【イベントレポート】アンドワンダー×ランドネ 山思うプロジェクト|秋のはじまりを青森・八甲田山で感じる2日間
ランドネ 編集部
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新しい山のマナー。新しい山の楽しみ方。いまの時代にあったかたちを模索しながら、八甲田山荘を拠点に、山の魅力を堪能してきました。
これからの山登りを考えるきっかけに
山をよく知り、守ってくれている山小屋やガイドさんとの出会い。山を愛する仲間とのコミュニケーション。山登りの醍醐味といっても過言ではないそんな楽しみから、コロナの影響で遠ざかってしまっているという声は、読者の方からもよく耳にしている。
でも、改めて考えてみると、そもそも山は、登山者同士が声をかけ合ったり、下る人が道を譲ったりと、 リスクを回避しながら安全に楽しむための心得がある場所だ。そこで、参加者のみなさんといっしょに、新しい山のマナーを考えるきっかけになるようなイベントができないだろうか。デザイナー森美穂子さんを中心とした「アンドワンダー」のスタッフさんたちのそんなアイデアをきっかけに、八甲田山荘さんとのコラボレーションで、イベント開催が実現!ひと足早く秋の気配を帯びた八甲田山で集合した。
山や山小屋での新型コロナウイルス対策がまだしばらく必要な時期ですが、受け入れる山小屋と訪れる私たち登山者が、目線を合わせることで、いままで以上にお互いにとって心地よい山の時間が作れるはずです。
色で感じる季節の変わり目
夏から秋へ、季節の移り変わりを告げる植物や鳥の姿を目で追いながら、トレイルを進む。
おおらかな山並みのなかへ。
アオモリトドマツの森を抜け空へと伸びる稜線へ
ロープウェイ山頂駅から湿原を通り、赤倉岳までの上り道が今回の頑張りどころ。その先の大岳ヒュッテまでは気持ちの良い稜線歩きが続く。初心者でも歩きやすく変化に富んだルートだ。
おいしく楽しい山の時間
八甲田山荘の隠れた名物、プリン。ウエアやアイテムについての情報交換も楽しみのひとつ。弘前の菓子店「スミス」の行動食とアンドワンダーのオリジナルピンバッチを参加者のみなさんにプレゼント
夕食のあとは八甲田山荘とガイドクラブの代表、相馬浩義さんの登山者への思いや、アンドワンダーのデザイナー森さんの山小屋への思いに耳を傾ける。参加者のみなさんの思いも伺って、新しい山のマナーについて改めて考えるきっかけに。
2日目はブナの森が美しい蔦沼へ。曇り空や靄のなかの森もいい雰囲気。ガイドの石館宙平さんから植生や地元住民の生活との関わり、歴史についてお話を聞きながらしっかりと歩く。下山後のご褒美は、平安時代から続くという蔦温泉のお湯♡
【data】
八甲田山荘
標高:2,300m
住所:青森県青森市荒川寒水沢 1-61
TEL:017-728-1512
営業期間:通年営業
※自然のなかで人と人との距離を充分にとれるときや記念撮影のときのみ、会話を控えてマスクを外しています
- BRAND :
- ランドネ
- CREDIT :
- Photo◎後藤武久
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PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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