泊まりたい宿から始める山旅。アルプスに囲まれた、長野県のおすすめ宿#1
ランドネ 編集部
- 2021年12月20日
冬、山麓まで白い雪に覆われる長野県。ここでは、宿を拠点にスノーハイクを楽しめる編集部厳選の快適な宿を紹介します。
【白馬村】民宿 ロッジ基
自家製の有機野菜を使った
和食とフレンチの日替り料理
スキー・スノーボード客でにぎわう栂池高原スキー場から車で約5分の、落倉高原にある民宿。名前のとおり、外観も内観も木のぬくもりにあふれる造りで、まるで山小屋のよう。ロッジ基の一番の特徴は、夕食や朝食に自家菜園で育てられた有機野菜が使用されること。野菜のほかにも、日本海直送の魚、生みたての有精卵、山菜など、鮮度の高い食材をふんだんにとりいれている。食後にラウンジで薪ストーブを囲んでゆっくりとできることも、大きな魅力。24時間入浴が可能な、サウナ付きの天然温泉があるので、雪遊びで冷えた身体を芯から温めることができるのも、うれしいところだ。
DATA
長野県北安曇郡白馬村落倉高原14718-199
TEL:0261-72-5245
宿泊:8,500円~/1名1泊(2食付き。2名1室利用時)
アクセス: JR白馬駅から車で約10分(無料送迎あり)
おすすめハイクスポット
「落倉高原」
宿周辺の落倉高原には、静かな森が広がっている。スノーシューでふだんなかなか入れない場所にふみ入れ、新雪のふかふかの雪の上を歩くことが可能。宿周辺は手つかずの自然が残っていて、大自然に住む野生の動物たちと出会える可能性も。
オーナー
小林 肇さん
宿泊の方には、登山口への送迎、山情報の提供、登山ガイドの紹介などを行なっています。ぜひ、冬の白馬へお越しくださいませ!
【飯山市】
コテージ なべくら高原・森の家
雪が建物をすっぽりと包む
豪雪地帯の快適な隠れ家
長野県と新潟県の県境に連なる全長110kmのロングトレイル「信越トレイル」の事務局が置かれている、森のなかの自然体験型宿泊施設。コテージとはいえ、全棟に充分な暖房と寝具が完備されていて、真冬でも快適にすごせる。飯山は県内でも有数の豪雪地帯で、多いときは窓一面が雪で埋まってしまうことも。宿泊者が利用できるラウンジにはカフェや売店、山や森にまつわる本が揃うブックコーナーなどがあり、時間を忘れて寛ぐことができる。森の家の宿泊者には、宿から車で約15分のところにある「いいやま湯滝温泉」の入浴と郷土料理の夕食がセットになったプランもあり、おすすめだ。
DATA
長野県飯山市照岡1571-15
TEL:0269-69-2888
宿泊:7,400円~/1名1泊(素泊まり。暖房料込み。2名1室利用時)
アクセス: JR戸狩野沢温泉駅から車で約15分(9:00~18:00は無料送迎あり)
おすすめハイクスポット
「なべくら高原」
なべくら高原は、1月~3月にかけて積雪が3~4mほどあり、スノーシューを履けば、森の家周辺のブナの森のなかを自由に散策できます。さらに足を延ばせば、一面銀世界の景色が広がり、信越トレイルの尾根まで行くこともできますよ。
支配人
大西宏志さん
初めての方でも安心してスノーシューが楽しめるよう、スタッフがサポートします。豪雪地の非日常をぜひ体感しに来てください!
泊まりたい宿から始める山旅 #2はこちら
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PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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