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イベントレポート|東武特急に乗って会津駒ヶ岳を目指す、1泊2日のテント泊ツアー

なかなか気軽に出かけにくい昨今だからこそ、「山好きのみなさんに快適な旅を楽しんでもらいたい」と、東武鉄道とランドネがコラボレーションして企画した1泊2日のツアー。

新型コロナウイルスの影響を鑑みて、今回は読者インフルエンサー「ランドネたのしみ隊」のメンバー限定かつ少人数制、テント泊にするなどの感染対策を行ないながら、福島県の檜枝岐村を拠点に会津駒ヶ岳の魅力を味わってきました。ここでは、その模様をお届けします。

※自然のなかで人と人との距離を充分にとれるときや、記念撮影のときのみ、会話を控えてマスクを外しています。※イベントは2021年9月に開催。掲載情報は9月現在のものとなります。

いつもより少し贅沢な列車旅

山での時間はもちろん、移動時間だって充実したものにしたい。そんな希望を叶えてくれる東武鉄道の特急列車の旅。浅草駅から東武特急リバティに乗車し、会津高原尾瀬口駅を目指す。

朝9時発のリバティに乗車。「いつも車移動ばかりだから新鮮」「乗り換えなしで会津までアクセスできるのは登山者にとってもうれしいですね」とはメンバーの声。車窓から見える町並みが徐々に田園風景に変わっていき、旅の気分が盛り上がる。

檜枝岐村で過ごす1日

列車にゆられること約3時間。会津高原尾瀬口駅に到着したら、会津バスに乗り換えさらに山奥へ。お昼過ぎに旅の拠点となる檜枝岐村に到着。初日の宿泊地である見通りオートキャンプ場前で降車したら、まずは1日限定のマイホームづくりから。

キャンプ場で明日からの会津駒ヶ岳トレッキングのガイドをお願いしている浅井理人さんと合流し、テント設営のポイントや快適に過ごすコツなどを教えていただく。メンバーのなかにはテント泊が初めてという人もいたが、ガイドの浅井さんやテント泊経験のあるメンバーのサポートもありスムーズに設営完了!

夜ごはんまでの時間にはスペシャルゲスト、COLORS OF MOUNTAINによるたたき染めワークショップを開催。キャンプ場内にある植物のなかから好みの形や色の葉を拾い、それを石でたたきながら布を染めていくというもの。

▲今回のツアーにはCOLORS OF MOUNTAINの宮田有理さん(右)、真田緑さん(中)、鈴木優香さん(左)も参加。草木染めを通して、山の植物が隠しもつ美しい色を探すプロジェクトを実施している。

どの葉がいいかな、この葉はどんな色になるかな? 鮮やかな緑があふれるキャンプ場内を歩きまわり、それぞれが気に入って拾ってきた葉をハンカチに乗せ、石でトントンとリズミカルにたたいていく。いい感じに染まってきたらハンカチを広げて模様を確認。想像していたよりも色が出にくかったり濃くでたり、にじんだりするのも草木染めのおもしろさ。植物の奥深さを学ぶ。最後に色落ちを防ぐためのミョウバン水に漬け込み、みんなでロープに干したらフィニッシュ。個性豊かな作品はテントサイトをすてきに彩っていた。

日が暮れたあとは個別でワンバーナークッキングを楽しみ、明日の会津駒ヶ岳トレッキングに備えて早めに就寝。暑すぎず寒すぎない、気持ちのいい夜を過ごした。

秋の訪れを感じに会津駒ヶ岳を歩く旅へ

2日目。心配していた天気も見事に晴れ、ツアーのメインである会津駒ヶ岳へ。今回歩くのは、滝沢登山口から駒の小屋を経由して山頂を目指すメジャールート。コースタイムは7時間ほど。歩き始めてさっそく立派な木々が生い茂り、土や木の根を踏みしめる感覚の心地よさに「なんて気持ちのいい場所!」とうれしそうなメンバーたち。

あれがミズナラで、あれがブナの木。実をつけているのはオオカメノキとナナカマド、足もとに咲いているのはアキノキリンソウ、ヨツバヒヨドリ……。ガイドの浅井さんが一つひとつ丁寧に、植物の特徴を教えてくれる。山をよく知り、山を愛するガイドさんとのトレッキングだからこそ、気づくことがたくさんある。

やがて視界が開け、思わず「わぁ」と声を揃えるメンバーたち。そこには天空の大広間があった。稜線には木道が敷かれ、展望もよく、燧ヶ岳や至仏山、日光の山々まで眺められる。木道を進んでいくと、黄金色に色づきはじめたキンコウカやイワイチョウなどがじゅうたんのように広がっていた。近くの草花を愛でたり遠くの景色を喜んだりと、とにかく大忙し。

気持ちのいい木道歩きの先には、みんなのお楽しみスポットのひとつ駒の小屋が待っている。そこでお土産を購入したり、駒の大池の脇でお昼休憩をしたりして過ごした。ガイドの浅井さんがメンバーたちに檜枝岐村の名物珍味、サンショウウオをプレゼントするなどのユニークな体験も!

駒の小屋から山頂までは20分ほど。サンショウウオパワーであっという間に登頂! 「想定していたよりも早めに頂上につきましたね。みなさん見事な健脚です!」と笑顔で拍手した浅井さん。

大満足で下山しても、時間はまだお昼過ぎ。山道具の片づけを済ませて、ゆったりお風呂に浸かり、さっぱりしてから帰路につく。帰りの移動も東武特急リバティに身を任せればラクラク。ツアー中に撮影した写真やワークショップで作ったたたき染めのハンカチを見返し、まだ色鮮やかな思い出に浸りながら東京へと戻った。

ツアーのガイドさん

尾瀬マウンテンガイドの浅井理人さん(右)と登山ガイドの平野公樹さん(左)。尾瀬周辺の山々に精通し、四季を通して魅力を発信している。

お立ち寄りスポット

見通りオートキャンプ場

会津駒ヶ岳登山口付近に位置するキャンプ場。近くに川が流れ、林に囲まれているため、夏でも涼しいのが魅力。総合温泉スポーツ施設「アルザ尾瀬の郷」まで徒歩3分で入浴なども可能。

駒の小屋

会津駒ヶ岳山頂下、駒の大池そばに位置する山小屋。収容人数は30人ほどでアットホームな雰囲気が素敵。山好き夫婦がふたりでのんびりと営業していて、登山客の心くすぐるオリジナルグッズにもファンが多い。宿泊の際は必ず予約を。

  • 標高:2,060m
  • 電話番号:080-2024-5375(7:00 ~ 19:20)
  • 営業期間:4月下旬~10月下旬
  • 料金:素泊まり3,000円(寝具付き)
  • https://komanokoya.com

 

東武鉄道とランドネのコラボ動画を公開中!
ぜひチェックしてみてくださいね。

動画はこちらから

 

鉄道に関するお問い合わせ:
東武鉄道お客さまセンター ☎03-5962-0102(9:00~18:00/年中無休 ただし年末年始を除く)
www.tobu.co.jp/odekake/campaign/46

企画協力:
尾瀬檜枝岐温泉観光協会 ☎0241-75-2432 http://www.oze-info.jp
モンベル https://www.montbell.jp

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PROFILE

ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

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