マイナスイオンたっぷり! 夏のトレッキングは滝を目指そう
ランドネ 編集部
- 2018年06月17日
いよいよ夏山シーズン。蒸し暑い街に背を向け、清涼な滝を目指すトレッキングはいかがだろうか? 水の流れが造り出す美しい景観と涼やかな水の音は、夏の山旅のハイライトにぴったり。初心者でも気持ちよく歩ける3つのコースをお届けしよう。
大迫力の滝を目指して大湿原を歩く「戦場ヶ原」コース
栃木県にある広大な湿原、戦場ヶ原を行くコース。道中の湯滝と、目指す竜頭の滝は迫力満点! 高山植物が咲き始める新緑の頃、草紅葉や木々が色づく紅葉の頃は特におすすめ。木道などで道が整備されており、初心者でも歩きやすいのも◎。
●アクセス:行きは東武日光駅から湯元温泉まで路線バスで約1時間25分。帰りは竜頭の滝から東武日光駅まで路線バスで約1時間。
●ルート:約2時間55分
日光湯元ビジターセンター
↓40分
湯滝
↓40分
小田代橋
↓1時間10分
石楠花橋
↓25分
竜頭の滝
苔に彩られた沢伝いの路を行く「棒ノ折山」コース
埼玉県は棒ノ折山のコースは、苔に覆われた沢伝いの路を歩くアドベンチャー気分たっぷりのもの。天狗の滝や白孔雀の滝などが次々と現れ、その景観美に圧倒される。山頂から一望できる奥武蔵方面の大パノラマも見どころ。雨の日は足元に注意して!
●アクセス:飯能駅からさわらびの湯バス停まで国際興業バスで約40分。
●ルート:約4時間30分
さわらびの湯バス停
↓25分
白谷橋
↓1時間30分
岩茸石
↓40分
棒ノ折山
↓25分
岩茸石
↓1時間30分(名栗渓谷経由)
さわらびの湯バス停
【近くのオススメスポット】
天然温泉施設「さわらびの湯」では、地元の木材を使った露天風呂を日帰り入浴でも楽しめる。ハイキングの疲れもスッキリ解消!
住所:埼玉県飯能市大字下名栗685
大小さまざまな滝が楽しめる「猪八重渓谷」コース
大小さまざまな滝が森の中に点在し、苔の宝庫としても知られる宮崎県の猪八重渓谷。コースの中でも、流合の滝と五重の滝は特に見ごたえがある。「アップダウンもほとんどなく、沢沿いの森を気持ちよく歩けます。夏は、川で子どもと泳ぐのが楽しみ」(編集者・ヨガティーチャー:横溝千乃さん)。
●アクセス:JR北郷駅からタクシーで約15分。徒歩約1時間。
●ルート:約1時間30分
駐車場
↓10分
登山道入口
↓10分
発電所跡
↓1時間
流合の滝
↓10分
五重の滝
【近くのオススメスポット】
「森の足湯カフェ ぱちゃママ」は、地元の無農薬野菜や北郷の温泉水・湧き水を使った手作りランチやおやつが人気。
住所:宮崎県日南市北郷町郷之原甲3017-1
トレッキングの醍醐味はいろいろあるが、暑い夏は涼を求めて歩くのもまた一興。滝を眺めながらマイナスイオンをたっぷり浴びれば、身も心も癒されて、いいリフレッシュになりそう。
(出典:『ランドネ 2018年7月号』)
(エイサイト編集部・ヨシダ)
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PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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