「ACO CHiLL CAMP 2018」でアソンダ2日間!
ランドネ 編集部
- 2018年05月31日
雲の切れ間から富士山が顔を出すと、会場にいる人たちはいっせいにカメラを向けていた。
ここは、静岡県御殿場市「富士山 樹空の森」。大人も子どもも自然のなかで、音楽と、遊びと、キャンプが楽しめる“アコチル”が今年も開催された。涼しい風が吹き抜ける富士山のふもと。芝生でゴロゴロと過ごしながらアーティストが奏でる音楽に耳を傾けたり、地産にこだわったお店が作る料理をほおばったり、手を動かし考えながらワークショップを楽しんだり。夜には数えきれないほどの星の下、テントサイトでのんびりと過ごし、仲間と語り合ったり、寝袋の中で耳の奥に残る音の余韻に浸ったり。気持ちが赴くままアソビ尽くした2日間は、小さな子どもの記憶にも深く刻まれ、きっとアウトドアも富士山も、大好きになれたはず。
訪れた人たちが必ず笑顔になれる、アコチル2日間のようすをお届けします!
はじめは雲に覆われ姿を隠していた富士山も、時間が経つにつれてくっきりと輪郭を表し、会場にいる人たちを笑顔にしてくれました。その存在感や、一瞬で心を掴まれる偉大さ。やっぱり富士山ってすごい!
大きなアコチルステージとモニュメントがある芝エリア。芝生にピクニックシートを広げて、自分たちのペースでゆっくりと過ごす人たちも多く、気持ちよさそ~が第一印象。ここで、お気に入りのアーティストのライブを聴いたり、人気お笑い芸人のステージを見るほか、まわりを囲むようにワークショップブースもズラリと並び、終始賑わいをみせていました。
長蛇の列ができていたのは、フライングディスクで輪投げができたKiUブース。成功するとKiUアイテムのプレゼントもあり。“大人の外あそびを応援”ということもあり、夢中になっていたのは大人のほうかも!
キリンディスティラリーブースで体験できたのは、ウイスキー樽を使った「バードコール作り」。好きなテープやシールをペタペタ貼って、ヒモを通せばもう完成。木をきゅっきゅっと回すと、鳥のさえずりに似た音が鳴って鳥たちが集まる!ということで、バードコールを首から下げた子どもたちは、ちょっと得意げな表情。
芝エリアの横にあるアコチルノ森は、木々に囲まれた癒しの場所。木を伝うように張り巡らされたアスレチックは、子どもたちのあそび場として人気を集め、大人のリラックススペースとしても最適でした。
お腹が空いたら腹ごしらえ!ステージ横のフードブースには、御殿場の郷土料理「御殿場みくりやそば」や地元の人気店も多数出展。青空の下で食べるごはんは、とにかくおいしい!
静岡市で人気のハンバーガー店「テキーラダイナー」のアコチルバーガーは、つなぎを一切使わないジューシーなお肉が美味で、アソビ疲れた子どもたちもペロリと食べられちゃう!
チェキ×チャムスブースでは、新型チェキスクエアで写真を撮ってオリジナルフォトフレームを制作するワークショップを開催していました。撮った写真をチェックできる新型チェキなら、撮影に失敗しても大丈夫!私たちも記念に一枚。
とってもいい写真が撮れました~
お腹いっぱい、元気いっぱいの子どもたちが思いっきり遊べる場所が、アコチルの丘。ここにも、たくさんのワークショップブースやフードブースが!
なが~いローラー滑り台を下りた先で楽しめるのは、アコチルの泉で楽しめるSUP(スタンドアップパドルボード)体験やトランポリン。子どもたちのにぎわいは、ここが一番!
裸足になって、飛んで、転んで、とにかく笑いっぱなし!
カラフルなサンダルが並ぶブースでは、好きなパーツを組み合わせて、オリジナルビーチサンダルを作るワークショップを。こんなにカラーが合ったら、迷っちゃいます!アウトドアを思いっきり楽しむなら、まずは足元から。
ワイルドに焚き火も料理も楽しみたい。そんなキャンパーにおすすめな「スウェーデントーチ」も、ここでは丸太から手作りで!
アコチルの丘にもチルアウトステージがあり、ゆるりとした雰囲気で、子どもたちが楽しめるコンテンツやステージが開催されていました。もちろん、後ろには富士山の姿。
ここで気になったフードが、北海道の食材を使ったHIGUMAドーナツ。揚げたてドーナツは、ふわふわもちもち!プレーン、シュガー、シナモンなどがあり、おやつに最適。アイスコーヒーと一緒にいただきました^^
イベント中の宿泊地、キャンプサイトは「御殿場やまぼうしオートキャンプ場」。キャンプインフェスといえば、となりのテントとの距離も近くて、ぎゅうぎゅうのイメージがあるかもしれませんが、ここは気持ちのいい広々としたサイトで、ゆったりとキャンプが楽しめました!コールマンの特設キャンプエリアがあったり、キャンプ場内のトイレや炊事場、シャワー室もキレイなので、アコチルでキャンプデビューという人たちにも、とっても親切。
はじめて参加したアコチル。一緒に遊んだ子どもたちに、なにが一番楽しかった?と聞いてみると、「輪投げとラーメンと、トランポリンと……ぜんぶ!」という答え。子どもにとって、すべてのものがキラキラと輝いて見えていたことは違いなく、大人にとっては、忘れていたものを思い出す場所だったのではないでしょうか。外で寝転んだり、裸足で歩いたり、ただただ外で過ごす時間だけを楽しむ。そこに、心を動かされる懐かしい音楽が流れたら、もうアコチルの虜です。
今回、会場内のすべてを回りきることはできませんでした。でもそれは、自分のお気に入りの場所を見つけて、のんびりと過ごすことができたから。一人ひとりが心地よく楽しめるアコチルは、大人と子どもと、アウトドアと音楽と、富士山と好奇心を繋げる、魅力的なイベントでした!
最後に、会場入り口ゲート横のマーケットで、御殿場産の真っ赤なトマトをゲットしていきました。家に帰ってからもアコチルの余韻は覚めません!
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ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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