【かんたん山ごはん】山で「しいたけの肉詰め」を食べるといいってホント?

野菜の栽培の技術が発達し、しいたけも年中おいしいものが出回るようになりました。でも自然の中で育てられる、原木しいたけの旬は春と秋。この時期の原木しいたけは、味や香りが格別なんです。そこで、今回はしいたけを使った山ごはんを紹介します。

山でしいたけを扱うときに、オススメしたいポイントがひとつ! 調理する前にバックパックから取り出し、軽く太陽の光に当ててから使ってみてください。それは、しいたけに含まれる「エルゴステリン」が、日光に当たると「ビタミンD」に変化するからです。ビタミンDには、骨を丈夫にする「カルシウム」の吸収をよくする働きがあるんですよ。

今回はそんなしいたけで肉詰めを作ります。肉だねに加えるしょうがや青じそなどの薬味には、香りや彩りだけでなく、食欲をそそる効果があり、むくみ対策や消化を助けてくれる成分も含まれます。つまり、“しいたけの肉詰め”は、ケガなく健康的に登山を楽しむための体づくりにも一役買ってくれるレシピなのです。

ジューシーで食べごたえ満点! しいたけのピンチョス

【材料】(3個分)

生しいたけ…3枚
鶏ひき肉…50g
青じその千切り…2枚分
しょうがのみじん切り…1/2片分
ポン酢しょうゆ…大さじ1+1/2
塩…ひとつまみ
片栗粉…大さじ1/2
煎りごま(白)…適量
ごま油…適量

自宅での下準備・肉だねを作り、しいたけを下ごしらえする

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ボウルに鶏ひき肉、青じそ、しょうが、ポン酢しょうゆ、塩を入れてよく混ぜ、保存袋に入れて冷凍する(※山で使うとき、袋の角をカットして絞り出す)。しいたけは軸の部分を取り、カサの内側に片栗粉をふって保存袋に入れておく。

ではいよいよ、山での調理に入ります!

1.しいたけに肉だねを詰める

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肉だねの保存袋の角をハサミなどでカットし、しいたけのカサの部分に絞って詰める。

2.焼く

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フライパンを熱してごま油を引き、肉の面から焼く。焼き目がついたら裏返し、スプーン1杯程度の水(分量外)を加えてふたをし、火が通ったらごまをふる。

でき上がり!

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肉だねって便利ですね。冷凍保存で約2週間もつので、時間があるときに作っておけば、おうちごはんにも役立ちますよ。同じ肉だねを使うヘルシーなさっぱり焼きそば(写真左)のレシピも必見。しいたけのピンチョスと合わせてどうぞ!

※本コーナーで紹介しているレシピは、ランドネ 2017年5月号 No.87のp93で掲載しています。

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○カノウヒナタ(KIPPIS)
アウトドアパーティを主催するKIPPISでフードスタイリストを担当。管理栄養士の資格をもつ。時間を見つけては山に登り、おいしいごはんを作って食べることが喜び。
www.kippis.me

(写真:猪俣慎吾(KIPPIS) 文:長嶺李砂)

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