都心から1時間、1歩入るとそこはジャングルだった！（神奈川県・衣張山／標高121m）│親子でアウトドア

向かったのは、鎌倉の街並みが一望できるという、衣張山。冒険島に入ったような登山口、登り始めから大興奮でした！

オンロードを歩くのはやっぱり大変！

ルート計画は、鎌倉駅～鶴岡八幡宮～衣張山～大切岸～名越切通し～長勝寺バス停～鎌倉駅。歩く距離は約5kmです。

スタート＆ゴールになる鎌倉駅は全国的にもよく知られている観光地。

鎌倉駅から鶴ヶ丘八幡宮へ続く「小町通り商店街」は、コロッケやソフトクリームなどの食べ歩きやカフェ、居酒屋など飲食店が建ち並んだにぎやかな通りです。

下山後にちょっと1杯ができるかな？なんて思いながら、お店をチェックしていました♪

7歳の息子のおみくじには「試験：全部もう一通り勉強しなさい」と書いてあり、大爆笑。先日0点のテストを持って帰ってきたことを、なぜか神様は知っていたんです。

鶴ヶ丘八幡宮から30分以上歩いていたので、イヤな予感がしていました。

この日は最高気温26℃。急に暑くなり、まだ体が暑さに慣れていません。暑い中、オンロードを歩くのは子どもたちにとってとても苦痛なことです。

案の定。7歳児たちは「山登りに行きたいと言ってない！」と。

あ～最悪です。

お菓子休憩を入れたり、お水を飲んだり、いなしながら登山口に到着。

※登山口の近くまで鎌倉駅からバスあり。「杉本観音」で下車。

登山口のお出迎えは倒れた巨木たち

登山口と思われるところには何本も巨木が倒れていました。通行止めなのか？　ここが登山口ではないのか？　冒険心をくすぐるこの光景は、7歳児たちの不機嫌を一気に吹き飛ばし、とりあえず行ってみよう！ということになりました。

何本か越えると、登山道になり、少し進むと、もうそこはジャングル！

いくつもの鳥の声が響いていて、まるで恐竜時代にタイムスリップしたような雰囲気に、子どもたちは自然と探検隊となり、意気揚々と登って行きました。

山頂まではあっという間。今回は山頂でオニギリを食べて、ゆっくりと下山。

お風呂屋さんがないのが、ちょっと残念。日曜の15時くらい、天気もよかったので、駅周辺はすごく混んでいて、ふもとのカフェタイムをあきらめて、帰路につきました。

うまっ！とソフトクリームを食べたら、帰る気満々になってしまいました。

人工的に切り出された断崖も！

お猿畠の大切岸。断崖が数百メートルも続く

断崖に横長の四角い穴を開けて、石塔などをたてて納骨や供養していた

名越切通。岩を切り、鎌倉から三浦半島への陸路として活用されていたそう

衣張山（鎌倉）

標高121mの低山。ふもとの鎌倉駅周辺は観光地ならでは、カフェや食べ歩きできるスナック、かき氷、お土産屋さんなどのお店が充実している

コース

鎌倉駅(09:40／トイレ)～鶴岡八幡宮(10:00／トイレ)[休憩30分]～岐れ路(10:45)～杉本観音バス停(11:15)[休憩 10分]～衣張山北峰(12:35) [休憩 30分]～衣張山・名越分岐(12:50)～名越切通(13:13)[休憩 10分]～長勝寺バス停(13:53)～鎌倉駅(14:28／トイレ)