【京都ハイキング】愛宕山から嵐山へ。山も町も楽しめる王道コース

ぐるりと山に取り巻かれ、ビギナーにも歩きやすいハイキングコースがいっぱいの京都。せっかく訪れるなら観光名所と山歩き、どちらも楽しみたい! そんな欲ばりさんにぴったりなのが、「あたごさん」と呼んで京都人に親しまれる信仰の山・愛宕山を登るコース。神社仏閣あり、絶景あり、下山後には嵐山に立ち寄ってグルメまで堪能できるというおまけつき。ひと味違う京都の魅力が味わえる、おすすめルート&スポットをご紹介しよう。

京のシンボル「愛宕山」をめぐろう

山頂に火伏せの神の総社・愛宕神社を祀る愛宕山。一の鳥居から山頂まで五十丁ある表登山道には、今が何丁目かを教える丁石やお地蔵さんが。信仰の歴史を感じながら、古都ならではの山歩きを楽しんで。
1-2 【1】登山口付近の清滝川。どの季節でも美しいが、新緑や紅葉の風情はため息もの(写真上左)。
【2】登山起点となる二の鳥居をくぐり、いざ出発! ちなみに、一の鳥居は一つ手前のバス停「鳥居本」そばにある創業400年(写真上右)。
3 【3】道幅が広く歩きやすい表登山道。登りが続くのでいささかハードだが、木漏れ日のシャワーに癒される。
4-6 【4】京都の街を一望できる七合目休憩所を経て、水尾との分岐点に至る。水尾は柚子の産地なので、旬の季節にはそちらへ下るのも◎(写真上左)。
【5】名所のひとつである黒門は、明治の神仏分離令までこの地にあった白雲寺の京都側の総門。ここまで登れば山頂はもうすぐ!(写真右)
【6】京都北部の展望。山頂の愛宕神社から月輪寺方面へ下る前に、北方にある三等三角点へ立ち寄ると、こんな絶景が! 月輪寺は重要文化財を含む平安時代の仏像が見どころだ(写真下左)。
7 【7】空也の滝入口まで下山したら、ゴールまであとひと踏ん張り。川沿いの静かな林道を歩いて清滝バス停へ。

コース&アクセスをチェック!

【コース】計5時間20分
清滝バス停
↓2時間
水尾の分かれ
↓40分
愛宕神社
↓40分
月輪寺
↓1時間40分
清滝バス停
↓20分(バス)
阪急嵐山駅
京都MAP1 【アクセス】
愛宕山登山口は阪急嵐山駅から京都バスにて約20分、「清滝」下車すぐ。帰りは逆ルート。観光シーズンはバスが進まず、所要時間が大きく引き伸ばされるため、余裕をもったスケジュールでお出かけを。

下山後は嵐山で絶品グルメに舌鼓

◎味も雰囲気も抜群「コーヒーショップ ヤマモト」
ヤマモトのカツサンド 昭和44年からこの地に根ざす、落ち着いた佇まいの純喫茶。自家焙煎コーヒーはもちろん、国産和牛を使用した自家製カツサンド(1500円)をはじめとするフードは、どれも絶品。新丸太町通から愛宕山の参道に向かうハイキング客にも人気のスポットで、山歩きの前に立ち寄り、名物サンドをテイクアウトする常連客も多いのだとか。
差し替えヤマモト 【DATA】
●コーヒーショップ ヤマモト
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺瀬戸川町9-7
電話:075-871-4454
営業時間:7:00~ 19:00(L.O.18:40)
定休日:木曜(祝日の場合は翌日)
※テイクアウトは事前予約がベター
アクセス:JR嵯峨嵐山駅北口から徒歩約10分

◎洋食屋さんならではの味わい「加哩 西原」
西原 向かいにある「洋食 西原」がオープンした、スタイリッシュなカレー専門店。洋食で使う魚介のダシに牛すじと香味野菜を加えて8時間じっくり煮込んだカレー(864円)は、とろとろになった牛すじの甘さがたまらないおいしさ(※写真上は養老豚のロースかつ324円をトッピング)。「ワインに合うカレー」のコンセプト通り、約8種の厳選ワインと一緒に味わいたい。
西原店内1 【DATA】
●加哩 西原(かれー にしはら)
住所:京都府京都市右京区嵯峨大覚寺門前八軒町17-4 アークハイツ嵯峨嵐山1F
電話:075-468-1105
営業時間:11:30~14:30(L.O.14:00)、17:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
アクセス:JR嵯峨嵐山駅北口から徒歩約3分

※店名にある「加哩」の『加』の字は、『口』へんに『加』が正式な表記です。

京都には市街地を囲む山をひと筆書きで歩ける「京都一周トレイル」や東海自然歩道なども整備されているので、自分好みのプランを組むのも一興。山歩きと町歩きを組み合わせた新しい京都の楽しみ方に、すっかりハマってしまいそう。

(出典:『ランドネ 2018年1月号 No.95[付録あり]』)

(エイサイト編集部 ヨシダ)

SHARE

PROFILE

FUNQ

趣味の時代に読むメディア

FUNQ

趣味の専門誌を届けてきた私たちが世界中の人に向けて、趣味の世界への入り口をつくりました。彩りに満ちた人生の新たな1ページが、ここから始まります。

FUNQの記事一覧

趣味の専門誌を届けてきた私たちが世界中の人に向けて、趣味の世界への入り口をつくりました。彩りに満ちた人生の新たな1ページが、ここから始まります。

FUNQの記事一覧

ランドネ TOPへ

No more pages to load