ゴールデンウィークに歩きたい!2泊3日の山旅|ランドネ100楽山(那須岳)
ランドネ 編集部
- 2022年04月18日
長めの休みがあるときは、いつもの週末登山とは異なる、“旅感”多めな山旅にでかけたくなるもの。ここでは、ゴールデンウィークの長期休みに向けて、ランドネ編集部・あにやがおすすめする2泊3日の山旅プランを紹介します!
1日目/ふもとの町で、ゆったり前泊を
初日から山を歩くのもよいけれど、ふもとの町で日々の疲れを、よく寝て、よく食べて癒してから、というのがおすすめしたいスタイルです。那須岳の前泊に訪れたいのは、ゲストハウス「チャウス」。黒磯駅から徒歩約10分。1階には地元生産者さんの作る食材がいただけるレストランや、お買いものが楽しめるマルシェがあります。
建物2階部分にあるお部屋は、ドミトリーのほか、ツインやロフト、和室など、利用シーンによって選ぶことができ、居心地のよさも好きな理由です。またチャウスの向かいにある「リュネッツ+山の道具屋」は、アウトドア好きなら立ち寄りたいお店。そして、「1988 CAFE SHOZO」黒磯本店では、スコーンと焼きチョコ(これが大好き)を買うのが定番です。翌日の山歩きの行動食にしても!
2日目/那須岳(朝日岳)から三斗小屋温泉へ
2日目は朝から那須岳へ。ピークは複数あり、茶臼岳、朝日岳、三本槍岳など。楽しみ方によって歩くルートもさまざまありますが、この日の宿を三斗小屋温泉に決めるなら、那須ロープウェイ山麓駅から歩き始め(ロープウェイには乗らず)、峰ノ茶屋跡避難小屋から朝日岳(標高1,898m)を目指すのがおすすめ。茶臼岳(標高1,915m)を目の前に望めるほか、周りに広がる雄大な山々の姿を見ることができます。1日の歩行時間は、およそ4時間。
三斗小屋温泉には、2軒の山小屋(煙草屋旅館、大黒屋)があり、なんといっても温泉に浸かれるのが魅力。煙草屋旅館には内湯のほか野天風呂もあり、静かな山のなかで特別で、ゆったりとした時間をすごすことができます(シャンプーや石鹸の使用は不可)。お膳で提供されるごはんもおいしく、温まった体にプラスしてお腹も心も満たされ、ぐっすりと眠れること間違いなしです。
3日目/茶臼岳を経由、ふもとで温泉とお土産を
3日目。山小屋で朝食をいただいたあと、姥ヶ平を経由し茶臼岳へ。森林限界を越えた眺望バツグンのコースは、ふもとの町を眼下に見渡せ、山の魅力を再確認できます。体力に余裕があれば、牛ヶ首の分岐から、稜線歩きを楽しみながら南月山(みなみがっさん/標高1,775m)を目指すのもおすすめです。下山には、那須ロープウェイの利用をして。
ふもとに下りてきたら、硫黄の香りが立ち込める白濁した温泉に浸かるもよし、那須街道をメインストリートにあちこち点在するカフェやパン屋に立ち寄るもよし。以前取材でおじゃました「ベーグルクーボー」は、好きなお店のひとつです。もっちり、しっとりとしたベーグルは、そのまま食べてもおいしい!
この山旅プランを参考に、自分好みにアレンジしながら、すてきなお休みをお過ごしください!
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PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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