高尾山口駅から南高尾エリアへ。高尾の山をぐるりと回る、外周コースを歩く
ランドネ 編集部
- 2022年06月13日
登山者や観光客で賑わう高尾山周辺には、「南高尾」と呼ばれるエリアがあります。ここでは、高尾の山の魅力を一歩深く味わえる南高尾のルートと楽しみ方を紹介します!
草戸山から城山へ【歩行時間6時間50分】
高尾山口駅前に集まる、たくさんの人たちが向かう方向とは異なる、国道から少しそれた住宅街を抜けた先の登山口から山道へと入り、「南高尾山稜」と呼ばれる稜線上をつなぐルートです。明るい樹林帯が続き、休憩しやすいポイントも多数。途中には、木の根の階段もあり、ゆっくりと焦らずに進めば問題なし。
歩き始めてから3時間ほど。利根川の流れる南側の景色が開ける見晴台に到着。歩き始めの樹林帯や、草戸山周辺の景色とはガラリと変わり、奥へ奥へと歩き続けていることを実感することができる場所です。
このルート上で忘れずに立ち寄りたい(&写真を撮りたい)のが、このリュック掛け。見晴台のあたりから、コンピラ山のあいだに設置されており、登山者の癒しスポットの象徴です。リュック掛けの近くに、イスやテーブルが置かれている場所もあるので、ここで過ごす時間をゆっくりとるのも◎。
行動食には、高尾山口駅前に立つ宿泊施設「タカオネ」の売店で購入できるミックスナッツ(写真右)を、ぜひ。タカオネで前泊をして、ゆっくりと過ごしながら体の調子を整え、翌日朝から登山を楽しむのもおすすめの楽しみ方です。
コンピラ山をすぎ、大垂水峠、城山へと向かうルートの後半は、しっとりとした森のなかへ。1日をたっぷりと使いながら歩くルートのため、行程に不安がある場合は、草戸山までの往復や、西山峠から高尾山口駅を目指すルートに入るなど、アレンジすることも。知らなかった高尾の魅力を確かめに、足を運んでみてください!
(おすすめルート)高尾山口駅~(15分)~四辻分岐~(1時間15分)~草戸峠~(10分)~草戸山~(1時間)~西山峠~(40分)~中沢山~(1時間)~大垂水峠~(1時間10分)~城山~(1時間20分)~日影バス停
最新号「ランドネNo.124 7月号」では、高尾エリアのルートやふもとの情報がたっぷりと紹介されています。こちらもチェックしてみてください!
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ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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