スコーロンなら虫・汗・日焼けも怖くない！“着る防虫”で夏の山旅を快適に

ランドネ /

ランドネ編集部

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青葉がみずみずしい夏山は虫や汗、日焼け対策が忙しく、女性にとっては悩ましい季節でもあります。そこで山歩きを快適にするアイテムを、アウトドア用品専門店・好日山荘のもっちーに教えてもらいました。

右）ランドネ編集部にのみや
昔から汗っかきで虫に刺されやすく、毎年夏になるとこんがりに！　肌のケアのためにも、解決方法を模索しているアラサー。もっちーとは大学時代のワンダーフォーゲル部の先輩後輩の関係。

左）好日山荘おとな女子登山部もっちー
アウトドアの楽しみを多くの人と共有したいという思いから、好日山荘に入社。女性社員で構成される部活動・おとな女子登山部に所属する。

心地よくストレスフリーだから、思い出話にも花が咲く

今年の夏は涼しいのか、暑いのか。新しい季節の訪れにわくわくしながらウエアの新調を考える。そんなときふと、学生時代の後輩でいまは好日山荘で働くもっちーの存在を思い出し連絡をとった。

「スコーロンという防虫素材を使ったアイテムがおすすめですよ。私が働いているお店でも、この時期になるとお買い求めに来られるお客さんが増えるんです」

スコーロン。その存在は知っていたものまだ使ったことがなかった。

「ひさびさにいっしょに山行きません？　鈴鹿の山を案内します！」

いまは名古屋で暮らすもっちーとは活動拠点が異なり、お互い忙しく過ごしていたら、なかなか会えずにいた。私が会いたいねと言う前に誘ってくれたことがうれしくて、すぐさま名古屋に向かう計画を立てた。もっちーがおすすめしてくれたスコーロンのウエアを準備して。

椿大神社（つばきおおかみやしろ）の御神体である入道ヶ岳。落ち椿を登山道で見つけたら、夏山シーズンの始まり。

「今日は暖かくて虫が多そうだったので、私もスコーロンを着てきちゃいました！」

トップスもボトムスも、スコーロンで身を包んだもっちーが案内してくれたのは、鈴鹿セブンマウンテンのひとつ入道ヶ岳。前日が雨だったこともあり、山はみずみずしく、太陽の光が差し込むたびに木々や草花がキラキラと輝いた。

しばらくぶりのおしゃべりは仕事のこと、恋愛のこと、行きたい場所や会いたい人のこと。思い出話に花を咲かせながら、急勾配が続く北尾根コースをぐんぐん突き進む。気づけば汗だくだ。だけどウエアの生地がさらさらで、あまり気にならない。そういえば意識してみると虫も寄ってきていない気がする……。

アセビやイヌツゲの群落が美しい。常緑の広葉樹が広がる森は、まるでおとぎ話の世界のよう。

「もうすぐ稜線ですよ！」

もっちーの合図とともにアセビの群落地をくぐり抜けると、そこには天空の草原が広がっていた。心地いい稜線歩きを楽しんだら、あっという間に山頂だ。まだだれもいない貸し切りの入道ヶ岳のてっぺんでふたりきり、くつろぎの時間を過ごす。

思えば学生時代は毎日をともに過ごしたもっちー。ひさびさの再会でも、いっしょに山を歩いて笑い合えば、すぐにだって当時のように戻れる。そんな気持ちを思い出させてくれたのも、山のおかげなのかもしれない。

スコーロンとは？

アウトドアブランドのフォックスファイヤーが採用している防虫素材「SCORON（スコーロン）」。アース製薬と帝人フロンティアが共同開発した独自素材で、繊維に虫を寄せつけない特殊加工を施している。生地表面にとまった虫が触覚と足先の感覚器でスコーロンを感知逃げていく、という画期的な素材だ。また、UVカットや吸汗速乾機能など、アウトドアシーンにおいて必要な機能を兼ね備え、洗濯耐久性もバツグン！

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