みんなどうしている? 山ガールの『女子ならでは』のお悩みに答えます!
ランドネ 編集部
- 2018年06月07日
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山小屋ではいつ、どこで着替えている?
アウトドアが気持ちいい季節到来! 山小屋を利用した登山も、いよいよオンシーズンの賑わいを見せてきます。
ところで、山小屋では、相部屋・雑魚寝が一般的。すると当然、着替えるときはどうしたらいいの? 生理のときは? といった女子ならではの悩みも出てきます。慣れないうちは、楽しさより不安が先に立ってしまうかもしれません。そこで、山小屋泊経験豊富で女子力の高い4人に、人には聞きづらい、そんな悩みをぶつけてみました。
お聞きしたのは、『midorinotent』主宰のクドウマユコさん、登山ガイド・ヨガインストラクターの松下沙織さん、イラストレーターの木下綾乃さん、料理創作ユニットGomaの中村亮子さん、以上4名の皆さん。
さっそく、「山小屋ではいつ、どこで着替えている?」と聞いてみたところ、「小屋に到着してすぐ、Tシャツとブラ、靴下を取り替えます。カーテンや扉の陰など角になる場所や、男性がいない時間を狙ってささっと。同時に汗拭きシートで体を拭きます」(木下さん)。「たまに、他の登山者と協力し合って、着替えることもあります」(クドウさん)とのこと。
4人とも時間帯や場所を見計らって、さっと着替えてしまうとのこと。人の出入りが多い場合は更衣室の有り無しを確認し、ない場合はトイレを利用するのもひとつです。
髪形がぺちゃんこになってしまう問題、対策は?
帽子をかぶって汗をかくと、髪型がぺちゃんこになってしまうこともあります。「小屋用に、行動用とは別の帽子もしくはヘアバンドを持参しています」(クドウさん)。「ターバンを一つ持っていくと気分も変わって一石二鳥」(中村さん)。「みんなぺちゃんこなので、あまり気にしないようにしてます」(木下さん)。「ヘアケア用のスプレー缶などは、高所で破損の可能性のあるので避けたほうがいいですね」(松下さん)とのアドバイスもいただきました。
メイク用品はどのぐらい持って行っている?
「BBクリーム、UVカットのパウダー、眉マスカラ、UVカットのリップバーム、顔と全身兼用できる日焼け止めを一つ」(中村さん)など、基本はベースメイク用品のみという声が多かったようです。
メイク落としはいつ、どうしている?
小屋に着いてからメイク落としシートで落とし、水道が使える場合は軽く水で洗って、化粧水などでケアするという声が多数。「化粧水で拭き取る程度。マスカラは取らずにそのままです」(クドウさん)「最初から落ちにくいマスカラなどはあまりせず、薄めのメイクで」(中村さん)とも。
お風呂に入れないとき、何か工夫していることはある?
汗拭きシートで体を拭く他にも、いろいろなアイデアが上がってきました。
「ハッカ油のスプレーは消臭効果、リフレッシュ効果、虫除け効果と山では大活躍です」(クドウさん)。「手ぬぐいを濡らして絞って、ハッカ油を一滴垂らしたもので身体を拭けば、清潔だしスッキリとした気分に。好きなアロマ油を一つ持っていってもよいと思います」(中村さん)。「メリノウールのTシャツは体臭を抑えてくれます。小屋にお風呂がないと、下山後の温泉が数倍気持ちよくなるので、逆になくてよいとすら思います」(木下さん)。考え方次第ですね。
クドウさんは精製水と無水エタノールでハッカ油スプレーを自作しているそう。
生理のときはどうしている?
「ゴミは山小屋から持ち帰らなければいけないので、色付きビニール袋+厚手の密封式ビニール袋を用意し、念のため生理用の痛み止めを持っていきます」(中村さん)。「普段は布ナプキンを使用していますが、山に持っていくには大変なので、オーガニックコットンを使用した紙ナプキンを持参しています」(クドウさん)。また、「下山後の温泉が、登山に出かけるときの大きな目的なので、アプリなどでチェックして、生理日は必ず避けます」(木下さん)という声も。
率直な意見に「みんなも同じように苦労しているんだな」とホッとしたり、便利そうなアイテムに「次に行くときは持っていこう」と張り切ったり。いずれにしても、あまり気にしすぎないのがいいようですね。伸び伸びと楽しむ気持ちを一番に、この夏も素敵な思い出をたくさん作ってください。
(出典:『ランドネアーカイブ 山登りの教科書』)
(編集 M)
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ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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