BRAND

  • Lightning
  • 2nd(セカンド)
  • CLUTCH Magazine
  • EVEN
  • BiCYCLE CLUB
  • RUNNING style
  • NALU
  • BLADES(ブレード)
  • RIDERS CLUB
  • CLUB HARLEY
  • DUCATI Magazine
  • flick!
  • じゆけんTV
  • 湘南スタイルmagazine
  • ハワイスタイル
  • トリコガイドシリーズ
  • buono
  • ei cooking
  • Yogini
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD

「だから、私は山へ行く」 #02 AYUMIさん

北海道に生まれ、自然を身近に感じて育ったというモデルのAYUMIさん。結婚・出産を機にアウトドアデビュー。いまはできるだけ家族の時間を自然のなかで過ごしたいと語る。

子どもたちの成長に合わせ遊び方もステップアップ

肩の力の抜けた、ナチュラルなライフスタイルが、多くの女性に支持されているモデルのAYUMIさん。プライベートでは夫と中学1年生の息子、小学4年生の娘の4人暮らしで、休日には家族でキャンプを楽しむアウトドア派。娘が5歳の誕生日を迎えたころからは、キャンプと並行して山登りを楽しんでいるという。

「山はもともと、旦那さんの趣味。私はとくに興味はなく、なぜわざわざ疲れることをするのかと思って見ていたんです。でも、子どもたちが成長して体力がついてくると、キャンプの次は山登りかなと自然に思えるようになりました」

記念すべき初登山の舞台は、神奈川県の矢倉岳。土の匂いや鳥の声、風の音、木々の緑に差し込む光――。大変そうだとしか思っていなかった登山の印象が、そのときガラリと変わったと振り返る。

「疲れましたし、辛いと感じる瞬間もありましたけど、それ以上に楽しいな、気持ちいいなという感情がはるかに大きかったんです。山頂に着くころにはヘトヘトでしたが、子どもたちは走り回っていましたからね。驚きました」

 当時の記憶を思い起こしながら、AYUMIさんは楽しそうに笑う。

「矢倉岳を選んだ理由?う〜ん、確かに入門の山としては王道じゃないですね。我が家では綿密にリサーチする習慣がないので、ルートにしてもハードなところを選びがちで。山ですれ違う人からも、〝よく歩けたね〞と驚かれます(笑)」

 ただし、無理はしない。歩くペースはコースタイムの1・5〜2倍かけてゆっくりと。休憩もこまめに、たっぷりとるよう心がけている。

「木の根の多いところは、ここに足をかけて登ろうとか。この先は危ないから回り込むように行こうとか。山道というのは、自然の生み出したアスレチック。子どもたちは楽しんでいますし、私にとってもいい運動になっています」

丁寧な暮らしを心がけ、食事も手づくりを心がけているAYUMIさん。いっぽうで、山に行くときくらいは、ジャンクフードも解禁という特別ルールを設けているそう。

「以前は、お弁当を持参したり、簡単な山ごはんを作って食べたりしていました。ただ最近は、子どもたちがコンビニで買って食べるということをしたがるので、登山に出かける日は自由にさせています」

基本的に、山登りは日帰りが中心。近場の1000m前後の山に登り、立ち寄り温泉でリフレッシュして帰ってくるのが定番コースだ。

「登山の頻度が増えたのは、息子がサッカーを始めたり、土日に子どもの予定が入るようになったことも関係していて。キャンプに行くからには2泊はしたいけれど、土日どちらかしか休めないなら、迷わず山ですね。登山なら、日帰りでも充分に楽しめますから」

そうして、ライフスタイルの変化に伴い、アウトドアの中心はキャンプから山へとシフト。子どもの成長に合わせて、歩行距離を伸ばし、より標高の高い山へと、徐々にステップアップしているという。

昨年は、夏の一大イベントとして、富士登山にも挑戦。天気に恵まれ、渋滞に遭うこともなく、満天の星空に、鮮やかな日の出、雲海と、富士山の魅力を余すところなく見せてもらえたような旅だったと、AYUMIさんは目を輝かせる。

「はじめての山小屋泊も楽しくて、すばらしい経験になりました。富士山に登れたことは、子どもたちにも自信になったみたい。標高の高い山は景色が違うと聞くので、これから少しずつステップアップしていけたらと思っています」

今年のゴールデンウィークには、宿坊体験のできる七面山へ。その後は5日間のキャンプと、アウトドア三昧な1週間を過ごした。

「ものにあふれた生活を離れ、足りない暮らしを味わうことで、これだけで充分に幸せだよね、ということを子どもたちに感じてほしくて。私も若いころには、設備の整った温泉が好きだったりしたのですが、年々、豊かさの尺度が変わってきたように感じていて。いまは何もない自然に心惹かれるんです」

あえて言葉にしなくても、子どもたちも自然のなかで、多くのことを感じてくれているはず――。その柔らかな笑顔から、子どもたちへの深い愛情が伝わってくる。

家族みんなで歌いながら山を歩き、焚き火を囲んで話し込む。そんな何気ない日常をいまは慈しみたいと、AYUMIさんは続ける。

「子どもたちには、いつか懐かしく思い出せる家族の記憶をたくさん残してあげられたら。5年後には夫婦ふたりだけ、という状況になっているかもしれないですし、いまはできる限り、家族で過ごせる貴重な時間を大切にしたいと思っています」

 

 

AYUMI

雑誌や広告を中心に活躍。ローフードマイスター1級などの資格をもち、得意の料理を生かしたインスタグラム(@ayumiayunko)「#AYUMIご飯」も人気。著書に「ローフード・発酵・雑穀でつくるAYUMIごはん」(主婦と生活社)など

写真◎矢島慎一
文◎宇田川有佳

SHARE

PROFILE

ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

No more pages to load