四角友里のにっぽん“食”名山#12「高見石小屋の揚げパン」
ランドネ 編集部
- 2018年03月23日
【おすすめ】四角友里さん×マーモット×ランドネのトリプルコラボ
アウトドアスタイル・クリエイター四角友里さんとマーモットがコラボした「Yamatabi30」とランドネがコラボ! 森のなかでも稜線上でもしっかりとインパクトを出せる真っ赤なカラーで、シンプルなコーデのワンポイントに。容量を18~35Lまで調整でき、日帰りハイクから山小屋泊登山、旅行にも使い回しが効く仕様。脱着式の背面パッドは休憩時に座布団として使えます。
<使用素材>本体:Spaidalon Rip、底部:X-Pac、雨蓋部:DWR Taffeta
<サイズ>重量550g
<価格>21,450円
「ランドネ別注 Yamatabi30 red」の詳細はこちら
四角友里さんが紹介「高見石小屋の揚げパン」
友人を山に誘う口説き文句はさまざまあるのですが、私のなかで高い成功率を誇る言葉は、「山でおいしい揚げパンを食べよう」です。
北八ヶ岳の「高見石小屋」の『揚げパン』は、注文を受けてから作られるので、いつもできたてホカホカ! 高温の油でツヤツヤに揚げて、砂糖などを手早くまぶしているそう。ひと皿につき2つセットで、味はきな粉とココア、抹茶、チーズの4種類から2つを選べます。定番のきな粉味は、砂糖ときな粉のザラザラした食感とロールパンのふんわりした軽さが絶妙。こぼれる粉を、ひと粒でも食べ逃がすまいと、ぺろりと食べてしまいます。
給食で揚げパンがでた思い出が私にはないのですが、なぜか「なつかしい」とほっとする味。「よくできました!」とハナマルをもらったときのようなご褒美感があるんです。それはきっと、自分だけのためにひと手間をかけて作ってもらった“特別なおやつ”だから。
高見石小屋に立ち寄る人の、なんと6~7割が注文するという看板メニュー。白駒池から苔の森を歩き山小屋までは1時間のハイキングなので、初心者の友人も誘いやすいです。もちろん縦走中の休憩にも。
高見石小屋の揚げパンは、「そそられ度◎、行きやすさ◎」。そして「おいしさ◎」の最高の口説きメニューです。
▲二人分。シンプルだけれど、疲れた体をほっとさせる、やさしい味
※一人2つでも、あっという間にぺろりと食べられます! むしろ足りない(笑)!
▲使い込まれたホーローのカップで呑むコーヒーもおいしい
▲外のテラス席で軽食を食べられる。その他のメニューも豊富で、休憩にぴったりの場所
▲山小屋の雰囲気もすてき。立ち寄るだけでもいいけれど、一泊するのもおすすめ
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コメツガやしらびそ、ダケカンバの原生林に抱かれるように佇む高見石小屋。小屋の裏手にある高見石(大きな石の重なる展望台のような岩場)に上がると森がひらけ、眼下の白駒池や、北アルプス、中央アルプス、浅間山までも見渡せます。また、この場所だからこそ出逢える星空も人気の理由。宿泊者は350ミリの天体望遠鏡を使った星空鑑賞会に参加できます。登山口にちかく、苔むした北八ヶ岳特有の深い森歩きもできるので、初心者の八ヶ岳デビューにおすすめ。雪シーズンはスノーシューも楽しめます。
Data:高見石小屋
TEL 090-4705-7051(山小屋直通)、090-3215-0135(事務所)
営業期間:通年
揚げパン(2コセット)350円
http://www.yatsu-akadake.com/takami-k.html
写真◉網中健太、加戸昭太郎、四角友里
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ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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