スイッチひとつで屋根が開き、見たい星に角度を合わせてくれる天体望遠鏡アストロさとみ。下）加藤さんの解説を聞きながら、実際の夜空で双眼鏡を使い星を探す参加者。「あ、流れ星！」「秋のひとつ星、フォーマルハウトだ！」

◎ビクセン／加藤公子さん
天体望遠鏡や双眼鏡などの総合光学機器メーカー・ビクセンの星のソムリエ®。

天体観測には双眼鏡を！

星空観察で活躍したビクセンの双眼鏡。持ち運びもしやすく、カラーもかわいいコンパクトタイプのアリーナのほか、広角のアスコットシリーズなどを体感。

今回の開催場所↓↓

プラトーさとみ

大きな風車が目印の、標高780m の高台に建つ宿泊施設。大型望遠鏡のある展望室のほか、バーベキューハウスも完備。本館全15室。
【DATA】
茨城県常陸太田市里川町863-35
TEL.0294-82-4221　
料金：（本館4 名1 室2 食付き）大人7,000 円、子ども5,500 円、幼児3,000 円　※3 名以下で宿泊の場合、別途室料1部屋3,000円必要

Photo/野呂美帆