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四角友里さんに聞きました。ランドネ別注「Yamatabi15 blue」に込めた思い

日帰りハイキングや普段使いにぴったりのサイズ感。青空のように気持ちを明るく照らしてくれるカラー。大地を一歩ずつ歩くことで湧き上がってくる感情をお花に見立てたデザインのワッペン。

アウトドアスタイル・クリエイター四角友里さんとランドネが思いを込めて制作したバックパック「Yamatabi15 blue」を背負って、ハイキングへ。

今回で3度目となるコラボアイテムについて、友里さんとランドネ編集長の佐藤が語り合いました。

 

ランドネ×四角友里×マーモット
Yamatabi15 blue

商品ページはこちらから

 

友里:企画開発に2年ほどかけ、2018年から発売している「Yamatabi(ヤマタビ)」。それまでそれまでもずっとウエアは手がけてきましたが、バックパックを自分が企画するのは恐れ多く感じていました。

でも、さまざまなバックパックを使っていくうちに、自分にとって必要な機能と省いてもいい機能がわかってくるようになって。「こんなシチュエーションでこんな機能があったらいいのに」という具体的なアイデアも沸いてきて、いい落としどころが見えてきたんです。

ランドネ佐藤:Yamatabiの名前にぴったりの仕様ですよね。

友里:山から街に降りてきても、なじむようなバックパックにしたかったんです。

荷物の少ないデイハイクをするときにはコンパクトになって、帰路にお土産をいっぱい買った時にはたっぷり詰め込めるような、サイズの拡張性も大切なポイントです。

ランドネ佐藤:背面側に座布団が収納されているのも、特徴ですよね。

友里:もともとわたしは、東京・三鷹でウルトラライトハイキングを提唱するショップ「ハイカーズデポ」の土屋智哉さんにバックパックを見立ててもらっていたんです。

そこで、軽いバックパックを選ぶことで、体力のない人でも、より遠くまで心の余裕をもちながら歩けると教えていただいて。シンプルな構造のバックパックは自由度も増すんだなと体感し、世界が広がりました。そして経験を重ねるにつれ、自分なりの楽しみ方に合った軽量性と快適性を両立させたバックパックが欲しくなりました。

たとえば、休憩中に背面パッドが座布団代わりにもなり、荷物を詰め終わった後でも、座布団をさっと出し入れできるようにしたかったんです。また細かいストレスを軽減することで心も軽くできるように、トレッキングポールの汚れを気にせず収納できる内蔵ポケットなどもつけました。

底部には強度の高いX-Pacを配していて、ラフに扱いやすいのも嬉しいポイント

ランドネ佐藤:Yamatabi15は容量13〜23ℓまで使えるから、日帰りハイクや普段はもちろん、荷物の少ない山小屋泊でも使えますよね。

友里:従来のYamatabi30(容量18〜35ℓ)に比べて背面が小さい分、小柄な方でも背中におさまりやすくて、体が揺れてもブレにくく、同じ重さでも軽く感じられるかなと思います。バックパック自体も450gと軽いです。

ランドネ佐藤:今回のコラボでは、カラーリングにずいぶん悩みました。

友里:もう少し淡い水色も検討しましたが、元気が出るようなカラーを最終的には選びましたね。デニムのような色なら普段着にも合わせやすいし、キリッとしていて気持ちを明るくしてくれるようなブルーです。

素材は、スパイダロンという蜘蛛の糸のような強度のある繊維を織り込んだ素材で、柔らかくてしなやかな生地。初代Yamatabiから使っていて、思い入れがあります。

ランドネ佐藤:白い線が格子状に入っていることで、スポーティさが緩和されて、より普段着にもなじみやすい仕上がりですよね。

(左:Yamatabi 15 blue、右:Yamatabi 30 X-pac)

友里:そうですね。着物の紬のような風合いの、他のバックパックにはないやさしい雰囲気です。またフロントポケットも着物の襟のように二枚重ねにしていて、メッシュとしっかりとしたナイロンの2層になっています。手前側のメッシュポケットには、濡れた手ぬぐいなど乾かしたいものや外から見えてもいいような可愛いアイテムを入れたり。内側の黒いナイロン 生地には、いまなら除菌シートやゴミなど見せたくないものを入れたり、と使い分けられます。

ランドネ佐藤:シンプルに見えて、ポケットがたくさんありますよね。内側には、ハイドレーションを入れられる大きなポケットと、すぐ取り出したい救急セットやお財布などを入れられる小さなポケットがついていて、キーリングを備えているのも便利です。雨蓋はついていませんが、初心者でも使いこなしやすい仕様ですよね。

 

内部には、大小2つのポケットとキーリングつき。ハイドレーションも収納可能で、吊り下げ用テープを内蔵。

そして、今回のコラボ限定のワッペンも、友里さんのアイデアが形になりました。

友里:以前、ニュージーランドでトレッキングをした時に、登山口近くのお家で使わなくなったブーツに植物を植えているのを見かけたんです。それがとっても可愛くって。

私たちは歩くことで、その場所に根を張るように、大地とつながれる感覚があります。そして、一歩ずつ歩くたびに、お花のように湧き上がる感情が心を満たしてくれます。そんな豊さも表せたらいいなとた。

ランドネ佐藤:フロントのメッシュポケットにはワッペンやピンバッジを付けられるホールがついています。その日の目的地やファッション、気分に合わせて、お好みのバッジに交換したりして、自分仕様にアレンジしながら、山旅のお供にしていただけたら嬉しいです!

 

▼四角友里さん
商品プランナー、着物着付け師の経歴を経たのち、女性のためのアウトドア普及活動をスタート。山スカートを世に広めたことをきっかけに、“山ガールブーム”の火付け役に。アウトドアウエア、ギアの開発から執筆、講演活動まで幅広く行い、アウトドアの楽しみ方を発信している
Instagram:@yuri_yosumi

 

ランドネ×四角友里×マーモット
Yamatabi15 blue

<価格>

17,600円(税込)

<使用素材>

本体:Spaidalon Rip
底部:X-Pac
雨蓋部:DWR Taffeta

ご購入はこちらから

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PROFILE

ゲンキ

FUNQ編集部

ゲンキ

新元号とともにファッション誌『2nd』編集部より、『FUNQ』に電撃移籍してきた新米Webクリエイターなのにディレクター。アイコニックな眼鏡は、買ったばかりのブルーライトカット仕様だ。

新元号とともにファッション誌『2nd』編集部より、『FUNQ』に電撃移籍してきた新米Webクリエイターなのにディレクター。アイコニックな眼鏡は、買ったばかりのブルーライトカット仕様だ。

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